犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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東京レインボープライドってなんぞや

2014年04月27日 | LGB&T
[あらすじ] パレードで演奏するので、トロンボーン用のストラップや譜面ばさみを手作りした。
私は自分が何者であるかを自分で決めることができるほどの価値観は持っていなかった。


この二つのあらすじがまとまります。

今日は、東京レインボープライド。

って言って、ピンとくる人がどれくらいいるんだろう?

一見して内容のわからない名称を付けることは、戦略的にどうかと思うが、
そうする必要があることもよく分かる。
1994年に日本で初めて同様の主旨のパレードが行われた時の名称は、
東京レズビアン・ゲイ・パレードだった。

分かりやすい。
けれど、様々なイメージがまつわる言葉で、口にしにくいという面も大きい。
それに、問題はレズビアンとゲイだけのものではないのだから、
もっと包括的な名称が必要だったということもあるだろう。

レインボーカラーは、性的少数者の権利の象徴として使われてきている。
各色にはそれぞれに意味があるが、
8色、7色、6色といろんなパターンがある。
これについてはまたあらためて詳しく書きたい。

今日は、午後2時頃に代々木公園を出発して、
渋谷近辺から明治通りを原宿へとパレードする。
その、わりと先頭を歩くブラスバンドに、私も参加する。
当事者として。

私がどういった当事者か、というのも話は混み入ったことになる。
社会の状況や、私の性格が絡み合う。
ちらりと表現しておけば、
私は生物学的には女性だが、
私の性自認は女性でも男性でもない。
且つ、恋愛対象は女性。でも同性愛という感覚ではない。
なぜなら自分は女性ではないから。

そんな性別は、無いのよね。基本的には。
自分を整理するカテゴリーが、既成のものの中には無い。
そこで自分が何者か分からなくなり、自己同一性は混乱する。
ね、自由じゃないでしょ。実在は自由なのに。
まあ、そのうちゆっくり書きましょう。

昨日、私は自由ではない、と書いたのは、このことが大きい。
ことに十代二十代の頃は自分らしく振る舞えていなかったが、
それは若いからだけではなく、社会的な条件も関係する。
そういった経緯もあらためて書きましょう。

ともあれ、今日は楽しい一日になりそうです。
パレードを歩きながら演奏するのは、
「どんなときも。」
「Green days」
「恋するフォーチュンクッキー」
「行くぜっ!怪盗少女」
「ラデツキー行進曲」だって。
気合入るなぁ。

いってきま~す

http://www.tokyorainbowpride.com/web/establishment-history/

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