9月1日から、早朝の散歩を再開している。
3時半くらいに目が覚める。
今の時季、3時半はもう暗い。
4時半でも暗い。
暗いうちから起き出して、
暗いうちに家を出る。
外へ出てみると、東の空が白みかけている日も有る。
まだ暗い空に星の見える日も有る。
空の色が変わっていくのを楽しみながら歩く。
※
今に始まったことではなく、中学生の頃からやっていた。
朝まだ暗いうちに家を出て、自転車でぶっ飛ばす。
多摩川に出る頃には薄明るくなっている。
ママチャリで走って関戸橋まで45分。
そこからさらに走る時も有れば、そこで引き返す時も有る。
行きは朝凪だが、帰りは向かい風のことが多い。
川に朝霧が出ている日などは面白かった。
対岸など見えるわけもないし、
前方の自転車道も見えないし、
高圧線の鉄塔もすぐに霧の中に消えていた。
帰る頃には服も髪もぐっしょり濡れていた。
朝だけの気象が有る。
※
上空に湿気が有るのか、日の出の光芒が扇状に広がっている。
そのうち、2本くらいがずーっと伸びて、西の空に平行に続いている。
太陽から出る光芒を、薄明光線と言い、
太陽の反対側の空に放射状に見える光芒を、反薄明光線と言う。
反薄明光線を初めて見た時は、
太陽と反対側なのに放射状の光芒が有るので、驚いた。
何が光っているのだろうと思った。
実は、反対側の太陽からの光芒がずっと平行して続いているのが
こちらの空で見えているのであって、
つまり放射状というよりは、一点に向かって収束していると言ったほうがいくらか近い。
今朝は、その光芒が、東の空から西の空まで繋がっていた。
※
毎週、教会から説教の原稿が送られてくる。
それを、母の入居している特別養護老人ホームに届ける。
毎週末届けねばならないのは、ちょいと頻度が高い。
宛先を特養にしてもらうか。
しかし、封筒の中には説教原稿以外にも事務連絡の手紙が入っていることも有る。
そういったものを仕分けして私のほうに渡すという作業は、
母には難しい。
できないことはやれなくていい、と考えても良い。
ただ、母の葬儀を出すとなった場合は教会の世話になる。
そんな今後のことも含めて、やり方を考えていきたい。
とりあえず、自宅のほうに届いた封書を特養に届ける。
朝の散歩ついでに行けばいい、と気付いた。
まっすぐ向かってみた。
25分ほどであった。
近いな。
近いから毎週届ければいいか、ということになってしまうのだが。
毎朝の小一時間の散歩の、週に一度は行先が決まることになりそうだ。
※
田んぼの間の道を進み、ハケを登る坂道へと向かう。
坂道はカーブして、森の中に続いている。
暗い坂を下ってくる人がいる。
ちょっと弾むような歩き方で、大きく腕を振って、ゆっくり降りてくる。
ずいぶん大きく腕を振る。
体の上下動も大きい。
ロスの多い歩き方だなあ、ゆっくりなのに、
と思いながら次第に近付く。
最近、視力が落ちましてね。
なかなか、どんな人物かが見えてこない。
齢の頃?性別は?
半袖のシャツを着ているようだが、なんだろう、
妙に平面的だ。
うわっぱりみたいな服か?
顔が見えてこない。
髪は白いのか?
分かった。
後ろ向きに歩いているのだ。
シャツが妙に平面的に見えたのは、背中だったからだ。
顔が見えないのは、後頭部だったからだ。
なんぞの健康法として推奨されているのだかなんだか知らないが、
時々見かけることが有る。
後ろ向きに歩く人。
すれ違ってみれば、年配男性だった。
ほぼ白い髪を三分くらいに刈っている。
後ろ向きと気付きにくかったわけだ。
太い黒縁の眼鏡をかけている。
※
眼鏡を後頭部にかけたら面白いのに。
3時半くらいに目が覚める。
今の時季、3時半はもう暗い。
4時半でも暗い。
暗いうちから起き出して、
暗いうちに家を出る。
外へ出てみると、東の空が白みかけている日も有る。
まだ暗い空に星の見える日も有る。
空の色が変わっていくのを楽しみながら歩く。
※
今に始まったことではなく、中学生の頃からやっていた。
朝まだ暗いうちに家を出て、自転車でぶっ飛ばす。
多摩川に出る頃には薄明るくなっている。
ママチャリで走って関戸橋まで45分。
そこからさらに走る時も有れば、そこで引き返す時も有る。
行きは朝凪だが、帰りは向かい風のことが多い。
川に朝霧が出ている日などは面白かった。
対岸など見えるわけもないし、
前方の自転車道も見えないし、
高圧線の鉄塔もすぐに霧の中に消えていた。
帰る頃には服も髪もぐっしょり濡れていた。
朝だけの気象が有る。
※
上空に湿気が有るのか、日の出の光芒が扇状に広がっている。
そのうち、2本くらいがずーっと伸びて、西の空に平行に続いている。
太陽から出る光芒を、薄明光線と言い、
太陽の反対側の空に放射状に見える光芒を、反薄明光線と言う。
反薄明光線を初めて見た時は、
太陽と反対側なのに放射状の光芒が有るので、驚いた。
何が光っているのだろうと思った。
実は、反対側の太陽からの光芒がずっと平行して続いているのが
こちらの空で見えているのであって、
つまり放射状というよりは、一点に向かって収束していると言ったほうがいくらか近い。
今朝は、その光芒が、東の空から西の空まで繋がっていた。
※
毎週、教会から説教の原稿が送られてくる。
それを、母の入居している特別養護老人ホームに届ける。
毎週末届けねばならないのは、ちょいと頻度が高い。
宛先を特養にしてもらうか。
しかし、封筒の中には説教原稿以外にも事務連絡の手紙が入っていることも有る。
そういったものを仕分けして私のほうに渡すという作業は、
母には難しい。
できないことはやれなくていい、と考えても良い。
ただ、母の葬儀を出すとなった場合は教会の世話になる。
そんな今後のことも含めて、やり方を考えていきたい。
とりあえず、自宅のほうに届いた封書を特養に届ける。
朝の散歩ついでに行けばいい、と気付いた。
まっすぐ向かってみた。
25分ほどであった。
近いな。
近いから毎週届ければいいか、ということになってしまうのだが。
毎朝の小一時間の散歩の、週に一度は行先が決まることになりそうだ。
※
田んぼの間の道を進み、ハケを登る坂道へと向かう。
坂道はカーブして、森の中に続いている。
暗い坂を下ってくる人がいる。
ちょっと弾むような歩き方で、大きく腕を振って、ゆっくり降りてくる。
ずいぶん大きく腕を振る。
体の上下動も大きい。
ロスの多い歩き方だなあ、ゆっくりなのに、
と思いながら次第に近付く。
最近、視力が落ちましてね。
なかなか、どんな人物かが見えてこない。
齢の頃?性別は?
半袖のシャツを着ているようだが、なんだろう、
妙に平面的だ。
うわっぱりみたいな服か?
顔が見えてこない。
髪は白いのか?
分かった。
後ろ向きに歩いているのだ。
シャツが妙に平面的に見えたのは、背中だったからだ。
顔が見えないのは、後頭部だったからだ。
なんぞの健康法として推奨されているのだかなんだか知らないが、
時々見かけることが有る。
後ろ向きに歩く人。
すれ違ってみれば、年配男性だった。
ほぼ白い髪を三分くらいに刈っている。
後ろ向きと気付きにくかったわけだ。
太い黒縁の眼鏡をかけている。
※
眼鏡を後頭部にかけたら面白いのに。
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