犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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深大寺ドッグランド&シー

2021年03月29日 | 犬と暮らす
[あらすじ] 飼い犬ウーゴくん去勢オス4歳8ヶ月。
どうやら何かの食品にアレルギーが有るらしく、
痒くなる。
保護団体から引き取ってウチに来た頃は
痒みに気持ちが集中してしまったのか、
掻いて舐めて齧って、おハゲだらけになってしまった。

この家での生活に慣れるに従って、
痒みが出ても掻き過ぎることは無くなり、
禿げるところまではいかなくなった。

と同時に、気付いたら、
保護団体での生活でできていた肘のハゲタコは
すっかり毛で覆われていた。

という話を一昨日書いた。
その時に使おうと思って忘れたのが、今日の写真である。

毎朝行くドッグランに、ある朝、突然
雑草の双葉が一斉に芽吹いていた。

辺りはうっすらと、本当にうっすらと緑色だった。
もしハゲタコに毛が生え始めるのを目撃できたら
ちょうどこんな感じだったのではないか。



昨日は朝パラパラと、日中少し降り、
夜半は時折激しく降る音が聞こえた。

朝、ドッグランに行ってみると、いつものエリアは
大きな水溜まりができていた。
本当に大きくて、敷地の大半が水面である。
西側なぞは、フェンス際がかろうじて陸地である。

こんなところで犬のお友達とかけっこでもしようもんなら
泥まみれの蒸れ犬と化す。

私は、ひと回り小さい別のエリアに入った。
そこは以前に1回か2回入ったことがあるだけだったが、
幸い、ウーゴはあまり神経質にならずに排便をしてくれた。

これでひと安心。じゃあ帰ろうか、とエリアから出ると、
ウーゴは強くリードを引き、いつものエリアに入りたがる。
折しもやって来たいつものお友達は、
やはり水溜まりを回避して小さいほうのエリアに入った。

そんなら大丈夫か。
飼い犬のリクエストに応じて、いつものエリアに入った。



地面はどこもぬかっている。
何かが這った細い跡が付いている。
水底にこれが有れば、カワニナか何かの貝類がいる証拠だ。
辿って行ってみると、カタツムリがいた。

地面のあちこちに直径2㎜ほどの穴が開いている。
雨が上がった後に蟻が開けたのだろうか。

水溜まりは濁っている。
よーく見ると、濁りに縞模様ができている。
そよ風が水面を撫で、水にわづかな動きが生まれて、
そのために濁りに筋ができているのだ。

ウーゴはひとりで、いつものようにフェンス際を丹念に嗅いで敷地を回っている。

春だねえ。
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