[あらすじ] 三十歳過ぎの頃、欝状態にあった。
欝と不眠はセットで語られる。
そもそもはお天道さんとともに寝起きするような体質の私だが、
欝状態の時はご多分に漏れず、不眠だった。
まとまって眠ることができない。
横になっても、灯りを消してさあ寝ましょう、ということができない。
不安な思いは頭から離れない。
それでも身体としては睡眠するしかないので、知らず知らず眠るのだが、
眠りは非常に浅く短い。
ああ眠れていた、と思って時計を見ると、30分しか経っていない。
なにかたまらない気持ちから、
灯りを消すことができない。
テレビも消すことができない。
部屋が明るいから、テレビが賑やかだから眠れない、という意味ではない。
いたたまれない気持ちから、テレビが消せない。
ある夜、やはり30分ずつの眠りでながいながい夜を過ごしていると、
テレビの画面では、2棟の高いビルに飛行機が突っ込んで
煙を吐く映像が繰り返し流れていた。
このことで、私は自分の不眠の時期が2001年だと思い出すことができる。
こういう夜はながい。
ひたすら、朝が来るのを待つ。
そんな睡眠なので、疲れは取れない。
日中の活動もつらい。
早く横になりたいので、夜が来るのを待つ。
一日は、
毎日は、ただただ時が経つのを待つばかりだった。
欝と不眠はセットで語られる。
そもそもはお天道さんとともに寝起きするような体質の私だが、
欝状態の時はご多分に漏れず、不眠だった。
まとまって眠ることができない。
横になっても、灯りを消してさあ寝ましょう、ということができない。
不安な思いは頭から離れない。
それでも身体としては睡眠するしかないので、知らず知らず眠るのだが、
眠りは非常に浅く短い。
ああ眠れていた、と思って時計を見ると、30分しか経っていない。
なにかたまらない気持ちから、
灯りを消すことができない。
テレビも消すことができない。
部屋が明るいから、テレビが賑やかだから眠れない、という意味ではない。
いたたまれない気持ちから、テレビが消せない。
ある夜、やはり30分ずつの眠りでながいながい夜を過ごしていると、
テレビの画面では、2棟の高いビルに飛行機が突っ込んで
煙を吐く映像が繰り返し流れていた。
このことで、私は自分の不眠の時期が2001年だと思い出すことができる。
こういう夜はながい。
ひたすら、朝が来るのを待つ。
そんな睡眠なので、疲れは取れない。
日中の活動もつらい。
早く横になりたいので、夜が来るのを待つ。
一日は、
毎日は、ただただ時が経つのを待つばかりだった。
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