たとえば、腰が痛いとして。
なぜ腰が痛いのか。
どうして腰に痛みを感じているのか。
それを解いて、そこに何かの治療を加えるわけだ。
腰の筋肉が固くなっている。だから痛い。
と考えると、
固くなっている筋肉をほぐすために、
マッサージをしたり、低周波電流を流したり、鍼を打ったりする。
筋肉が固くなっているから痛んでいる場合、これで解決する。
しかし、また痛む。
また筋肉が固くなったら痛む。
しかも、この「また」が早い。
治療を受けた翌日や、ともすると直後にはまた痛む。
そこでもう一歩掘り下げる。
なぜ筋肉が固くなっているのか。
他の場所の筋肉が固くなっていて、それに引っ張られて固くなっている。
骨格にゆがみがあって、そのせいで固くなっている。
内臓とその周辺の血行不良があって、そのせいで固くなっている。
神経の働きが悪くなっていて、そのせいで固くなっている。
様々あるだろう。
では、それぞれに、
他の場所の筋肉なり、骨格なり、内臓とその周辺の血行なり、神経の働きなり
に対して、治療すれば、解決する。
しかし、また痛む。
他の場所が固くなっている原因、骨格にゆがみが出ている原因、
内臓とその周辺の血行が悪くなっている原因、神経の働きが悪くなっている原因
がそれぞれにあるからだ。
そこでもう一歩掘り下げる。
と、この追及が必要だ。
「筋肉が固くなっている」は、痛みの「原因」とは言えない。
何が起きているか、ということに過ぎない。
表層的な部分だけ見ていると、治らない。
対症療法では、痛みは繰り返し起きる。
治療する側のことだけを言っているのではない。
患者として、自分で考える必要がある。
※
また、原因になっていないものを原因と見なしてしまうと、
本当の原因に対して働きかけられなくなるので、
これも繰り返す痛みのもとになる。
つづく
なぜ腰が痛いのか。
どうして腰に痛みを感じているのか。
それを解いて、そこに何かの治療を加えるわけだ。
腰の筋肉が固くなっている。だから痛い。
と考えると、
固くなっている筋肉をほぐすために、
マッサージをしたり、低周波電流を流したり、鍼を打ったりする。
筋肉が固くなっているから痛んでいる場合、これで解決する。
しかし、また痛む。
また筋肉が固くなったら痛む。
しかも、この「また」が早い。
治療を受けた翌日や、ともすると直後にはまた痛む。
そこでもう一歩掘り下げる。
なぜ筋肉が固くなっているのか。
他の場所の筋肉が固くなっていて、それに引っ張られて固くなっている。
骨格にゆがみがあって、そのせいで固くなっている。
内臓とその周辺の血行不良があって、そのせいで固くなっている。
神経の働きが悪くなっていて、そのせいで固くなっている。
様々あるだろう。
では、それぞれに、
他の場所の筋肉なり、骨格なり、内臓とその周辺の血行なり、神経の働きなり
に対して、治療すれば、解決する。
しかし、また痛む。
他の場所が固くなっている原因、骨格にゆがみが出ている原因、
内臓とその周辺の血行が悪くなっている原因、神経の働きが悪くなっている原因
がそれぞれにあるからだ。
そこでもう一歩掘り下げる。
と、この追及が必要だ。
「筋肉が固くなっている」は、痛みの「原因」とは言えない。
何が起きているか、ということに過ぎない。
表層的な部分だけ見ていると、治らない。
対症療法では、痛みは繰り返し起きる。
治療する側のことだけを言っているのではない。
患者として、自分で考える必要がある。
※
また、原因になっていないものを原因と見なしてしまうと、
本当の原因に対して働きかけられなくなるので、
これも繰り返す痛みのもとになる。
つづく
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