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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

ある患者さんのケース

2013年02月27日 | からだ
冬の間、切り枝をたくさん丸ノコで切って、薪にする作業が続いた。
一日に2時間程度、それを週に2回程度。
それ以上はやらないようにしていたが、それでも腰は痛むようになった。

自分でも鍼してみた。
しかし、治療点にうまく手が届かず、治療がバシっとキマラない。
まさに、鍼がツボにすっぽり入らない状態なのだ。

自分で治しきれないなら、ひとを頼るしかない。えいっ。
叔父師匠(んな言葉無いか。師匠の弟弟子。)に治療をお願いした。

一回で腰の危機感は無くなった。
けれど、治療は一度に追及し過ぎると、ロクなことが無い。
…ということは私も知っている。
違和感、つっぱり感は残った。

そして、ライブに参加することを決めた。
腰が痛むままだったら、ためらっただろう。
ライブでは大暴れしなくちゃなんないからね。
(どんなバンドじゃ)

参加を決めた直後、体が「風邪を引きますよ…10、9、8…」
おいおい。なんだそのカウントダウンは!
くしゃみ!くしゃみ!はなみず。
ああ…このままだと避けられん。

まず、休んだ。これで7割方は回避。
でも、まだ原因が潜んでいて、無理すればまた引きそうな感覚がある。
無理はしなきゃならん。
仕事とリハーサルのハシゴの日々が待っている。
しかも間の休みの日には、上京してくる友達と会う予定なので、キャンセルしたくない。

もう一度、叔父師匠の治療を受けることにした。
前回の治療から、4日後である。
腰の方の原因は取り除いてあるので、その先の治療ができる。
前回、深追いできなかった分だ。

最初の治療の後、安静に過ごしているので、治癒が進んでいる。
一回目の土台の上に、二回目の治療を築くことができる。

前回は「これ以上はやらせないで欲しい…」と感じた
腰の回旋が、今回の治療が進むと、「このままの状態にしていたい」
と感じるほど快適になった。

風邪の原因も治療してもらった。
これで、今週少々やんちゃしても、もつかもしれない。

体がすっとまとまり、感覚が引き締まった。

やはり、大事なのは治す時期は治すことに専念することだ、と思った。
治療を受けている期間は、無理をしないとか、
原因になっている生活習慣を少しでもやめるとか、
週に2回など、治療間隔をあけないとか。

これによって、治療は効率良く進む。
一回治療してもまた元に戻っちゃった、などという無駄が無い。
けっして安くはない鍼灸治療だから、無駄にしてる余裕は無いもの。


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