虫が好き。
だと思われているが、そこそこ嫌いな虫もいくらでもいる。
刺されたら実に迷惑であるし、不衛生に歩きまわられることも迷惑だし、
あまり大きい音を立てる輩も迷惑だ。
ただ、「よく知らないから怖い、嫌い。自分と形が違うからキモい。」
というのは、無知からくる嫌悪に過ぎない。
脚が多いあるいは脚が無いから「きもちわる!」、
「刺すかもしれない!」から怖い。
言葉が通じないからとか、どこでどういう生活をしているかわからないからとか、
そういった理由で、相手が虫であれ、嫌いたくない。
それにはまず、相手を知ることが肝要だ。
とかなんとか述べたてた挙句になんなんですが、
やっぱり、困った虫がいるのは事実だ。
・刺す
・不潔
・騒音
といった辺りが、嫌いなポイントのようだが、
もうひとつ、重要なポイントがある。
・動く
これよ。
刺すものでもじっとしているのなら、こちらから近付かなければ良い。
不衛生なものでもじっとしているのなら、不潔は拡がらない。
大きい音でも遠くてやっててくれるのなら、風情のひとつにもなろう。
・動く
ということの中にも、いろいろな側面があると思う。
-動きが予測できない
蚊などがこれである。
まっすぐ一定に飛ぶのであれば、退治しやすいが、
ぷ~んぷ~んぷ~ん と
あっちへこっちへと方向を変える。
捕らえにくい。
もちろん、捕らえにくくするためにそんな飛び方をしているのだろう。
それにしても、イライラする。
-こっちに来る
これも困る。
家屋の中で暮らす薄べったいあの虫などは、
どこでもいいから狭いところに入り込みたいので、
慌てるとこちらの足元に潜り込もうとしてすごい勢いで寄って来ることがある。
ふざけないでほしい。
あれこれとイヤな動きはあるが、
とにかく、緩慢だったら許す。
速いのは困る。
人間の中でも私はさほど俊敏なほうではないのだ。
だから、
-急に動く
これが困る。対応しきれない。
しかも、大きさのわりに優れたジャンプ力だったりする。
そういうわけで、カマドウマがたいそう苦手である。
便所コオロギという気の毒な別称も持つ、あれだ。
カシューナッツに爪楊枝で脚を付けたような、あれだ。
すごく跳ねる。
ちゃんと逃げてくれれば良いのだが、
どうも適当に跳ねているとしか思えないくらい、めちゃめちゃな方向に跳ねる。
跳ねること自体が威嚇なのかもしれない、とも思える。
水道のメーター検針員という仕事をしていた頃のことだ。
ある家の水道メーターボックスは、ガレージの隅っこに在った。
車と壁の隙間に入り込み、頭上には自転車が吊って収納してあったので、
屈んだまま、地面のメーターボックスの蓋をヨイショと開けた。
途端、
パンパンとはぜるように
何匹ものカマドウマが跳び出してきた。
逃げ場も無い、体を反らしてよけることもできない。
水道メーターボックスの中には、様々な虫がいる。
ナメクジは殊に多い。
ダンゴムシなどもいる。
蓋の裏にいた沢山の蟻が流れ落ちる「サラサラ」という音を聞いたこともある。
ただ、どれも動きが緩慢なので、許す。
ビックリ箱仕掛けのカマドウマだけは、
どうしても好きになれないのだ。
だと思われているが、そこそこ嫌いな虫もいくらでもいる。
刺されたら実に迷惑であるし、不衛生に歩きまわられることも迷惑だし、
あまり大きい音を立てる輩も迷惑だ。
ただ、「よく知らないから怖い、嫌い。自分と形が違うからキモい。」
というのは、無知からくる嫌悪に過ぎない。
脚が多いあるいは脚が無いから「きもちわる!」、
「刺すかもしれない!」から怖い。
言葉が通じないからとか、どこでどういう生活をしているかわからないからとか、
そういった理由で、相手が虫であれ、嫌いたくない。
それにはまず、相手を知ることが肝要だ。
とかなんとか述べたてた挙句になんなんですが、
やっぱり、困った虫がいるのは事実だ。
・刺す
・不潔
・騒音
といった辺りが、嫌いなポイントのようだが、
もうひとつ、重要なポイントがある。
・動く
これよ。
刺すものでもじっとしているのなら、こちらから近付かなければ良い。
不衛生なものでもじっとしているのなら、不潔は拡がらない。
大きい音でも遠くてやっててくれるのなら、風情のひとつにもなろう。
・動く
ということの中にも、いろいろな側面があると思う。
-動きが予測できない
蚊などがこれである。
まっすぐ一定に飛ぶのであれば、退治しやすいが、
ぷ~んぷ~んぷ~ん と
あっちへこっちへと方向を変える。
捕らえにくい。
もちろん、捕らえにくくするためにそんな飛び方をしているのだろう。
それにしても、イライラする。
-こっちに来る
これも困る。
家屋の中で暮らす薄べったいあの虫などは、
どこでもいいから狭いところに入り込みたいので、
慌てるとこちらの足元に潜り込もうとしてすごい勢いで寄って来ることがある。
ふざけないでほしい。
あれこれとイヤな動きはあるが、
とにかく、緩慢だったら許す。
速いのは困る。
人間の中でも私はさほど俊敏なほうではないのだ。
だから、
-急に動く
これが困る。対応しきれない。
しかも、大きさのわりに優れたジャンプ力だったりする。
そういうわけで、カマドウマがたいそう苦手である。
便所コオロギという気の毒な別称も持つ、あれだ。
カシューナッツに爪楊枝で脚を付けたような、あれだ。
すごく跳ねる。
ちゃんと逃げてくれれば良いのだが、
どうも適当に跳ねているとしか思えないくらい、めちゃめちゃな方向に跳ねる。
跳ねること自体が威嚇なのかもしれない、とも思える。
水道のメーター検針員という仕事をしていた頃のことだ。
ある家の水道メーターボックスは、ガレージの隅っこに在った。
車と壁の隙間に入り込み、頭上には自転車が吊って収納してあったので、
屈んだまま、地面のメーターボックスの蓋をヨイショと開けた。
途端、
パンパンとはぜるように
何匹ものカマドウマが跳び出してきた。
逃げ場も無い、体を反らしてよけることもできない。
水道メーターボックスの中には、様々な虫がいる。
ナメクジは殊に多い。
ダンゴムシなどもいる。
蓋の裏にいた沢山の蟻が流れ落ちる「サラサラ」という音を聞いたこともある。
ただ、どれも動きが緩慢なので、許す。
ビックリ箱仕掛けのカマドウマだけは、
どうしても好きになれないのだ。
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