これはかぶれる毛虫ではない。
だからってわざわざ触ってみようとは思わないが。
※
2週間前に茶毒蛾の毛虫にかぶれた。
体温が上がると痒くなる。
蚊に刺されて痒くなると、ついでにかぶれの所も痒くなる。
等々のきっかけが無くとも、突如、痒みがぶり返す。
それが、一昨日からぶり返しがぱったりと起きなくなった。
庭仕事もせず、暑くなるようなこともせず、
運動も「足首の内反」程度の地味ぃぃなものに限り、
蚊に刺されないように、
静かに静かに暮らしてきた。
つまらなかったーー
昨日はしっかり歩いて汗をかき、
今日は生け垣を刈ったり道の草を取ったりした。
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アオスジアゲハが来ることを期待して、
シロダモを生やしっぱなしにしている。
勝手に生えてきたのである。
すくすく伸びる。
伸び過ぎて街灯を隠すので、隣家から時々「切っていいですか」と言われる。
切ってもらったり、慌てて切ったりする。
5メートルくらいになったんだったか、
一昨年、2メートルくらい短くしたのだが、
そんなこと有ったっけと思うくらいまた繁っている。
南西の角にあるので、日を妨げるものが無い。
よく育つ。
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クスノキ科の丈夫な葉っぱが重なって、とても暗く鬱陶しい。
新しい枝葉は陽射しを求めて伸びる。
道に張り出している。
そこを切ろうと思ったら、
葉っぱの上に派手なヤツがいた。
マイマイガの幼虫である。
前の体節と後ろの体節で斑点の色が違うのが魅力的だ。
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お好きな方がブログに書いている。
「マイマイガの一生」
https://mikiosu.exblog.jp/19006130/
卵塊は茶毒蛾のものとよく似ている。
何が違うのかよく分からない。
まあ、ツバキに付いていたら茶毒蛾だと思って良いだろう。
卵塊からウジャッと孵化している写真は私も「ヒエー」と声が出る。
蛹の殻の写真を見て、数年前に近所の友人Mの家の塀で見付けたのを思い出した。
蛹の表面にもトゲトゲと金色の毛が生えているのがカッコイイ。
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かぶれない毛虫は見ていてただただ面白い。
この個体はじっと動かないので、近々蛹化するかもしれない。
すぐ横が隣家の小屋のコンクリブロックなので、
そこに付くのではないかと予想している。
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