新宿二丁目の中心、仲通りからちょいと曲がったところにある、
アイソトープというクラブで。
立ち見券が有ったのは、今回が初めてらしい。
椅子席は、ファンクラブへの先行発売でほとんど売り切れてしまう。
「あたしはまだまだ膝も腰も大丈夫って人のために」
この初めての試みのおかげで、私もライブを見に行くことができた。
客層はずばりアラフィフ女性。
歌謡曲で育った同世代で、椅子席も立ち見も一杯である。
星屑スキャットは、ミッツ・マングローブと
ギャランティーク和恵とメイリー・ムーという3人のボーカル・グループだ。
以前ここでもホメ千切った。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/73634f502d1add8c4544e5383d554e3b
何度ホメたっていいだろう。
コーラスが見事。
声の音色が良い。
アレンジがいい。
三人三様でそれぞれが活きている。
15年あまり前、大学祭の一室で開催していたドラァグクイーンショーで見た
メイリー・ムーが、歌で活躍を続けているのを見るのが嬉しい。
ミッツさんは前日に松田聖子の武道館コンサートに行ったそうだ。
「ダメよ、自分のライブの直前に聖子ちゃん見ちゃ。」
完全なエンタテインメント、「伝統芸能よ。」
「ほんとにいいことなのかしら、馬鹿ッ正直に全曲ナマで歌ってさ。」
特にこの日は、夜にもう一ステージ有る。
「アラの有るステージ見せるより、口パクで完璧なショーを見せたほうが、
お客さんにとってもいいんじゃない?」
ところが、マジメに歌ってきた和恵さんなど特に
「口パクへったクソなのよー」だそうな。
いいんですいいんです。
元気で歌い続けてください。
ミッツさんは、大好きな少年隊の隠れた名曲を演奏するときが、
なにか、各段と動きがやんちゃになっていた気がする。楽しそうだった。
初のアルバム『化粧室』が発売されている。
曲数を入れるためだろう、打ち込みトラックが多いのが惜しまれる。
とにかくもっと評価されていいと思う。
売れて儲けて、生バンドでライブして欲しいものだ。
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