女帝と下僕

昨日は月例法螺でした。

高貴なドイツ生まれの犬種のイニシャルを拾うと、

Ｚ　Ａ　Ｓ　Ｈ

雑種。

という法螺でした。

他、脅威のジャンプ力は実話です。
ブロック塀の上に飛び着いて上れる、猫のような犬です。（特に雌）

あと、雌はやさしい、と私が思っていたのは、大きな思い違いでした。
それは、実にそれまで飼った、私の巡り合った雌犬がたまたまやさしかったに過ぎない。

今飼っている雌犬は、活発そのもの。

７匹のうち、もう一匹彼女によく似た雄犬がいた。
その２匹で、他の仔犬たちが寝ている上を
ドタバタと駆けっこしていたものだ。

生後５ヶ月の時に、大喧嘩をした。
血飛沫放つ、本気の本気の喧嘩だ。

そもそも、よその家に行ったら鳴きっぱなしだった、弱虫の雄だ。
勝てるわけがない。
順位を決定づける喧嘩となった。

犬の上下関係はわりにはっきりしている。
雄だろうが雌だろうが、強い者が上に立つ。

それまでは段ボール箱の中に２匹くっつき合って寝ていたが、
喧嘩以来、別々に寝るようになった。

寒さに震える夜もだ。

犬として生きるもたいへんなもんだ。