犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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医療と介護

2017年09月08日 | 介護ウチのバヤイ
[あらすじ] 老母84歳パーキンソン病、要介護1、左股関節全置換後脚長差2cm、自宅療養。
健側右に補高1.5cmの靴を室内でも履くようにした。
食べ物の味がしない、という訴えから、パキシル(抗鬱剤)が処方された。

というところが5週間ほど前のことだった。

パキシルが処方されてから2週間目の1週間で、4回転倒した。
介護チームの一番避けたがるのは、転倒だ。
転倒は転倒で済まず、どこか骨折しがちだからだ。
骨折する、入院する、行動力や認知が下がる、
というパターンの入り口が転倒なのだ。

パキシルの副作用のせいなのか、
補高した靴を履き慣れてきて、今までと体のバランスが変わったためなのか、
この時期に転倒が多かった理由は、判然としない。
ただ、頭が重い、眠気が強い、という訴えがあったので、
パキシルの副作用ということは考えられる。

主治医のところへ行って、見直してもらおうと思ったが、
ちょうど10日間にわたる夏休みの最中であった。
次の診察のときに、パキシルは減らすことになった。

「ちょっと痩せたんじゃありませんか?
食べられていますか?」
ものの味が戻っていないのだが、なんとか食べることは食べている。
しかし、もともとほどの食いしん坊は発揮していない。

「栄養状態を検査しておきましょう。」
結果が悪いとまた甘い液体状の栄養剤が処方されるんだろうなあ…。
普段の健康診断では体重がちょっと多めだと言われるが、
いざ痩せると栄養不良じゃないかと言われる。
どうすりゃいいのさ。と言い放ちたくなる。
あ、食べられないのと制限することの違いは分かっとりますよ。

それから1週間後、やっとパキシル処方の目的であった
ものの味が戻ってきた。

ここ数ヶ月で、少々衰えが進んだ。
そこにパキシルが重なり、あまり調子が良くない。
介護認定は昨年だったため、次回の認定は来年の10月になる。

とっしょりにとっての2年は、大きい。
安定している時は安定しているが、変化があるとガクリと衰える。
今はそういう時期だろう。
介護側のすべき事柄も、変わってくる。

リハビリで今できることをキープするということには変わり無いが、
その「今できること」の内容がちょっと違ってくる。
また、今できることを、よりやりやすい環境や道具を整え、
やりにくい部分を補助するサービスも必要になってくる。

体調の変化が有ったタイミングで、
ケアマネージャーさんも交代したのは、良かったかもしれない。
前のケアマネさんも良かったが、今年からのケアマネさんは
さらに優しい雰囲気を持っている。

つづく

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