[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
パーキンソン病は、運動の調節がうまくいかなくなる。
思ったタイミングで動けなかったり、
スムーズに動けなかったりする。
ただでさえとっしょりは転倒から骨折の危険が有るが、
パーキンソン病ならなおのことだ。
薬が効いていないと動きが悪くなる。
夜間もトイレに立ったりするので、動きが悪いと危ない。
だから、夜間も効き目が続くような薬の飲み方をしていた。
すると、幻視が出てしまった。
パネル状の人間が、いると言うのだ。
話しかけても返事をしない、というところで現実と判別が付くという。
しかし、寝ぼけて幻視に従って行動してしまうことが増えた。
薬を減らしてもらったら、幻視は収まった。
その代わり、夜間は動きが悪くなるのだから、
ベッドを離れて立ち歩いてはいけません。
幻視が出るほどの薬を使っていても転倒はしていたのだから、
なおさらです。
夜9時以降は、ベッドから離れないこと。
排尿もなるべくリハビリパンツの中に。漏れることは無いから大丈夫。
※
「昨日の夜、転んだの。」
朝6時に介護士さんが来た時に、言い始めた。
じゃあ、昨夜23時の介護士さんが帰った後にベッドを離れたのか。
「台所に立って、〇〇して、お砂糖をこぼしたのを掃除して、
すのこの所の段差で転んだ。
やっちゃいけないってあなたに言われている事を2つやったらやっぱり転んだ。」
その分析をできるだけの理性を、行動の抑制ということに向けられないもんでござんしょうかね。
※
私より先にベッドサイドにいた介護士さんに聞いた。
ー布団に入れてましたか?
「はい。」
じゃあ、転んだけど自分で立ち上がって、
歩いてベッドに戻って、ベッドに上って、お布団の中に入れたんだ?
ずいぶん動けるね。動けるから動いちゃってかえって危ないわけか。
「あ、いや、
11時にPさんが来て、転んだことの話をした。
という記憶が有る。」
詳しく話を聞いていくと、どうも辻褄が合わなくなってきた。
23時の介護士さんに転倒のことを話した、というのも、
事実なのかどうか、定かではない。
本人の言うことは鵜呑みにできない。
最初は23時の介護士さんが帰った後だと言っていたくらいだから。
※
「おでこの真ん中を打った。
2~3日は注意していないとね。」
いやいや。
硬膜下血腫とでもなったら、数日で終わる話ではない。
「だから今日はデイサービスはお休みして、ベッドで休んでいます。
ここにいれば、ボタンを押したらすぐに来てもらえるし。
デイサービスでひなまつりのお寿司を食べるより、
ここのベッドでおにぎりが食べたい。」
いやいやいや。
食べこぼしがベッドにまで及んだらあたしゃ参るよ。
巡回介護を緊急に呼ぶためのコールボタンはベッドサイドに置いてある。
しかし、今日はデイサービスに行く予定になっている。
須山さんの予定抜きで介護士さんたちは動いている。
―今日は須山さんはデイサービスにいるから安心だ、ってみんなが思ってるんですよ。
ボタンを押せばすぐ来てもらえるわけではないし、
私も一日中は対応できないよ。
横にいた介護士さんが言い添えてくれる。
「そう。それに、デイの入浴の時に、どこか打撲していないか、
全身をチェックしてもらえるから。
そうすると、我々ヘルパーも触ったり動かしたりしちゃいけない場所が分かるから。」
※
老母は私の言うことよりも介護士さんの言葉を素直に聞き、
すんなりデイサービスに行くことを承知した。
介護士さまさま。本当にありがとう。
パーキンソン病は、運動の調節がうまくいかなくなる。
思ったタイミングで動けなかったり、
スムーズに動けなかったりする。
ただでさえとっしょりは転倒から骨折の危険が有るが、
パーキンソン病ならなおのことだ。
薬が効いていないと動きが悪くなる。
夜間もトイレに立ったりするので、動きが悪いと危ない。
だから、夜間も効き目が続くような薬の飲み方をしていた。
すると、幻視が出てしまった。
パネル状の人間が、いると言うのだ。
話しかけても返事をしない、というところで現実と判別が付くという。
しかし、寝ぼけて幻視に従って行動してしまうことが増えた。
薬を減らしてもらったら、幻視は収まった。
その代わり、夜間は動きが悪くなるのだから、
ベッドを離れて立ち歩いてはいけません。
幻視が出るほどの薬を使っていても転倒はしていたのだから、
なおさらです。
夜9時以降は、ベッドから離れないこと。
排尿もなるべくリハビリパンツの中に。漏れることは無いから大丈夫。
※
「昨日の夜、転んだの。」
朝6時に介護士さんが来た時に、言い始めた。
じゃあ、昨夜23時の介護士さんが帰った後にベッドを離れたのか。
「台所に立って、〇〇して、お砂糖をこぼしたのを掃除して、
すのこの所の段差で転んだ。
やっちゃいけないってあなたに言われている事を2つやったらやっぱり転んだ。」
その分析をできるだけの理性を、行動の抑制ということに向けられないもんでござんしょうかね。
※
私より先にベッドサイドにいた介護士さんに聞いた。
ー布団に入れてましたか?
「はい。」
じゃあ、転んだけど自分で立ち上がって、
歩いてベッドに戻って、ベッドに上って、お布団の中に入れたんだ?
ずいぶん動けるね。動けるから動いちゃってかえって危ないわけか。
「あ、いや、
11時にPさんが来て、転んだことの話をした。
という記憶が有る。」
詳しく話を聞いていくと、どうも辻褄が合わなくなってきた。
23時の介護士さんに転倒のことを話した、というのも、
事実なのかどうか、定かではない。
本人の言うことは鵜呑みにできない。
最初は23時の介護士さんが帰った後だと言っていたくらいだから。
※
「おでこの真ん中を打った。
2~3日は注意していないとね。」
いやいや。
硬膜下血腫とでもなったら、数日で終わる話ではない。
「だから今日はデイサービスはお休みして、ベッドで休んでいます。
ここにいれば、ボタンを押したらすぐに来てもらえるし。
デイサービスでひなまつりのお寿司を食べるより、
ここのベッドでおにぎりが食べたい。」
いやいやいや。
食べこぼしがベッドにまで及んだらあたしゃ参るよ。
巡回介護を緊急に呼ぶためのコールボタンはベッドサイドに置いてある。
しかし、今日はデイサービスに行く予定になっている。
須山さんの予定抜きで介護士さんたちは動いている。
―今日は須山さんはデイサービスにいるから安心だ、ってみんなが思ってるんですよ。
ボタンを押せばすぐ来てもらえるわけではないし、
私も一日中は対応できないよ。
横にいた介護士さんが言い添えてくれる。
「そう。それに、デイの入浴の時に、どこか打撲していないか、
全身をチェックしてもらえるから。
そうすると、我々ヘルパーも触ったり動かしたりしちゃいけない場所が分かるから。」
※
老母は私の言うことよりも介護士さんの言葉を素直に聞き、
すんなりデイサービスに行くことを承知した。
介護士さまさま。本当にありがとう。
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