犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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蚊対策

2017年09月07日 | からだ
[あらすじ] 虫除けにはもっぱらミントスプレーを使っている。

部屋では蚊取り線香を焚く。
今は様々な虫除けがあるが、蚊取り線香でうまくいっているので、変えていない。
ただ、香料・着色料不使用という、ある製品を使っている。
某有名メーカーの緑色の蚊取り線香を使うと、喉が痛くなってしまう。
歌ったり吹いたりしたりする者として、これは不都合である。

外出する時には、ミントオイルを使う。
庭仕事にはミントオイルをそのまま点々と裾だの襟だのに垂らす。
街へ出る時には、アルコールで解いて水で薄めたものを小さいスプレーに入れて持ち歩く。



なに、蚊に刺されても、10分もすりゃ痒みはだいぶおさまる。
ただ、掻いてしまうと痒みが長引く。
夜、寝ている間に刺されると、ねぼけて掻くので、ひどくなる。



一方、いつまでも痒い、という人がいる。
翌日も、翌々日も、なんなら一週間後もぶり返す、と言う。

私も、蜂だのブヨだの蚤だのマダニだの、珍しい強敵に刺された時にはそうなる。
でも、蚊ではそうはならない。



アレルギーを起こす物は抗体と言う。
外敵を察知して、騒いでくれる。
その騒ぎが、腫れたり赤くなったり痒くなったり、だ。

抗体にはいくつかの種類がある。
対象や、役割や、タイミングなど、それぞれの働き方がある。
これが、すぐに痒くなって10分我慢しておさまるのと、
一週間後までねちねちとぶり返す痒みの違いの正体というわけだ。



直後に痒いだけの即時型アレルギーなら、
私のように10分我慢するなり、
抗ヒスタミン剤入りの軟膏を塗っておけばいい。

しつっこい遅延型アレルギーもあるなら、
ステロイド配合の軟膏が効果的だという。

ステロイド配合の軟膏にも、効力の強さや効果の範囲によって、
種類がいくつかある。
必要なら、ご自分で調べるなり、薬局や皮膚科でお尋ねになるとよろしい。



さて、なんで人によって反応が違うかというと、
これは経験値によるものだそうだ。

今までの人生でどんだけ蚊に食われてきたか。

最初は蚊の口から注入される液に、抗体が大騒ぎするのだが、
そのうち、慣れる。
ああまたこいつか、こいつはたいした敵じゃない、ほっとこ。
となる。

まず、一週間も見張らなくていいや、となり、
その後も経験を重ねると、はなっからどうでもいいや、となる。

黒山の蚊だかりになってもへいちゃらで庭仕事している爺などは、
この境地なのだ。



刺されても痒くならない。
こんな境地に達したい。

そのためには、経験を積む必要がある。
蚊に刺されねば。
ということは、虫除けしている場合じゃない。

私の場合は、遅延型がもう知らんぷいぷいなので、
10分我慢すればいい。
10分程度の我慢くらいする。
それでいつの日か、痒くならない体にステップアップできると
分かっているのだから、我慢のし甲斐も有るってもんだ。



だから、今後は虫除け対策を変更する。
完璧に虫除けはしない。
ちょっとくらいなら刺されてもOK。
というよりむしろ歓迎。

刺されたら、無痒の境地に一歩近付いた、と喜ぶのだ。

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