犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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青森行 車の調子

2018年06月30日 | 流民の窓
全走行距離は1935㎞だった。

昨年の10月の終わり、我が車エクストレイルは、10年落ちの中古で購入して1年足らずで、
支障が出た。
停車中に、エンジンの回転がひどく下ったような感じになり、
ゴッゴッゴッ、とノックする(車体が小刻みに前後に揺れる)。

いつもというわけではないので、気にしないようにしながら乗っていたが、
症状は停車中だけではなくなった。
走行中、アクセルを踏み込んでも加速しないのだ。
そして、エンジン警告灯が点いてしまった。
40年来お世話になっている、近隣で評判の自動車工場に行った。

多分О2センサーだろう、と言う。
オーツーつまり酸素、排気ガス中の酸素の量を検知する部品だ。
排気の中に酸素が多いと、バランスとして燃料の方が足りていないということで、
もっと燃料を送り込むように連携する。

しかし、O2センサーがうまく働いていないと、この連携が取れないので、
吹き上がらず、加速しないわけだ。
「湿気に弱いところがあるんですよね。
工場では症状が出ませんでしたし、
秋の長雨の時期が過ぎれば、大丈夫かもしれません。」

医者に行くと具合が良くなるタイプか。
症状が出ている時にまたおいで、と言われるケースだ。
たしかに、症状が出たのは雨もようで急に気温の下がった日だった。
天気悪いし寒いし、神経痛が出ちゃった。
「痛みがおさまったから病院に来たのよ。」という人間とよく似ている。

さて、たしかに症状は、軽いものがたまに出るだけで、乗れていた。
しかし数か月後のある日、乗ろうとしたらエンジンがかからない。
バッテリー切れ?…そんなはずはない。
買い物に来て、さっきまで走っていたし、電灯などの消し忘れも無かった。

落ち着いてもう一度キーを回すと、やはりかからない。
しかし、セルは回っている。バッテリーは大丈夫なのだ。
妙だな、と思いながらもう一度試してみると、かかった。
いやー、ヒヤヒヤする。

ということが、続いて2、3度有った。
これはいかんということで、工場へ。
今度はクランク角センサーだろう、と言う。
エンジンの回転の今どこの角度というのを検知して、
点火のタイミングをはかるためのセンサーだ。

さっきからこんなふうに書いているけれど、
私は自動車の構造について知識は無いので、
工場での説明の受け売りに過ぎない。

人間も、関節の角度の受容器とか、
血管内の二酸化炭素の受容器とかいった物が有って、
その信号を受けて脳みそが運動の指令を出したりしている。
車のコンピューターも似ていると思う。

クランク角センサーを交換してもらったら、
ノッキングの症状も消えた。
あら?O2センサーじゃなかったのか?
なんであれ、ひと安心。と思ったのが4月半ば。

そして、6月頭に高速道路に乗って、中央道で相模湖近辺を抜けるくねくねの坂道を走っていたら、
ノックし始めた。
ひさびさだし、この時だけで済んだのと、
日常の慌ただしさに取り紛れて、ほったらかしになっていた。

そのまま、青森へ行ったのだ。

行きの高速道路で、症状が出た。
宮城県辺りまで来ていただろうか。
走行中、ガタガタとノックした。

その後、長いゆるい登り坂で、加速しない症状も出た。
高速道路を整備不良で走行するのはどんな減点だったっけ。



帰宅した翌々日に母をデイサービスにお迎えに行くために車を使った。
そして翌日朝には工場に入った。
やはりO2センサーとのこと。
すぐに交換してくれて、翌日には復活。

青森からの帰途にタイヤも交換したので、
出費はかさんだが、
乗ってみると非常に軽やかである。そりゃそうだ。

これでしばらく無事に走っておくれ。

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1 コメント

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2020-11-04 13:05:21
よく見ました
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