[あらすじ] オッフェンバック作曲の『ホフマンの舟唄』に
八代亜紀さんの歌った阿久悠作詞の『舟唄』の歌詞をあてて歌ったよ。
https://www.youtube.com/watch?v=-cwf4e9JdTo
見ないと私が生霊になって出るよ。怖いよ。臭いよ。
『舟唄』なんだからボートで撮影したい。ということで、
ボート池として造成されたという石神井池へ行った。
調べたら、1933年造成だという。
老母87歳と同い年か。
そりゃアオコも発生するわ。
今年1-3月にかいぼりの予定だという。
水鳥が何種類もいる。
その見分け方を昨日書いた。
『舟唄』の歌詞にカモメが登場するので、
小道具としてカモメを作ろう。
〽沖の鴎に深酒させてヨ
いとしあの娘とヨ 朝寝する
ダンチョネ
※
カモメを作るために、カモメについて調べる。
カモメとウミネコの違いも分かっていないでカモメは作れないだろう。
よく分からないまま作ったら「カモネ?」ができてしまう。
ウミネコの白目は黄色い。
その縁取りが赤い。
ちょっと目つき悪く見える。
縁取りが赤いのはカモメも同様で、
しかしその内側が黒いので、ウミネコの目ほど凶悪に見えないのだ。
嘴はどちらも黄色だが、ウミネコは先が黒く、更に先端が赤い。
これも強そうな印象を与える。
翼の灰色は、ウミネコのほうが濃いめではある。
飛び交っているのを下から見たら、
一瞬で目や嘴の特徴は捉えられないかもしれない。
そんな時は尾羽を見る。
尾羽が白いのがカモメ。
ウミネコの尾羽は黒い。
※
チドリ目カモメ科カモメ属には
他にも、オオカモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、シロカモメなどがいる。
上記はいづれも大型だ。
オオカモメは体長61-74cm、翼開長140-170cmという。でか
ちなみにカラスが体長56cm、翼開長100cmくらいである。
ウミネコは体長44-48cm、翼開長120-128cm
カモメは体長40-46cm、翼開長110-125cm
一回り小さいのに、ユリカモメがいる。
そうだった。
東京と言えばユリカモメだった。
体長40cm開長93cmくらいという。
カモメとウミネコの嘴と足は黄色いが、
ユリカモメはオレンジ色だ。
翼はやっぱり灰色がかっていて、尾羽は黒。
ややこしくなってきた。
ただ、目は黄色くも赤くもない。
そして最大の特徴は、目の後ろに灰色のブチが有ることだ。
そう言えば、ゆりーとくんもへんな目のクマが有る。
ゆりーとくんを知らない?
東京スポーツ推進大使、ユリカモメのゆりーとくんですよ。
あんたオリンピックによほど興味が無いね。
私は有るよ。逆の意味でね。
オリンピックに対抗して「2020年はブギーの年」にしよう。
私の敵は世界規模だ。
ブギーを演奏してyou tubeに7曲アップしてきた。
そうだ。
ユリカモメに深酒させて、スポーツの推進を邪魔したろ。
※
私は盆踊りが好きだ。
子どもの頃は気恥ずかしくて、輪に入ることなんてできなかったが、
十年あまり前、すっかりオバサンの厚かましさを身に付けたおかげで
踊る楽しみを知ることができた。
数年間は、都内のあちこちの盆踊りに通いまくった。
すると、各会場で同じ顔をしばしば見ることに気付いた。
いわゆる盆踊ラーという人たちがいることを知った。
その後、都内の盆踊りにわざわざ出かけるのは減ったが、
それでも踊り続けている。
ここ数年、オリンピックが近付くと、『東京五輪音頭2020』がかかるようになった。
1964年の三波春夫さんの歌った『東京五輪音頭』をオマージュした新しい曲だ。
振り付けも工夫されているようだ。
賑やかな曲がかかるとみんなノリノリで踊り始める。
が、踊らないよ。踊らされないよ。オリンピックには踊らされない。
そんな時、きまって「ゆりーとくん」がやって来る。
着ぐるみが櫓に登って一緒に踊ったりする。
※
なるべく軽いほうがいい。鳥なんだから。
小道具の話に戻る。
晩酌のアテに納豆を食べているが、
その空きパックを2つ合わせてテープでとめた。
ネット通販で買った古本の包まれていたプチプチクッションで
パックをくるみ、一方をちょっと長く出して、
テープで巻いて形を整えた。
翅をむしられた鶏肉みたいな形ができあがった。
作りの親として、もうなんだかカワイイ。
納豆パックをプチプチでくるんだものを見ながら
いとしく思い微笑んでいる。
変態である。
つづく
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