[あらすじ] 症状を治そうとしても、原因に迫らないと治せない。
原因にはさらに深い原因がありがちで、追及していく必要がある。
ひとのせいにしてはいけない。
と、よく子どもの頃に母に言われた。
他に、「能率的にやりなさい」ということもよく言われた。
今思えば、どちらも母は自分への戒めとして思っていることだからこそ
子どもの行動の中でそこが目に付いたのだろう。
母は今、何かと言い訳がちだ。
これが原因、という適当なものを見つけると、
ほんとうの原因を直視せずに済む。
楽な上に、真剣に取り組んでいるっぽく思えるところが一石二鳥。
でもほんとうの原因には作用しないから、
状況に変化は無い。
その結果、言い訳を繰り返し言うことになってしまう。
※
重いうつ病の知人がいた。
主治医を信頼していた。
精神分析的なことをする医師だった。
幼少時代からの問題がある、と言われた。
だから、お母さんも一緒に受診する必要がある、ということになった。
しかし、娘は優秀である、ということを信じて疑わないお母さんは、
娘がうつ病であるつまり精神科にかかっている、ということが受け入れられない。
お母さんは受診しない。
治療にはお母さんの受診が必須と言われたので、
お母さんが受診しないから治療が進まない、という構図ができてしまった。
医師としては、治そうと思っての発言だったであろうが、
患者にとっては新しい言い訳ができたことになった。
お母さんが受診してくれない。だから治らない。
※
原因はどこにあるのか、よく見極めないと、
行き止まりのわき道に入り込みかねない。
原因にはさらに深い原因がありがちで、追及していく必要がある。
ひとのせいにしてはいけない。
と、よく子どもの頃に母に言われた。
他に、「能率的にやりなさい」ということもよく言われた。
今思えば、どちらも母は自分への戒めとして思っていることだからこそ
子どもの行動の中でそこが目に付いたのだろう。
母は今、何かと言い訳がちだ。
これが原因、という適当なものを見つけると、
ほんとうの原因を直視せずに済む。
楽な上に、真剣に取り組んでいるっぽく思えるところが一石二鳥。
でもほんとうの原因には作用しないから、
状況に変化は無い。
その結果、言い訳を繰り返し言うことになってしまう。
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重いうつ病の知人がいた。
主治医を信頼していた。
精神分析的なことをする医師だった。
幼少時代からの問題がある、と言われた。
だから、お母さんも一緒に受診する必要がある、ということになった。
しかし、娘は優秀である、ということを信じて疑わないお母さんは、
娘がうつ病であるつまり精神科にかかっている、ということが受け入れられない。
お母さんは受診しない。
治療にはお母さんの受診が必須と言われたので、
お母さんが受診しないから治療が進まない、という構図ができてしまった。
医師としては、治そうと思っての発言だったであろうが、
患者にとっては新しい言い訳ができたことになった。
お母さんが受診してくれない。だから治らない。
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原因はどこにあるのか、よく見極めないと、
行き止まりのわき道に入り込みかねない。
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