犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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こぶつけジーさん

2019年07月06日 | 犬と暮らす
[あらすじ] 飼い犬ジーロ去勢オス13歳11ヶ月。
下痢と血便が何度か有り、不調なので獣医を受診したら
慢性腎不全という診断がついたのが5月初め。
薄いオシッコが多量に出るので、排毒できていない上に脱水状態になっている。
それから最初は隔日、その後、自宅で毎日、点滴を続けたら、
血液検査の結果がだいぶ改善した。
便の調子も良く、食欲もまあまあ良くなり、
散歩は毎日楽しく尻尾を挙げて出かける。

最初に受診した際、
自宅で点滴するようになる、と聞いた時には驚いた。
しかし、帰宅してちょうどいたヘルパーさんに話したら、経験者だった。
以前飼っていた猫の最晩年、やはり毎日点滴していたと言う。

その後もあちこちで話してみると、経験者はちらほらいた。
そういうものか。

幸い、ほんの200mくらいの近所の幼なじみが、毎日手伝いに来てくれる。
仔犬の頃から世話になっているので、飼い犬ジーロくんも、しっかり懐いている相手だ。

犬の首の後ろ、肩甲骨の間辺りの皮をびよーんと引っ張り上げて、
針を横向きに刺す。
そして、輸液を皮下に注入する。

体重12㎏の犬で、500㎖を入れる。
見る見るうちに、背中にラクダのようなコブができる。

注入し終わる頃には、ぽっこりと膨らむ。
背中に違和感が有るのだろう、点滴が終わって解放されるといつも
プルプルと身体を振るわす。
しかし、コブが重いのか、思うようには振るえない。

点滴の最中にプルプルしたがる時も有る。
針が抜けてしまって刺し直すこともある。

2ヶ月も続けていたら、犬もだいぶ慣れてきた。
初めの頃は、捕まえている手から逃れようとしたりして
落ち着かなかったが、
今は数分間、ほとんど動かない日も有る。

コブがちょうどブチのところにできることも有る。
立体ブチ。

コブは自らの重さで、次第に垂れ下がる。
というか、皮下で輸液が下に移動する。
前足のわきの下あたりがブヨブヨになったりする。

毎日のことで犬も飼い主も友人もたいへんだが、
やればやっただけ元気で過ごせているので、やりがいが有る。

あと3週足らずで14歳になる。
まだまだだ。

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