犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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シリコーンコーキングを剥がす

2020年04月05日 | Do it myself
[あらすじ] 台所の混合水栓を取り換えることにしたよ。
壁付・シングルレバー・シャワーホース付きだよ。

壁に付いているソケットの根元の中心同士の間を測る。
20㎝ある。
小型の水栓だと、15㎝前後の幅までしか対応していない。
まあ、多くのシャワーホース付きの水栓は大きめだから、
あまり心配は要らない。

しかし、買ってから「幅が足りなくて取り付けられない」なんてことになると
しょうもないので、仕様書や取り付けマニュアルを事前に確認する。
今は、購入前にインターネット上でPDFファイルを見られるから、便利だ。



今回、水栓を交換したいもう一つの理由が有った。
ソケットと壁が接している部分に、コーキングしてある。
これが劣化してきて、汚くなってきているのだ。

もちろん、これだけだったら剥がしてコーキングし直す、
ということもできる。
今回は他の要素も有ったので、
交換ついでにきれいにしたい。

シリコーンは、カッターで切り取るようにして剥がす。
しかし、なかなかきれいにスッキリとは取り去れない。
どうしても少し残ってしまう。

つまんでも、こそぎ落とそうとしても、
やわらかくプルプルビヨ~ンと逃げて、なかなか落とせないのだ。



写真の中で、タイル壁にコーキングされている部分を
ソケットと言う。
これを、プライヤーで挟んで力を込めて、緩める。

この部分は水漏れしないように、水道管にネジ込む際に
シールテープというものが巻いてある。
それで密着しているので、けっこうな力をかけて、ゆっくり緩めていく。

緩んでタイル壁からソケットが離れてきた。
すると、ソケットと壁とタイルの関係がどうなっているのか、
見えやすくなった。

タイルの奥に壁の実体が有って、そこにソケットを取り付けてから、
あらかじめ溝を切っておいたタイルをかぶせ、
さらに蓋をするように残りのタイルを付けて、固定してある。

ここで大きな問題が発覚した。
このままでは、ソケットが外せない。
ソケットは直径2㎝ほどだが、
その根元に座金と呼ばれる直径4㎝ほどの皿がネジ込んである。
これが、タイルの隙間を通らない。

作った時は、座金をはめたソケットを取り付けてから
タイルを固定して、ソケットの角度を決めて、コーキングしたのだろう。
今、それを外すためには、座金が取り出せるようにタイルを割らねばならない。



コーキングが剥がしにくいことは分かっていたので、作業をする前に
コーキングを剥がしスプレーを買っておいた。
今回使ってみたのは、’ディゾルビット’という商品だ。
「それを剥がせ」とか「こいついてもたろかい」とかいった意味だろう。

これがあーた、よく効きまして。
写真はカッターでおおよそ剥がした時点のありさま。
この状態にスプレーして、しばらくおいてから拭うことを
2,3回やったら、タイルはツルピカになった。

新しい物を気持ちよく取り付けられるじゃないの。

ただし、
ソケットが外せれば、の話だが。
さて。
タイルをどうしてくれよう。

つづく
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