めんどくせえな。
※
「ありがとうございます」を「あざーす」とか
「〇〇じゃない?」を「〇〇じゃね?」とか
タレントがテレビで多用する言葉をまねて
若い層を中心に一般に広まることは
往々にして、有る。
話し言葉とは、そうやって移り変わってゆくものだ。
と、納得した上で、
ずいぶんきったねえ言葉づかいが流行ってやがんな、けった糞わりぃ
と、思っている。
子どもと話す大人が、子どもの使う言葉を同じように使うことに、
必要性は感じる。
ただ、そういう大人が大人同士で話す時にも
子どもと話す時の言葉を使うことには、
なんだコイツ、ガキの言葉つかいやがって、糞だな
と、思ったりもする。
とまあ、
心の言葉遣いがいっちゃんきったねえのは私でございます。
※
困っている。
「お願いします」と言う時に、
心の中で同時に
「おいしゃーす」
と言ってしまうのだ。
まったく、
「深大寺のおっさんは挨拶がきったねえな」
と言われても、ただただ
うっせえな
と認めるしか無い。
「柏の女は目が死んでんな」
などとやり返す気合いも無い。
※
つまりこれは、漫才コンビ”納言”への賛辞なのである。
you tubeで片っ端から納言の漫才を見て、
見過ぎて左脳に「みゆき語辞典」ができてしまったのだ。
「辞典」は、図書としての辞典のことではなく、
パソコンにおける辞典、つまり言語の変換プログラムのほうだ。
たいそう口が悪くなるので、
困っている。
※
立ち位置上手の女性、薄幸つまり
さちうすいと書いて、すすきみゆき
と読ませる芸名だ。
非常に巧妙な名前で、
ただならぬオトナでなければこんな名前は付けられない、
と感心した。
これは実は、ある番組の中でビートたけしが命名したものだと知った。
なるほど。
他にも書くのが憚られるようなヒドイ名前の候補が
いくつも有ったらしい。
25年くらい前に、「ビートたけしの作り方」という番組が有った。
その中で、飯島直子さんは「一本糞のりこ」と名付けられていた。
軍団の名前など、まったくきれいなもんである。
※
薄幸は、ネタの合間にくすぐりとして
煙草をブチかましながらどこかの街を一言で悪く言う。
これが、「街ディスり」と呼ばれてウケている。
「高田馬場の大学生はこりゃもう中卒だな」
「西川口はもう人間の住む街じゃねえな」
「大塚の救急車は全然急がねえな」
「蒲田に来ちまったらもう生きては帰れねえな」
「調布の女は笑顔がきったねえな」
などなど。
※
十八九の頃、浅草在住の人とバンドを組んだ。
応募してきたベーシストとやってみるために、新小岩のスタジオに入った。
新小岩という街は、多摩地区に住む私は初めて行く所だった。
その頃の私の左脳にみゆき辞典が有ったら、
「いやー、新小岩に用事がある人間はいねえな」
と言っていただろう。
※
「何飲んでるの」
「これはさ、小岩で買ったブッ潰れる酒です」
「小岩にそんなの無いよ」
「あ、小岩じゃねえわ、あれだ、新小岩だ
いやホント小岩のみなさん申し訳ございませんでした」
「新小岩のみなさんにも謝らないとね」
「なんでだよ」
「なんでだよなんでだよ!」
なんで「なんでだよ」なんて言えるんだよ、
という意味で「なんでだよなんでだよ!」と安部がツッコむ。
二つ目の「な」の所がアクセントで、ひといきに「なんでだよなんでだよ」と言う。
これが面白い。
流行らないかな、と思う。
使ってみたいが、相手の「なんでだよ」を引き出す会話の流れを作らなければ
なかなか言うチャンスが無い。
※
さて、
しっかりとみゆき語辞典ができて口が悪くなったところで、
明日は国勢調査について書こうかなあ。
(やめとけ
※
「ありがとうございます」を「あざーす」とか
「〇〇じゃない?」を「〇〇じゃね?」とか
タレントがテレビで多用する言葉をまねて
若い層を中心に一般に広まることは
往々にして、有る。
話し言葉とは、そうやって移り変わってゆくものだ。
と、納得した上で、
ずいぶんきったねえ言葉づかいが流行ってやがんな、けった糞わりぃ
と、思っている。
子どもと話す大人が、子どもの使う言葉を同じように使うことに、
必要性は感じる。
ただ、そういう大人が大人同士で話す時にも
子どもと話す時の言葉を使うことには、
なんだコイツ、ガキの言葉つかいやがって、糞だな
と、思ったりもする。
とまあ、
心の言葉遣いがいっちゃんきったねえのは私でございます。
※
困っている。
「お願いします」と言う時に、
心の中で同時に
「おいしゃーす」
と言ってしまうのだ。
まったく、
「深大寺のおっさんは挨拶がきったねえな」
と言われても、ただただ
うっせえな
と認めるしか無い。
「柏の女は目が死んでんな」
などとやり返す気合いも無い。
※
つまりこれは、漫才コンビ”納言”への賛辞なのである。
you tubeで片っ端から納言の漫才を見て、
見過ぎて左脳に「みゆき語辞典」ができてしまったのだ。
「辞典」は、図書としての辞典のことではなく、
パソコンにおける辞典、つまり言語の変換プログラムのほうだ。
たいそう口が悪くなるので、
困っている。
※
立ち位置上手の女性、薄幸つまり
さちうすいと書いて、すすきみゆき
と読ませる芸名だ。
非常に巧妙な名前で、
ただならぬオトナでなければこんな名前は付けられない、
と感心した。
これは実は、ある番組の中でビートたけしが命名したものだと知った。
なるほど。
他にも書くのが憚られるようなヒドイ名前の候補が
いくつも有ったらしい。
25年くらい前に、「ビートたけしの作り方」という番組が有った。
その中で、飯島直子さんは「一本糞のりこ」と名付けられていた。
軍団の名前など、まったくきれいなもんである。
※
薄幸は、ネタの合間にくすぐりとして
煙草をブチかましながらどこかの街を一言で悪く言う。
これが、「街ディスり」と呼ばれてウケている。
「高田馬場の大学生はこりゃもう中卒だな」
「西川口はもう人間の住む街じゃねえな」
「大塚の救急車は全然急がねえな」
「蒲田に来ちまったらもう生きては帰れねえな」
「調布の女は笑顔がきったねえな」
などなど。
※
十八九の頃、浅草在住の人とバンドを組んだ。
応募してきたベーシストとやってみるために、新小岩のスタジオに入った。
新小岩という街は、多摩地区に住む私は初めて行く所だった。
その頃の私の左脳にみゆき辞典が有ったら、
「いやー、新小岩に用事がある人間はいねえな」
と言っていただろう。
※
「何飲んでるの」
「これはさ、小岩で買ったブッ潰れる酒です」
「小岩にそんなの無いよ」
「あ、小岩じゃねえわ、あれだ、新小岩だ
いやホント小岩のみなさん申し訳ございませんでした」
「新小岩のみなさんにも謝らないとね」
「なんでだよ」
「なんでだよなんでだよ!」
なんで「なんでだよ」なんて言えるんだよ、
という意味で「なんでだよなんでだよ!」と安部がツッコむ。
二つ目の「な」の所がアクセントで、ひといきに「なんでだよなんでだよ」と言う。
これが面白い。
流行らないかな、と思う。
使ってみたいが、相手の「なんでだよ」を引き出す会話の流れを作らなければ
なかなか言うチャンスが無い。
※
さて、
しっかりとみゆき語辞典ができて口が悪くなったところで、
明日は国勢調査について書こうかなあ。
(やめとけ
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