犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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雨の日と月曜日と花粉症

2019年03月11日 | からだ
もう、毎日犬とウンコの話にしようかと思ったが、
なぜか読者数がひどく減った。
理由はともかく、通常営業に戻る。



因果関係と相関関係を見誤っている事は、よく見かけると思う。
ある事が原因になって他の何かが結果として起こるのが、因果関係。
ある事が原因で起きた、他の何かと別の何かの間の関係が、相関関係。
因果関係と相関関係は、喩えて言えば親子と兄弟くらいの違いが有る。

例えば、
朝ごはんを食べない子は成績が悪い、という言説が有る。
しっかり勉強するためには朝ごはんを食べましょう、ともっともらしく言う。
そこに因果関係が有るのか。

寝坊して時間が無かったから朝ごはんを食べていない。
いつも朝ごはんを食べる時間が無い。
朝ごはんを食べる時間を取るだけ早く起きられない。
起きられないのはなぜかというと、夜更かしをしたから。
夜更かしをしたわけではないけど朝は起きられない。

あるいは、
落ち着いて勉強したり朝ごはんを食べたりする環境が家に無い。

朝ごはんなのか。
朝ごはんという言葉の中の、どの要素が成績に関わってくるのか。
栄養分さえ有ればいいのか。
脳には糖分が必要だ、糖分を摂れば良い、という言説も有る。
では糖分だけ摂れば良いのか。

たとえば、朝ごはんを食べる、食べ物を噛む、
噛むことの振動でそこいらの何かが刺激される、刺激によって何かが分泌される、
その何かによって脳のどこいらかの働きが良くなる、
などといった関連も想定できなくはないか。

また、朝ごはんを食べていなかった子が朝ごはんを食べるようになったら成績が上がった、
という事実は認められたか。

記憶を定着させるには睡眠が必要だ、という。
これを前提としたら、夕方や夜に勉強した後、睡眠をしっかり取らないと
勉強の成果は上がらないということになる。

朝ごはんと言っているのは、朝ごはんそのものではなく、
朝ごはんの時間を取るための生活環境や生活習慣なのではないか。



なんだってこんなことを私がねちねち考えるかというと。

鍼灸学校時代の同級生が、言う。
「す~さんは花粉症ですか?」
ああ。今日はとても花粉が多いっていう日に
一日くしゃみ鼻水目のかゆみが止まらない、っていうことが有るなあ。
でもそれはシーズンに3,4回だけだし、
数年前からは顔にぶっかけるスプレーを使うことでほとんど症状は出てないから、
楽なもんよ。

「〇〇会の先生が、花粉症の原因は花粉じゃない、って言ってました。
気温差だと。」
あちゃー。
「気温が上昇した時にアレルギー症状が出る。
それがちょうど花粉が多く飛ぶ日なんです、と。」

気温差アレルギーの出る条件と、花粉が多く飛ぶ条件が
一致している。ということなのだ。

ではまったく花粉はアレルギーに関わっていないのか。
と言うと、抗体検査に出るのだから皆無ではないのだろう。
抗体検査をして陽性反応も出ないのに、花粉症の時期に花粉症的な症状があらわれるなら、
気温差のせいかもしれない。

春なのーねー
はなたーれですーかー♪

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