犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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見上げてごらん

2019年08月13日 | イキモノタチ

[あらすじ] 犬の散歩コースに有る公園用地のメタセコイアの幹にニイニイゼミの脱け殻が、いっぱい付いていた。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/abe3fd4bbbc83335267cf2390d99bc4e

そういえば、この時の写真に写っている脱け殻がいくつかという問題を出したが、
答えを発表していなかった。
なんだそりゃという方は、上のリンクから写真を一度見ていただきたい。
私ゃもう見ないけどね。
数えたいという数寄者もいるかもしれないから、答えはここには書かないで、
どこか下の方にしましょうか。



ニイニイゼミの脱け殻は、高さ2mまでの間に付いている。
低い。
一方で、どうやら鳴いているのは梢のように思う。
ニイニイゼミは小さいのだ。

昆虫は脱皮して体格をサイズアップしていく。
ニイニイゼミの脱け殻は小さい。
脱皮で大きくなるとは言え、他の種類の蝉よりはずっと小さいはずだ。

思うとかはずだとか推測の言葉ばかりなのは、
成虫を見つけられていないからだ。

あんなにいっぱい脱け殻が有るのだから、
周囲の木ではニイニイゼミが鳴いている。うるさい。
蝉の姿を幹に探すのだが、どうも見つからない。

いやもしや、木の幹一面にニイニイゼミが止まっているから見えない、とか!?
ひいいい
いやいや、さすがにそんなにはいない。

うるさいニイニイの声によく耳を向けてみる。
すると、木の幹というよりは枝先の方から聞こえるようだ。
なるほど、ニイニイゼミは小柄だから、梢に止まって鳴くのか。

と、当たりを付けて目をかっぴらいて探すのだが、見えない。
ううむ



その木の根方から、なぜ見上げたのか、憶えていない。
見上げてみたら、葉に蝉の脱け殻が付いていた。

これまた思い込んでいた。
蝉は木の幹や塀など、しっかりとした垂直面にしがみ付いて脱皮するのだと思っていた。
違った。
葉先ばかりにいくつも脱け殻が付いている。
しかも、大きい。
中身の入っている時だったら、虫の重さで葉はずいぶん垂れ下がっていただろう。

アブラゼミか、ミンミンゼミだろうか。



はい例によって問題です。
今日の写真にいくつ、脱け殻が写っているでしょうか。

ああ、前掲のリンクのニイニイゼミの脱け殻は
木の幹に付いているものだけで、95。
地面に落ちているものは数えませんでした。



この木は葉の形が特徴的な、ユリノキである。
とても高く育つ木だ。
写真で一番手前に写っているのが一番低い枝で、高さ3m近く有る。

風が吹くとこの脱け殻がパラパラと降り落ちて来るのだろうか。


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