[口上] ご安心ください。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
今年はすでに、芹と蕗に食ってかかり、
烏ノ豌豆は食うには小さい、
青浮草を掬っては投げ、
スノードロップの球根を掘り起こしてはゴミに出し、
花韮の小さな球根も見落とすことなく拾い集め、
カタバミとの戦いは後に十年戦争と呼ばれることであろう。いや三十年かも
そう言えば、庭には韮も多い。
春先の韮などは、おひたしでいける。
ハナニラはネギ亜科ハナニラ属、
ニラはネギ亜科ネギ属だそうな。
ニラは食用になるが、ハナニラには毒が有る。
「そっくりなので間違えて食べないように」とよく書いてあるけれど、
そっくりと言うほどそっくりではない。
球根の姿も違うし、根元も葉も形が違う。
特に、ニラは葉の分かれ出るところの重なり方が特徴だと思う。
葉が向かい合っていて、全体としてちょいと平たい形になっている。
この言葉でなんのことやら分からない場合は、
見分けられないかもしれないから、「ニラが生えて」いても
採って食べないほうが無難だろう。
また、ニラの蕾のことを「ハナニラ」と呼んで食用にするらしい。
いや紛らわしい。
それはあくまでニラであって、ハナニラではない。
食べようとしているのはニラの花である。
そう言えば、私が雑草視している最強球根植物の代表
水仙も、全草に毒が有る。
※
ヤマノイモが生える。
深く深く深く掘ってイモを掘り出して、食べた。
庭でヤマイモが掘れるというのは楽しい。
自然薯ならぬ自家薯だ。
ムカゴも付く。
私はムカゴは生でシャキシャキ食べるのが好きだ。
落ちたムカゴから、根が出る芽が出る育つイモができる。
土の中に波板を埋め、その上に芽の出たムカゴを植える。
こうすれば、イモが横に寝てできるので、深く掘らなくても収穫できる。
再来年か三年後か。秋のお楽しみだ。
ウヒヒ
※
おや。
葉が違う。
ヤマノイモではないが、似たもののようだ。
ムカゴができる。根が出る芽がでる。板の上に植えておく。
似て非なるものは怖い。
調べてみる。
オニドコロは有毒。とな。
調べるほどに、有毒だから食えないとか、
とてもとても苦くて食えないとか、
所沢の語源であるとか、あく抜きして食べたとか
いろいろな話が見つかる。
ヤマノイモの葉は薄手で、ほっそりとした輪郭で、一様に黄緑色で、光沢が無い。
オニドコロの葉は較べたら厚めで、エラの張ったハート型で、緑色に葉脈が赤く、
なにより光沢があるので区別は容易だ。
オニドコロには房状の花が咲き、ムカゴは付かないと書いてある。
しかし、ねちこく色々なところを読んでみると、
ムカゴの付く変種のようなものも有るようだ。
オニドコロはヤマノイモ科ヤマノイモ属。
わりと近いのにね。
オニドコロよりも、カエデドコロの細い葉のほうが見た目がヤマノイモに近いように思う。
とは言え、株全体の葉が細い葉のままのはずも無く、名前のとおりに
カエデ型の葉が出るのだろうから、間違えることも無さそうだ。
とは言え調べていくと、庭で取れたイモが本当にヤマノイモだったのか、
段々と自信が無くなっていく。
※
写真の葉は、オニドコロのもの。
イモはヤマノイモ(多分)。
食べてみると、特に苦くもなく、シャキシャキトロリとヤマノイモの食感だ。
ほっ
※
ムカゴだからヤマノイモだと思って育てかけた苗から
オニドコロの葉が出てきている。
オニドコロ戦争勃発である。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
今年はすでに、芹と蕗に食ってかかり、
烏ノ豌豆は食うには小さい、
青浮草を掬っては投げ、
スノードロップの球根を掘り起こしてはゴミに出し、
花韮の小さな球根も見落とすことなく拾い集め、
カタバミとの戦いは後に十年戦争と呼ばれることであろう。いや三十年かも
そう言えば、庭には韮も多い。
春先の韮などは、おひたしでいける。
ハナニラはネギ亜科ハナニラ属、
ニラはネギ亜科ネギ属だそうな。
ニラは食用になるが、ハナニラには毒が有る。
「そっくりなので間違えて食べないように」とよく書いてあるけれど、
そっくりと言うほどそっくりではない。
球根の姿も違うし、根元も葉も形が違う。
特に、ニラは葉の分かれ出るところの重なり方が特徴だと思う。
葉が向かい合っていて、全体としてちょいと平たい形になっている。
この言葉でなんのことやら分からない場合は、
見分けられないかもしれないから、「ニラが生えて」いても
採って食べないほうが無難だろう。
また、ニラの蕾のことを「ハナニラ」と呼んで食用にするらしい。
いや紛らわしい。
それはあくまでニラであって、ハナニラではない。
食べようとしているのはニラの花である。
そう言えば、私が雑草視している最強球根植物の代表
水仙も、全草に毒が有る。
※
ヤマノイモが生える。
深く深く深く掘ってイモを掘り出して、食べた。
庭でヤマイモが掘れるというのは楽しい。
自然薯ならぬ自家薯だ。
ムカゴも付く。
私はムカゴは生でシャキシャキ食べるのが好きだ。
落ちたムカゴから、根が出る芽が出る育つイモができる。
土の中に波板を埋め、その上に芽の出たムカゴを植える。
こうすれば、イモが横に寝てできるので、深く掘らなくても収穫できる。
再来年か三年後か。秋のお楽しみだ。
ウヒヒ
※
おや。
葉が違う。
ヤマノイモではないが、似たもののようだ。
ムカゴができる。根が出る芽がでる。板の上に植えておく。
似て非なるものは怖い。
調べてみる。
オニドコロは有毒。とな。
調べるほどに、有毒だから食えないとか、
とてもとても苦くて食えないとか、
所沢の語源であるとか、あく抜きして食べたとか
いろいろな話が見つかる。
ヤマノイモの葉は薄手で、ほっそりとした輪郭で、一様に黄緑色で、光沢が無い。
オニドコロの葉は較べたら厚めで、エラの張ったハート型で、緑色に葉脈が赤く、
なにより光沢があるので区別は容易だ。
オニドコロには房状の花が咲き、ムカゴは付かないと書いてある。
しかし、ねちこく色々なところを読んでみると、
ムカゴの付く変種のようなものも有るようだ。
オニドコロはヤマノイモ科ヤマノイモ属。
わりと近いのにね。
オニドコロよりも、カエデドコロの細い葉のほうが見た目がヤマノイモに近いように思う。
とは言え、株全体の葉が細い葉のままのはずも無く、名前のとおりに
カエデ型の葉が出るのだろうから、間違えることも無さそうだ。
とは言え調べていくと、庭で取れたイモが本当にヤマノイモだったのか、
段々と自信が無くなっていく。
※
写真の葉は、オニドコロのもの。
イモはヤマノイモ(多分)。
食べてみると、特に苦くもなく、シャキシャキトロリとヤマノイモの食感だ。
ほっ
※
ムカゴだからヤマノイモだと思って育てかけた苗から
オニドコロの葉が出てきている。
オニドコロ戦争勃発である。
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