犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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雨樋詰まる所

2022年03月12日 | うつろい
[あらまし] 玄関の前に、バイクをとめている。
細い道を挟んで向かいの空き地に家が建ち並んで以来、
玄関前の湿気がひどくなった。

バイクにはカバーをかけているが、
その下に水溜まりができると、カバーが有るだけに乾きにくい。

バイクが傷みにくいように、屋根を作りたい。
家に沿わせて小屋を作って、その中にバイクをとめるようにしたい。
ついでに自転車2台と一輪車もとめたい。

一輪車を練習したい。
家の敷地の奥の物置の中に入れている。
出したり入れたりが面倒で、ついつい練習しそびれている。
もったいない。

BMXを練習したい。
家の敷地の奥の物置(以下同文)

つまりは玄関前に駐輪場を作りたいわけだ。

そのためにはまず、乾いた地面を確保したい。
現状は土だが、平らに均して、コンクリ平板を並べよう。



ちょうど小屋の予定地の所に、雨樋の縦樋が下りている。
この上の雨樋が、朽葉で詰まっていたのを、去年きれいに掃除した。

掃除したのに、雨が降ると、継ぎ目の所から水が溢れている。
おかしい。
継ぎ目から下はまっすぐな縦樋だ。
そこが詰まるはずは無い。



我が家の雨樋は、全部繋がっている。
亡父が、庭に池を作った時に、同時に家じゅうの雨樋を繋いだのだ。
全ての縦樋の下を繋いで、それが池に注ぐようにパイプを這わせた。

それはそれはうまいこと水が集まった。
雨が降ると、すぐに池の水が溢れた。
それによって、水が循環してきれいになっていた。

それが、今はうまくいっていない。
あちこち詰まったり割れたりしている。

家の周囲の地面の下にぐるりとパイプが埋まっているのだが、
これがうまいこと池に向かって傾斜しているかというと、
そうでもない。
何年も経つうちに、うまく流れなくなってしまっている。



二輪小屋予定地の所の縦樋も、地中のパイプに繋がっている。

もう機能していないパイプラインシステムはやめることにして、
縦樋には新たにパイプを繋いで、水を逃がそう。

まずは、縦樋の下部を、地上から20cmくらいの所で切るとしよう。

パイプ用の鋸で、ガシガシと切ってゆく。

鋸の刃が食い込んだと思ったら、
勢い良く水が噴き出てきた。
シャー!

なんじゃこりゃ。



これで分かった。

地中のパイプラインがうまく流れていないから、
横這いのパイプが詰まってしまっている。
それで、雨水が縦樋に溜まっているのだ。

雨が降ると、縦樋の中の水位が上がり、
上の継ぎ目の所から溢れてきていたのだ。

ああ、分かってスッキリ。
解決できる。



噴水が止まってから、縦樋の下部を切り取った。
下の方には泥が詰まっていた。
物の朽ちたニオイがする。



いやはや。
父の遺産と書いて「ふの遺産」と読む、
負の遺産がまた有ったな。
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