小野路と言えば、お好きな方にはすぐわかる、東京の里山風情。
朝はとりわけ美しい。
いつもの谷戸の奥から城址へ登っていくと、鳥のさえずりが聞こえる。
しかし、聞きなれないさえずりだ。
さえずりらしく、遠鳴りのする声だが、
ウグイスで言えば「ほう、法華経」などという、'聞きなし'をしようのない、
でたらめと言えばでたらめな、鳴き声。
殺し文句で口説くのではなくて、とにかくまくしたててなんとかしようと
しているような。
ちょっと、うるさくつきまとうオトコのような、そんなさえずり。
正体を見極めようと、声のすぐ近くまで行って、探す。
鳴く時に体が少し動くだろうから、それを見逃すまいと、
木々の繁る中を見つづける。
が、結局見つけられるのは、飛んで行ってしまう時なんだ。
それでも、飛んで行く時にサイズはわかる。
どのくらいの高さの枝にとまっていたかわかる。
またほんの数十mのところで声がするのでそっちへ行き、
同じくらいの高さのところで、見たようなサイズの姿を探す。
ムクドリより大きく、ヒヨドリほどは無いように見えた姿は、
今度はかなり目の前の枝にとまっているのを見つけることができた。
きれいでもなんでもない暗い色の体に、特徴的な目ばりがすぐに見えた。
ガビチョウだ。
中国産で、鳴き声を鑑賞するために飼われる鳥だ。
日本にも飼い鳥として輸入されたが、
メジロに代表されるような繊細な声を好む日本人にはさほど受け入れられなかった。
という歴史があるそうな。
そうね、こうやかましくまくしたててはな。
https://www.youtube.com/watch?v=wp2x2hK8aRI
朝はとりわけ美しい。
いつもの谷戸の奥から城址へ登っていくと、鳥のさえずりが聞こえる。
しかし、聞きなれないさえずりだ。
さえずりらしく、遠鳴りのする声だが、
ウグイスで言えば「ほう、法華経」などという、'聞きなし'をしようのない、
でたらめと言えばでたらめな、鳴き声。
殺し文句で口説くのではなくて、とにかくまくしたててなんとかしようと
しているような。
ちょっと、うるさくつきまとうオトコのような、そんなさえずり。
正体を見極めようと、声のすぐ近くまで行って、探す。
鳴く時に体が少し動くだろうから、それを見逃すまいと、
木々の繁る中を見つづける。
が、結局見つけられるのは、飛んで行ってしまう時なんだ。
それでも、飛んで行く時にサイズはわかる。
どのくらいの高さの枝にとまっていたかわかる。
またほんの数十mのところで声がするのでそっちへ行き、
同じくらいの高さのところで、見たようなサイズの姿を探す。
ムクドリより大きく、ヒヨドリほどは無いように見えた姿は、
今度はかなり目の前の枝にとまっているのを見つけることができた。
きれいでもなんでもない暗い色の体に、特徴的な目ばりがすぐに見えた。
ガビチョウだ。
中国産で、鳴き声を鑑賞するために飼われる鳥だ。
日本にも飼い鳥として輸入されたが、
メジロに代表されるような繊細な声を好む日本人にはさほど受け入れられなかった。
という歴史があるそうな。
そうね、こうやかましくまくしたててはな。
https://www.youtube.com/watch?v=wp2x2hK8aRI
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