[あらすじ] 家屋の周囲の舗装、犬走りが、ひどく傾いている。
地下室の在る側が、沈下しているのだ。
地下室が完成して、埋め戻した。
その部分の土はゆるい。
だから土が締まってくると沈下する。
沈下すると低いから水が集まる。
さらに沈下する。
水が集まる。
沈下する。
沈みループ。
※
2級建築士の友人M曰く、
「もうでもずいぶん何年も経つでしょ。
沈みきってるんじゃない?」
もし沈みきっているんなら、
沈んだ犬走りの上にモルタルを継ぎ足してもいいだろう。
まだ沈むんだとすると、継ぎ足した部分が割れたり、
何かと厄介なことになりそうだ。
でも、やってみる。
※
沈んだ犬走りの側面に、
板で枠を作って、そこにモルタルを注ぐ。
そういえば、つい先日、
友人Fの実家の片付けを手伝っていて、
古いすのこを貰ってきた。
黒くカビた跡が有って汚いので、バラシて薪にするつもりだった。
板として弱っているわけでもないので、ちょうど良かろう。
モルタルの枠に使ったら、他のことには使えなくなる。
薪としてストーブにくべることさえも。
汚いすのこの板は惜しくなくってちょうどいい。
うん。ちょうどいい。
まず、全部解体する。
そして、板がぴったりしっくりくるように並べ直して、
組み直す。
低く沈んでいる側は、15cmくらいもある。
そちら側は、板を3枚並べる。
浅い側は2枚。
その2つを、繋ぐ。
枠の完成。
※
犬走りの際を、細い棒でつついて穴をあけ、
枠から出しておいた棒を差し込む。
そして、ゴム槌で叩き込む。
せっかく組んだ枠が壊れないように、
バランス良く少しづつ叩き込んでゆく。
しっかり刺さった。
さて、次はモルタルを練って注ぐのだ。
つづく
地下室の在る側が、沈下しているのだ。
地下室が完成して、埋め戻した。
その部分の土はゆるい。
だから土が締まってくると沈下する。
沈下すると低いから水が集まる。
さらに沈下する。
水が集まる。
沈下する。
沈みループ。
※
2級建築士の友人M曰く、
「もうでもずいぶん何年も経つでしょ。
沈みきってるんじゃない?」
もし沈みきっているんなら、
沈んだ犬走りの上にモルタルを継ぎ足してもいいだろう。
まだ沈むんだとすると、継ぎ足した部分が割れたり、
何かと厄介なことになりそうだ。
でも、やってみる。
※
沈んだ犬走りの側面に、
板で枠を作って、そこにモルタルを注ぐ。
そういえば、つい先日、
友人Fの実家の片付けを手伝っていて、
古いすのこを貰ってきた。
黒くカビた跡が有って汚いので、バラシて薪にするつもりだった。
板として弱っているわけでもないので、ちょうど良かろう。
モルタルの枠に使ったら、他のことには使えなくなる。
薪としてストーブにくべることさえも。
汚いすのこの板は惜しくなくってちょうどいい。
うん。ちょうどいい。
まず、全部解体する。
そして、板がぴったりしっくりくるように並べ直して、
組み直す。
低く沈んでいる側は、15cmくらいもある。
そちら側は、板を3枚並べる。
浅い側は2枚。
その2つを、繋ぐ。
枠の完成。
※
犬走りの際を、細い棒でつついて穴をあけ、
枠から出しておいた棒を差し込む。
そして、ゴム槌で叩き込む。
せっかく組んだ枠が壊れないように、
バランス良く少しづつ叩き込んでゆく。
しっかり刺さった。
さて、次はモルタルを練って注ぐのだ。
つづく
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