[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、
十日間のショートステイから帰って
帰ってきたと思ったらイベント目白押しだよ。
帰宅の翌朝、立ったまま上半身の着替えをして転倒。
パーキンソン病で薬がそこそこ功を奏している母の場合など、
病識が薄いのか。
できる。その自信は一体どこからやってくるのか。
ドーパミンが効いて気が大きくなっちゃうのだろうか。
※
午前0時。
物音がするので、階下に行ってみる。
台所で、ご飯を手でつまんで食べている。
どうした。
「お腹空いちゃった。」
「トイレに行った。」
夜間の排尿はリハビリパンツの中で、という話だったけど?
そうだ。
思い出した。
ショートステイは2ヶ月に一度利用している。
間隔があくので、私も忘れていた。
ショートステイから帰ってくると、自宅の生活を忘れていて、
調子が狂うのだ。
「しばらくすればしっかりするから。」
※
朝6時。
介護のために、看護師さんが来る。
右膝が痛い、という訴えが有ったので見たら、
赤くなって腫れており、熱感も有る、と言う。
あれー?転倒して打ったのは、左膝だと言っていたけど。
「あれかもしれません、また。蜂窩織炎。」
ギョギョ―。
思い出そうにも忘れもしない。
今年の2月25日、母は高熱を出した。
かかりつけ医のところで予約していた超音波検査に遅刻して、
たいへんご機嫌を損ねた上、
熱はインフルエンザかなどと質問したのがまた医師の気に障り、
蜂窩織炎だから毎日点滴が必要だけど今日はもう診療時間が終わりだから
と言われ、ではどこか夜間診療を探すのが良いかと聞いたら
さらにご機嫌を損ねて「世の中そんなに甘くないんですよ」と言われ、
翌日はついに「うちでは診きれません。訪問診療になさったらいかがですか。」と言われた、
あの蜂窩織炎ですね。
あの時は、かかりつけ医にそう言われても、そこに一週間毎日通って抗生剤を点滴した。
しかし、今は大学病院に月一回通っている。
毎日通うのは町のクリニックよりもたいへんだ。
蜂窩織炎だとしたら、どこで診てもらえばいいでしょう…
今回、みてくれた看護師さんは、2月の発症の時に立ち会ってくれた正にその人だ。
事情をよく知ってくれているので、心強い。
「内科か、皮膚科…」
ああ!そうだ!皮膚科だ。
皮膚科なら、足の裏のタコを削るために、ふた月に一回くらい往診してもらっている、
とても頼りがいの有る先生がいる。
ああ、安心。脱力。
そうだ。その皮膚科の先生が、あの時教えてくれた。
「弾性ストッキング履いていると治りがいいわよ。
っていうか、履いてないと治りにくいわよ。」
履かせよう。
※
履いて、一日過ごしたら、赤みも腫れも半減、熱感はほぼ無くなった。
やれやれ。
とは言え、おとなしく過ごして欲しい。
悪化して、発熱するほどになったら、今度は毎日通院というよりは、
入院してもらおう。
母にも、言って聞かせた。
すると、
「そのときのこと、おぼえてないのよね。」と言う。
おお。そう来たか!
家から2㎞と近いとは言え、毎日連れて行くのはたいへんだった。
飼い犬ジーロくんは、家に置いて行くと鳴いてしまうので、毎回連れて行った。
犬を車に乗せて、母を車に乗せて、連れて行って、
点滴を待つ40分ほどの間、クリニックの前の川べりを散歩した。
しばしの安らぎの時間ではあった。
が、疲れからか私は風邪を引いた。
そこから4か月、3回も風邪を引いた。
馬鹿は風邪引かないが、風邪を引くのは馬鹿だと思う。
なんで3回も続けて風邪を引くのか。
どんなウイルスのバリエーションなのか。
とにかくあんな思いはもう御免であるよ。
※※※
犬ジーロくんは、てんかん発作から一週間、ずんずん回復しています。
十日間のショートステイから帰って
帰ってきたと思ったらイベント目白押しだよ。
帰宅の翌朝、立ったまま上半身の着替えをして転倒。
パーキンソン病で薬がそこそこ功を奏している母の場合など、
病識が薄いのか。
できる。その自信は一体どこからやってくるのか。
ドーパミンが効いて気が大きくなっちゃうのだろうか。
※
午前0時。
物音がするので、階下に行ってみる。
台所で、ご飯を手でつまんで食べている。
どうした。
「お腹空いちゃった。」
「トイレに行った。」
夜間の排尿はリハビリパンツの中で、という話だったけど?
そうだ。
思い出した。
ショートステイは2ヶ月に一度利用している。
間隔があくので、私も忘れていた。
ショートステイから帰ってくると、自宅の生活を忘れていて、
調子が狂うのだ。
「しばらくすればしっかりするから。」
※
朝6時。
介護のために、看護師さんが来る。
右膝が痛い、という訴えが有ったので見たら、
赤くなって腫れており、熱感も有る、と言う。
あれー?転倒して打ったのは、左膝だと言っていたけど。
「あれかもしれません、また。蜂窩織炎。」
ギョギョ―。
思い出そうにも忘れもしない。
今年の2月25日、母は高熱を出した。
かかりつけ医のところで予約していた超音波検査に遅刻して、
たいへんご機嫌を損ねた上、
熱はインフルエンザかなどと質問したのがまた医師の気に障り、
蜂窩織炎だから毎日点滴が必要だけど今日はもう診療時間が終わりだから
と言われ、ではどこか夜間診療を探すのが良いかと聞いたら
さらにご機嫌を損ねて「世の中そんなに甘くないんですよ」と言われ、
翌日はついに「うちでは診きれません。訪問診療になさったらいかがですか。」と言われた、
あの蜂窩織炎ですね。
あの時は、かかりつけ医にそう言われても、そこに一週間毎日通って抗生剤を点滴した。
しかし、今は大学病院に月一回通っている。
毎日通うのは町のクリニックよりもたいへんだ。
蜂窩織炎だとしたら、どこで診てもらえばいいでしょう…
今回、みてくれた看護師さんは、2月の発症の時に立ち会ってくれた正にその人だ。
事情をよく知ってくれているので、心強い。
「内科か、皮膚科…」
ああ!そうだ!皮膚科だ。
皮膚科なら、足の裏のタコを削るために、ふた月に一回くらい往診してもらっている、
とても頼りがいの有る先生がいる。
ああ、安心。脱力。
そうだ。その皮膚科の先生が、あの時教えてくれた。
「弾性ストッキング履いていると治りがいいわよ。
っていうか、履いてないと治りにくいわよ。」
履かせよう。
※
履いて、一日過ごしたら、赤みも腫れも半減、熱感はほぼ無くなった。
やれやれ。
とは言え、おとなしく過ごして欲しい。
悪化して、発熱するほどになったら、今度は毎日通院というよりは、
入院してもらおう。
母にも、言って聞かせた。
すると、
「そのときのこと、おぼえてないのよね。」と言う。
おお。そう来たか!
家から2㎞と近いとは言え、毎日連れて行くのはたいへんだった。
飼い犬ジーロくんは、家に置いて行くと鳴いてしまうので、毎回連れて行った。
犬を車に乗せて、母を車に乗せて、連れて行って、
点滴を待つ40分ほどの間、クリニックの前の川べりを散歩した。
しばしの安らぎの時間ではあった。
が、疲れからか私は風邪を引いた。
そこから4か月、3回も風邪を引いた。
馬鹿は風邪引かないが、風邪を引くのは馬鹿だと思う。
なんで3回も続けて風邪を引くのか。
どんなウイルスのバリエーションなのか。
とにかくあんな思いはもう御免であるよ。
※※※
犬ジーロくんは、てんかん発作から一週間、ずんずん回復しています。
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