[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
洋便座にうまく腰掛けられない。
尿が便座に掛かったり、そこから流れて床に広がったり、
便器との接合線から床に浸み込んでしまったりする。
便が便座にくっ付いてしまったりする。
便の付いた手でトイレットペーパーを取るので、ペーパーホルダーに便が付く。
あとの掃除は私のお役目でごんす。
掃除は嫌いではないのだが、一日に2回3回と便を拭ったり、
自分の尿意が逼迫している時に、おしっこがまんしながらしゃがみ込んで掃除するのは、
あまり毎日何ヶ月何年と続くとさすがに消耗してくる。
※
トイレットペーパーのホルダーも、プラスチック製だ。
便座では、プラスチック部品の継ぎ目の隙間に便が入り込んで、
それを毎回、歯ブラシで掃除するのが煩わしいという問題が有った。
ホルダーも、プラスチック部品の合わせ目の隙間に、便が入り込む。
あと、ペーパーをカットする部分がギザギザになっているが、
このギザギザの間にいちいち便がこびり付く。
これがたいへん掃除しにくい。
※
ホルダーのカバーにバネが利いていて、ペーパーを押さえるようになっていると、
カバーを片手で押さえなくても、ペーパーを引けば破り取ることができる。
これなら、便が付いていがちな右手でホルダーに触れなくて良い。
だから、カバーにバネの利いた物を使えば良い。
と思うのだが、
今からそういう物に変えたところで、年寄りの習慣は変わらない。
今までと同じ動作をするだろう。
今までどおりにホルダー本体に右手を掛けるだろう。
新しい物を取り入れたら便利になるのは、
習慣を変えられる人だ。
では、掃除しやすいように、
全体がつるんとしていて、隙間がなるべく無い物が良い。
※
あれこれとペーパーホルダーの商品を見ていると、
案外、シンプルなデザインの物も有るようで無いようで。
※
壁から鉄の棒が出ているだけの物を見つけた。
いい。
シンプルこの上無い。
掃除しようにも、掃除する部分がほとんど無いといった調子だ。
いい。
商品名に「おとこまえ」と入っている。
ジェンダー論からブツクサ言いたいところだが、
潔い商品ではある。
しかし、
これを老母が使うところを想像してみた。
紙を切り取るために、ロールを右手で押さえるだろう。
すると、
ロール全体に便が付いてしまうではないか。
だめだ。
やはり、カバーは有ったほうがいい。
※
探してみると、金属製の物が私の望みに適いそうである。
ただこれも、カバーの関節部分の構造がシンプルでないと、
掃除しにくいことには違い無い。
※
ウォシュレットを使えばいいじゃないか、と思う。
確かに、ウォシュレット機能も有る便座を使っている。
しかし、
若い頃に使っていなかった物を、年を取ってから使おうと思っても、
結局なじまなくて、ちぃとも使わないのだ。
トホホ。
ウォシュレット便座に変えたのは15年くらい前だったか。
当時すでに70歳だったので、母は使ってみようともしなかった。
新しいことを取り入れようとする度に結局うまくいかなかった。
周囲が良かれと思っても、本人が使えなければなんにもならない。
糠に打つ釘にあれこれ工夫しても糠は糠なのだ。
※
そんな次第で、継ぎ目や隅っこや隙間のなるべく無いデザインの
トイレットペーパーホルダーを探している。
掃除しやすく、
今後、自分が使っていくのにも気に入るような物を
見つけたら買おうか。
洋便座にうまく腰掛けられない。
尿が便座に掛かったり、そこから流れて床に広がったり、
便器との接合線から床に浸み込んでしまったりする。
便が便座にくっ付いてしまったりする。
便の付いた手でトイレットペーパーを取るので、ペーパーホルダーに便が付く。
あとの掃除は私のお役目でごんす。
掃除は嫌いではないのだが、一日に2回3回と便を拭ったり、
自分の尿意が逼迫している時に、おしっこがまんしながらしゃがみ込んで掃除するのは、
あまり毎日何ヶ月何年と続くとさすがに消耗してくる。
※
トイレットペーパーのホルダーも、プラスチック製だ。
便座では、プラスチック部品の継ぎ目の隙間に便が入り込んで、
それを毎回、歯ブラシで掃除するのが煩わしいという問題が有った。
ホルダーも、プラスチック部品の合わせ目の隙間に、便が入り込む。
あと、ペーパーをカットする部分がギザギザになっているが、
このギザギザの間にいちいち便がこびり付く。
これがたいへん掃除しにくい。
※
ホルダーのカバーにバネが利いていて、ペーパーを押さえるようになっていると、
カバーを片手で押さえなくても、ペーパーを引けば破り取ることができる。
これなら、便が付いていがちな右手でホルダーに触れなくて良い。
だから、カバーにバネの利いた物を使えば良い。
と思うのだが、
今からそういう物に変えたところで、年寄りの習慣は変わらない。
今までと同じ動作をするだろう。
今までどおりにホルダー本体に右手を掛けるだろう。
新しい物を取り入れたら便利になるのは、
習慣を変えられる人だ。
では、掃除しやすいように、
全体がつるんとしていて、隙間がなるべく無い物が良い。
※
あれこれとペーパーホルダーの商品を見ていると、
案外、シンプルなデザインの物も有るようで無いようで。
※
壁から鉄の棒が出ているだけの物を見つけた。
いい。
シンプルこの上無い。
掃除しようにも、掃除する部分がほとんど無いといった調子だ。
いい。
商品名に「おとこまえ」と入っている。
ジェンダー論からブツクサ言いたいところだが、
潔い商品ではある。
しかし、
これを老母が使うところを想像してみた。
紙を切り取るために、ロールを右手で押さえるだろう。
すると、
ロール全体に便が付いてしまうではないか。
だめだ。
やはり、カバーは有ったほうがいい。
※
探してみると、金属製の物が私の望みに適いそうである。
ただこれも、カバーの関節部分の構造がシンプルでないと、
掃除しにくいことには違い無い。
※
ウォシュレットを使えばいいじゃないか、と思う。
確かに、ウォシュレット機能も有る便座を使っている。
しかし、
若い頃に使っていなかった物を、年を取ってから使おうと思っても、
結局なじまなくて、ちぃとも使わないのだ。
トホホ。
ウォシュレット便座に変えたのは15年くらい前だったか。
当時すでに70歳だったので、母は使ってみようともしなかった。
新しいことを取り入れようとする度に結局うまくいかなかった。
周囲が良かれと思っても、本人が使えなければなんにもならない。
糠に打つ釘にあれこれ工夫しても糠は糠なのだ。
※
そんな次第で、継ぎ目や隅っこや隙間のなるべく無いデザインの
トイレットペーパーホルダーを探している。
掃除しやすく、
今後、自分が使っていくのにも気に入るような物を
見つけたら買おうか。
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