犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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時間旅行的秋田 ストーンサークル篇

2016年05月18日 | 流民の窓
[あらすじ] ピラミッドもキリストの墓も古代文字も見られる青森旅行。

青森駅前で大量の液モノの荷物を積んだ我がエスクード君。
加速は利かないし、制動距離は長い。
かなりの重量に、ずいぶん運転し心地が変わった。

そこで予定変更。
高速道路にいきなり乗るのは怖いので、
一般道をしばらく行って、感覚をつかもう。

羽州街道を南下する。
岩木山は三つの峰を持ち、見る角度によって姿を変える。
津軽平野を抜け山間に入ると、岩木山ともお別れだ。

碇ヶ関を過ぎたら津軽街道を南下するつもりだったが、
ぼんやりしていたらそのまま羽州街道を進んでいた。
分岐に気付かなかったようだ。
しかたない、それでも三角形の2辺を行くような感じで、
30kmほどのロスでまた元の道に戻れそうだ。
いっそ秋田県をちょっと楽しもう。

十和田で津軽街道に戻ったが、暗くなるまであと少しだけ時間がある。
3kmほど先に、ストーンサークルがあるというのだから、寄るべし!
薄暗くなってくる中、遺跡に到着。
三内丸山も規模が大きかったが、ここもなかなかのものだ。
周辺の山並みの眺めが良い。

130mほど離れて、2つのストーンサークルがある。
大きいほうの直径は52mもある。
サークルの中に日時計となる組石があり、
そこからサークル中心を見ると、夏至の日の日没の方角になるということだ。
夏至の日に来て見てみたいものだ。

夏至は一年の中で一番昼間が長い日だが、
それは、日没が一番遅い日と同じではない。
日没が一番遅い日に日が沈む方角なら、日没だけを観察していればいいので、
私にも見つけられそうだ。

しかし、夏至の日を知るためには、日没だけでなく、日の出も観察する必要があるだろうし、
他にも何やら計算しないとわからないだろう。
晴れの日ばかりでもないだろう。
何人かで知恵を寄せ合い、何人かで交代で観察・記録し、
何年もかかったことだろう。

やるな、古代人。

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