犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ショートステイ二日目 根無し柱篇

2019年09月27日 | Do it myself
[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、ショートステイ中なり。

母がいる時に家の補修などやろうもんなら、何かと厄介だ。
私ばかりが仕事することを申し訳なく思ってあれこれ言うし、
自分も何かせねば、と動いて、棚の中身を整理して、
結果的にごちゃごちゃにしたりする。

家や庭の手入れは、なるべく母にバレないうちにしたほうが、
平安なのである。



家に、クリーニング屋さんが毎週ご用聞きに来る。
両親が教員だった頃はクリーニングも多かったが、
今はもう必要無い。
断らねば、と思いながら、なかなか私が直接会うことが無いので、
言いそびれている。

先週、クリーニング屋の来る曜日に、母が玄関に出ている物音がする。
何事かと駆け付けてみると、掛布団をクリーニングに出すのだ、と言う。

それは、私がやりやすいタイミングに出すから、と言っても、
「忙しいのにたいへんだと思って」と言う。
忙しいから、自分のできるタイミングに作業したい。
今日突然掛布団を替えると言われたら、
代わりの布団を出したりカバーを掛けたりしなきゃならない。

母は自分で押し入れから代わりの布団を出せるわけではない。
じゃあ今夜どうすんだ。

結局その日、なぜかクリーニング屋さんは来なかった。
どうしたのだろう。
先代の認知症の介護でたいへんな思いをしているようだ。
何か有ったのだろうか。

まあ来週ショートステイ中の木曜にクリーニングに出そう、
その時に様子を聞いてみよう。と思ったが、
今週も来なかった。
ますます聞いてみなければならない。



さて、今回のショートステイ中の一番の課題は、
物置の上に作ってある屋根の波板の交換、である。

物置より少し張り出して屋根が作ってあり、
そこが物干し場になっている。

5年前の6月下旬、調布市界隈に激しい雹が降った。
大粒の雹が、けっこうな量降った。
ずいぶん降り積もったので、翌日もまだ解けずに有って、
低いところはひんやりとしたものだ。

波板がまあまあ経年劣化したところだったので、
雹でかなり穴があいた。
それからぐずぐずしているうちに5年経ってしまったので、
雹サイズの穴が割れ広がって、ぼろぼろになった。
屋根が有るので少々の雨が降っても大丈夫な物干し場だったが、
そうでもなくなってきてしまった。

やらなきゃやらなきゃと思っていたが、ついにやるぜ。



波板を外す時に、バラバラと割れるだろう。
割って散ったものを集めて捨てりゃいい。
しかし、物置の周りにも物がごちゃごちゃ置いてあって、
すっきりと欠片を集められそうにない。
まず、物置の周辺を片付けねば。

ストーブのための薪が積んである。
しかし、同居老母が室内で転倒したりするようになったので、
数年前から薪ストーブを使うのはやめている。

薪だけが残り、いたづらに朽ちている。
積んである下のほうなんか、土になっている。
みみずやむかでやはさみむしやだんごむしやなめくじやごきぶりやありんこや

朽ちた薪の山を庭に運んで捨てて、跡を掃除する。



屋根のための柱の根元が現れた。

積んでいた薪といっしょに、根元が朽ちてしまっている。
鉄骨が入っている。
これで保たれていたのか?

波板を張り替えるために屋根に登ったら、
私の重さに耐えられるだろうか?



事前準備する事項が増えてしまった。
しかし、気付いて良かった。
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