犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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便座メーカーさんに

2019年10月24日 | 介護ウチのバヤイ
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。

洋便座にうまく腰掛けられない。

尿が便座に掛かったり、そこから流れて床に広がったり、
便器との接合線から床に浸み込んでしまったりする。
便が便座にくっ付いてしまったりする。
便の付いた手でトイレットペーパーを取るので、ペーパーホルダーに便が付く。

あとの掃除は私のお役目でごんす。
掃除は嫌いではないのだが、一日に2回3回と便を拭ったり、
自分の尿意が逼迫している時に、おしっこがまんしながらしゃがみ込んで掃除するのは、
ま、楽ではないな。



あるメーカーの、「ずれないマット」シリーズを愛用している。
板の床に吸着して、ずれない。
パーキンソン病のすり足歩行でも、床の敷物がずれないのは助かる。
また、足の力が弱った老犬もいるので、床の滑り止めとして良い。

撥水処理がしてあるので、拭き掃除しやすい、というのが売りだ。
洗濯もできる。

ただ、あんまりはじいてしまっても困る。
いつも掃除する人つまり私が、母の用便直後に家にいるのなら良いが、
そんなわけにいくかいな。

だから、多少の毛足が有って、浸み込んで、
後で丸ごと洗えるのが良い。

この商品の、一点だけ残念なのは、
水分が浸み込んだら、裏側に通り抜けてしまうことだ。
これさえ無ければ完璧である。

先日購入したこのメーカーの商品に、「愛用者様ハガキ」が入っていた。
上記の事情を書いて、送った。
しばらくしたら、お礼の書状と、カタログと商品サンプルが届いた。



サンプルは2つ入っていたが、ひとつは既に愛用している物だった。
便器の上端のふち、便座に隠れる部分に貼り付けるスポンジだ。

便座に掛かった尿を吸い取り、流れ落ちさせない。
これのおかげで、便座全体を掃除することがほとんど無くなった。
床まで尿が流れることもほとんど無くなった。
広がらないのはたいへん良い。



便秘の、薬剤によるコントロールが難しい。
この頃は軟便が続く。

軟便が便座に付く。

便座は温かくなる機能の有るものだ。
プラスチック製である。
上の部品と下の部品が組み合わさっている。

この、継ぎ目の隙間に汚れが入って掃除しにくい。
拭くだけでは取れないので、歯ブラシで搔き出す。
こんな狭い隙間の汚れくらい、と思うのだが、
これだけでも案外におう。さすがうんこ。

便が出る度に歯ブラシでの掃除が必要なのは、ちょいと煩わしい。
何かうまい方法は無いか。

全体にカバーを掛けてみたことも有るが、
これは便が余計に付いてしまう。洗うのもたいへんだ。

そもそも、継ぎ目が無ければ良いのではないか。



便座が温かくできると言ったって、
便が付着しているのでは、温かくしたら余計に不衛生だ。
菌の温床になるだけだ。



プラスチック製の便座の構造として、
どうやったら合わせ目を無くせるか、
あれこれ考えてみているのだが、どうも思い付かない。

いっそ陶器の便座に戻したい。
つるんと一枚板で、さぞかし掃除しやすいだろう。

メーカーさん、なんとかならんものか。お願い。

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