犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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虫の名

2012年09月25日 | イキモノタチ
正確に言うと、蛹化は始まっているけれど、蛹にはまだなっていなかった。

クチナシの切り枝は、オアシスに挿している。
オアシスというのは、切り花を活けておく、緑の発泡スチロールみたいな、
水を含ませておける、アレだ。

幼虫のために切ってきた葉をみずみずしく保つために、
以前は小さな瓶に活けていたのだが、
それだとたまに葉から落ちて溺れる虫がいるのだ。

アレならば、水は保てるし、切り枝もそのまま挿せて、とても便利だ。
虫を育てるために。

昨年、父が他界して、たくさんのお花をいただいた。
私はその時、オアシスを嬉々として保管しておいたのだ。



六匹のうちの一匹は、窓から外へ出て土を求めたりせず
このオアシスに潜って蛹化準備を始めたのだ。

緑の塊をかじって掘ったのだろう、細かい粒が盛り上がり、
その上の葉が糸でくっ付いている。

ちょっとめくって中を見たら、
虫はまだ緑の虫のままだった。
と言っても、葉の上にいた時よりも長さは縮み、ずんぐりとして
ミシュランのキャラクターみたいにムクムクとしている。
そして、覗き見された異変に気付いて、全身をブンブンと
振り回す。威嚇なのか?



「オアシスにいるのはひとまろかしら。」

母(79歳)よ。
蛾の幼虫に名前を付けるなよ。
しかも何故そんなやんごとない名前なのだ?

一番大きな子で、ひとまろ、か。
すると・・・

「むつまろちゃんはまだ葉っぱ食べてるのね。」

かわいいのか?

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