書名を全部書くと、長い。
開脚の女王 Eiko著 『どんなに体がかたい人でも ベターッと開脚 できるようになるすごい方法』サンマーク出版
全体で182ページの本だ。
紙幅の割り振りがすごい。
最初に、編集者がこの本を作ることにした経緯が書いてあり、
それから著者のまえがきがあり、
そして体験者(70歳前後の女性が主)の開脚姿が見開きで紹介され、(すばらしい)
本題があり、
なんと52ページから先はずーっと
小説『開脚もできないやつが、何かを成せると思うな』
が続くのである。
この手の本に、冗長な内容はありがちだが、
それにしても小説仕立てとは。と思った。
そうまでするほど、内容がシンプルなのだ。
肝腎の部分は10ページだけで済んでしまう。
※
この本では、「開脚の完成」を
開脚して前の床に肘が着くこと、と定義している。
※
それなら、私もできた。
できた時が有った。
その後サボってしまい、今はできない。
もったいない!
この本に出会ったのだから、またできるようになりたい。
※
毎日4つのストレッチをする。
2つのストレッチはずっと続ける。
あとの2つは週替わりだ。
これを4週間続ける。
このストレッチを紹介するのには、10ページでこと足りる。
※
私は鍼灸師という仕事を持っている。
とりあえずなんとかするという治療ではなく、
再発しないことを目標としたい。
どうも、「鍼に行ったら一発で治った」というようなことを聞いたり、
「ツボって効くんでしょ」とか「中国四千年の」とか
そんな思いを持って鍼を選択する人は多い。
私も最初に鍼を受けた時は、’藁にもすがる思い’だったし、
「すぐ効く」と聞いていた。
だから、気の長い治療計画を提示したり、
自分で取り組むと良いやり方を話したりすると、
あんまりウケない場合も多い。
そういう患者さんはすぐに離れていく。
急いで改善せねばならないニーズも理解している。
その日は即効性の有る施術をして、それからお付き合いが始まる、と考えている。
再発しないためには、心身を変える必要が有る。
心身を作っているのは、自分の日頃の習慣だ。
心身を変えるためには、生活習慣や食習慣やものごとのとらえ方などの思考習慣を変える。
無意識にやっている癖や口癖などを変えていく。
無意識の癖を変えるなんて難しい、と思われがちだが、
変わってしまえばなんでもなくなる。
「治癒」とは様々な「変化」の中の一つの形だと思う。
「成長」とか「老化」とか「病気」や「けが」も「変化」の色々な形だ。
変わる前は変わった後のことなど想像しにくく、おそれさえ有るものだが、
なあに、変わっちまえば現状は過去になる。なんでもない。すぐに忘れる。
ひとは現状維持が好きだ。
なんたって安心だからだ。
しかしそれは、より良くなりたい、という気持ちとは対立する。
安定は改善という変化を阻むのである。
身体を良くする、病気を治したり、健康を維持したりすることは、
医薬に頼らずとも自分の力でできることだ。
いや、自分自身でこそできることであって、
医薬ではあらゆる人の状態を改善するところまでの力は無い。
それだけ、人の状態は千差万別でその状態を作り出している仕組みは複雑だし、
自分というものへのこだわりが強い人は多い。
人は、自分の心身に責任を持っていると思う。
その責任を遂行する権利と自由を持っているとも思う。
健康でありたいと願うならば、健康になって良いのだ。
この自由意志を持つだけで、人はかなり健康になる。
今の自分が自分であると思うのは迷妄に過ぎず、
改善は変化の一つの形だと知るだけで、一歩を踏み出していると思う。
※
変化して新しい状態が定着するのに、3ヶ月かかると考えている。
なんとなく経験的にそう感じているが、
筋肉の細胞のターンオーバーが3ヶ月だということと
何か関係が有るかもしれない。
※
ところが、この本は4週間で達成できると言うのだ。
なんと。
3ヶ月だとちと長い、季節が変わるぜ、と思うが、
4週間ならカレンダー一枚に収まる。
しかも明確に週替わりメニューが有る。
やりやすい。
※
小説の中で、開脚を達成した登場人物が語る。
「できないことをそのままにしておくことが、
あらゆるシーンで自分自身を超えられない原因になっているんじゃにか。」
だからこそ、支社の立て直しという目の前の大きな壁を見上げて
恐れてしまっているんじゃないか。」
Eiko先生も小説に登場して、語る。
「私ね、開脚ができるかどうかって、ただ開脚だけの話ではないと思っているんです。
結局、自分の意志で成功できるかどうか、
人生を自らの力で切り開けるかどうかと同じなんじゃないかって」
これだ!
人は、どのように生きるかを、自分で決められる。
開脚の女王 Eiko著 『どんなに体がかたい人でも ベターッと開脚 できるようになるすごい方法』サンマーク出版
全体で182ページの本だ。
紙幅の割り振りがすごい。
最初に、編集者がこの本を作ることにした経緯が書いてあり、
それから著者のまえがきがあり、
そして体験者(70歳前後の女性が主)の開脚姿が見開きで紹介され、(すばらしい)
本題があり、
なんと52ページから先はずーっと
小説『開脚もできないやつが、何かを成せると思うな』
が続くのである。
この手の本に、冗長な内容はありがちだが、
それにしても小説仕立てとは。と思った。
そうまでするほど、内容がシンプルなのだ。
肝腎の部分は10ページだけで済んでしまう。
※
この本では、「開脚の完成」を
開脚して前の床に肘が着くこと、と定義している。
※
それなら、私もできた。
できた時が有った。
その後サボってしまい、今はできない。
もったいない!
この本に出会ったのだから、またできるようになりたい。
※
毎日4つのストレッチをする。
2つのストレッチはずっと続ける。
あとの2つは週替わりだ。
これを4週間続ける。
このストレッチを紹介するのには、10ページでこと足りる。
※
私は鍼灸師という仕事を持っている。
とりあえずなんとかするという治療ではなく、
再発しないことを目標としたい。
どうも、「鍼に行ったら一発で治った」というようなことを聞いたり、
「ツボって効くんでしょ」とか「中国四千年の」とか
そんな思いを持って鍼を選択する人は多い。
私も最初に鍼を受けた時は、’藁にもすがる思い’だったし、
「すぐ効く」と聞いていた。
だから、気の長い治療計画を提示したり、
自分で取り組むと良いやり方を話したりすると、
あんまりウケない場合も多い。
そういう患者さんはすぐに離れていく。
急いで改善せねばならないニーズも理解している。
その日は即効性の有る施術をして、それからお付き合いが始まる、と考えている。
再発しないためには、心身を変える必要が有る。
心身を作っているのは、自分の日頃の習慣だ。
心身を変えるためには、生活習慣や食習慣やものごとのとらえ方などの思考習慣を変える。
無意識にやっている癖や口癖などを変えていく。
無意識の癖を変えるなんて難しい、と思われがちだが、
変わってしまえばなんでもなくなる。
「治癒」とは様々な「変化」の中の一つの形だと思う。
「成長」とか「老化」とか「病気」や「けが」も「変化」の色々な形だ。
変わる前は変わった後のことなど想像しにくく、おそれさえ有るものだが、
なあに、変わっちまえば現状は過去になる。なんでもない。すぐに忘れる。
ひとは現状維持が好きだ。
なんたって安心だからだ。
しかしそれは、より良くなりたい、という気持ちとは対立する。
安定は改善という変化を阻むのである。
身体を良くする、病気を治したり、健康を維持したりすることは、
医薬に頼らずとも自分の力でできることだ。
いや、自分自身でこそできることであって、
医薬ではあらゆる人の状態を改善するところまでの力は無い。
それだけ、人の状態は千差万別でその状態を作り出している仕組みは複雑だし、
自分というものへのこだわりが強い人は多い。
人は、自分の心身に責任を持っていると思う。
その責任を遂行する権利と自由を持っているとも思う。
健康でありたいと願うならば、健康になって良いのだ。
この自由意志を持つだけで、人はかなり健康になる。
今の自分が自分であると思うのは迷妄に過ぎず、
改善は変化の一つの形だと知るだけで、一歩を踏み出していると思う。
※
変化して新しい状態が定着するのに、3ヶ月かかると考えている。
なんとなく経験的にそう感じているが、
筋肉の細胞のターンオーバーが3ヶ月だということと
何か関係が有るかもしれない。
※
ところが、この本は4週間で達成できると言うのだ。
なんと。
3ヶ月だとちと長い、季節が変わるぜ、と思うが、
4週間ならカレンダー一枚に収まる。
しかも明確に週替わりメニューが有る。
やりやすい。
※
小説の中で、開脚を達成した登場人物が語る。
「できないことをそのままにしておくことが、
あらゆるシーンで自分自身を超えられない原因になっているんじゃにか。」
だからこそ、支社の立て直しという目の前の大きな壁を見上げて
恐れてしまっているんじゃないか。」
Eiko先生も小説に登場して、語る。
「私ね、開脚ができるかどうかって、ただ開脚だけの話ではないと思っているんです。
結局、自分の意志で成功できるかどうか、
人生を自らの力で切り開けるかどうかと同じなんじゃないかって」
これだ!
人は、どのように生きるかを、自分で決められる。
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