犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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格差

2017年08月23日 | 椰子の実の中
[あらすじ] 老母84歳。
戦中戦後は貧しくて、食べる物が無かった。
日本中が貧しかった。と言うが、
同世代の人から、そんな中でも将校の家庭は食べられていた、
という話を聞いた。


インパールでも、作戦中止後に撤退する中で死んだ兵士が6割にのぼると言う。
敵弾にあって死ぬのではない。
疫病や餓えや自殺だ。
しかし、将校は死んでいない。

将校が死んでは指揮する者がいなくなって困る、と考えるか。
将校も同じように食べたり食べられなかったりすれば、また判断も違ったと考えるか。

祖父も一度、ビルマからアメーバ赤痢のために返されて来たことがある、
と母は言っていた。
痩せ細り、別人のようだった、という。

本土で、戦地で、
将校と民との間にどんな格差が行われていたのだろうか。

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