![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d2/b2d4523fbe4bf349a271a36072dec8f9.jpg)
[口上] ご安心ください。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
今年はすでに、芹と蕗に食ってかかり、
烏ノ豌豆は食うには小さい、
青浮草を掬っては投げ、
スノードロップの球根を掘り起こしてはゴミに出し、
花韮の小さな球根も見落とすことなく拾い集め、
カタバミとの戦いは後に十年戦争と呼ばれることであろう。いや三十年かも
そしてムカゴから育ててみたらオニドコロだったイモ残念。
今年も敗色濃厚である。
2週間あまりは集中して戦った。
主にスノードロップ、ハナニラ、なんちゃらカタバミといった球根の仲間たちをはじめとして、
繁殖力の旺盛な種々の草を取った。
しかし、今年も諦めたくなってきた。
諦めたら本当に負ける。
負けるとは、来年もっと増えるということを意味する。
何かの種類を集中的に取ると、来年は楽になる。
ある種類に隠されて他の種類が増えたりする。
何か一つだけでも減らすと、状況が見えやすくなってくる。
※
「種々」と書いた。
「しゅしゅ」と入力して変換した。
しかし、ここは「くさぐさ」と読みたい。
種々とはいろんな種類のことであり
種類を示すのには「たね」の字を使う。
植物の種類は実に多いのだと漢字の意味を見ても思う。
くさぐさのくさを目の前にして私はくさっている。
※
球根は「たね」とは違った繁殖方法だ。
繰り返し書いているが、もう一つの大敵は地下茎だ。
ヤブカラシなど、花は咲くけれど種は作らない。
ただただ地下茎を伸ばすことで拡がっていく。
植物の地下の部分なら根っこだろうと思ったら大間違いである。
地下茎は文字通り、地下に在る茎なのだ。
球根の時にも触れたが、
地下茎にも種類が有って、私がいま地下茎と言っているのは
根茎のことだ。
以下、根茎と正す。
ただの根っこなら土の中に残しておいていい。
むしろ、残しておいたほうが、土がほぐれてやわらかくなって、良い。
しかし、根茎は土の中に一部分でも残ると、そこから成長する。
だから、ただの根っこと根茎を見分ける必要が有る。
※
根茎は、どこぞの点から根と芽を出す。
節のようなポイントが有る。
ドクダミなんか、分かりやすい。
全体は白いのだが、節の部分は薄茶色になっている。
とても特徴的なので、見逃さずに済む。
ヤブカラシの根茎の場合、
全体が一様に茶色で、表面に土が付きやすい。
節から芽が出ていることで節だと分かる程度の節だ。
茶色いので樹木の根と見間違えやすいが、
なんとなく表面がデコボコしていることと、
掴んだときのちょっとしなやかな感触で分かる。
※
ただの根っこはただただ根っこである。
根っこからさらにひげ根が出ていたりもする。
ひげ根は白いものが多い。
たいていの草の根っこはけっこうもろい。
引けば切れる。
根茎よりももろい。
※
ただの根っこやひげ根は土に戻す。
土の中で朽ちれば良い。
※
しかし今朝、写真のようなものを見付けて、
愕然とした。
4㎝ほどの細い根の途中から、7㎜ほどの細い根が出ている。
これは。
これだけで生きているのか。
この切れっ端だけで生きて、伸びようとしているのか。
ってことはこれはただの根っこではなくて、根茎なのか?
今まで書いたような私の認識では、
この切れっ端はただのひげ根として分類されるので、
土に戻してきた。
けれど、このように根を出して生きるのだとしたら。
今までも見逃してきたし、今後も見逃さない自信は全く無い。
こんなのまで土の中から見つけて選り分けるのは無理だ!
※
知識の拡充と作戦の練り直しが必要である。
・・・
来年までにもうちょっと。
私が「戦争」と書いたら、それは雑草との戦いのことを意味するのです。
毎年この時期になると繰り広げられるのです。
今年はすでに、芹と蕗に食ってかかり、
烏ノ豌豆は食うには小さい、
青浮草を掬っては投げ、
スノードロップの球根を掘り起こしてはゴミに出し、
花韮の小さな球根も見落とすことなく拾い集め、
カタバミとの戦いは後に十年戦争と呼ばれることであろう。いや三十年かも
そしてムカゴから育ててみたらオニドコロだったイモ残念。
今年も敗色濃厚である。
2週間あまりは集中して戦った。
主にスノードロップ、ハナニラ、なんちゃらカタバミといった球根の仲間たちをはじめとして、
繁殖力の旺盛な種々の草を取った。
しかし、今年も諦めたくなってきた。
諦めたら本当に負ける。
負けるとは、来年もっと増えるということを意味する。
何かの種類を集中的に取ると、来年は楽になる。
ある種類に隠されて他の種類が増えたりする。
何か一つだけでも減らすと、状況が見えやすくなってくる。
※
「種々」と書いた。
「しゅしゅ」と入力して変換した。
しかし、ここは「くさぐさ」と読みたい。
種々とはいろんな種類のことであり
種類を示すのには「たね」の字を使う。
植物の種類は実に多いのだと漢字の意味を見ても思う。
くさぐさのくさを目の前にして私はくさっている。
※
球根は「たね」とは違った繁殖方法だ。
繰り返し書いているが、もう一つの大敵は地下茎だ。
ヤブカラシなど、花は咲くけれど種は作らない。
ただただ地下茎を伸ばすことで拡がっていく。
植物の地下の部分なら根っこだろうと思ったら大間違いである。
地下茎は文字通り、地下に在る茎なのだ。
球根の時にも触れたが、
地下茎にも種類が有って、私がいま地下茎と言っているのは
根茎のことだ。
以下、根茎と正す。
ただの根っこなら土の中に残しておいていい。
むしろ、残しておいたほうが、土がほぐれてやわらかくなって、良い。
しかし、根茎は土の中に一部分でも残ると、そこから成長する。
だから、ただの根っこと根茎を見分ける必要が有る。
※
根茎は、どこぞの点から根と芽を出す。
節のようなポイントが有る。
ドクダミなんか、分かりやすい。
全体は白いのだが、節の部分は薄茶色になっている。
とても特徴的なので、見逃さずに済む。
ヤブカラシの根茎の場合、
全体が一様に茶色で、表面に土が付きやすい。
節から芽が出ていることで節だと分かる程度の節だ。
茶色いので樹木の根と見間違えやすいが、
なんとなく表面がデコボコしていることと、
掴んだときのちょっとしなやかな感触で分かる。
※
ただの根っこはただただ根っこである。
根っこからさらにひげ根が出ていたりもする。
ひげ根は白いものが多い。
たいていの草の根っこはけっこうもろい。
引けば切れる。
根茎よりももろい。
※
ただの根っこやひげ根は土に戻す。
土の中で朽ちれば良い。
※
しかし今朝、写真のようなものを見付けて、
愕然とした。
4㎝ほどの細い根の途中から、7㎜ほどの細い根が出ている。
これは。
これだけで生きているのか。
この切れっ端だけで生きて、伸びようとしているのか。
ってことはこれはただの根っこではなくて、根茎なのか?
今まで書いたような私の認識では、
この切れっ端はただのひげ根として分類されるので、
土に戻してきた。
けれど、このように根を出して生きるのだとしたら。
今までも見逃してきたし、今後も見逃さない自信は全く無い。
こんなのまで土の中から見つけて選り分けるのは無理だ!
※
知識の拡充と作戦の練り直しが必要である。
・・・
来年までにもうちょっと。
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