犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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梅を切る馬鹿

2020年04月17日 | うつろい
[あらすじ] 三脚脚立を買ったよ。
隣家の小屋の屋根に枝を張り出していた珊瑚樹をバッサリ伐ったよ。


三脚脚立を買って。最初に切ったのは梅だった。
枝垂れ梅が伸び放題に伸びていて、ひどいことになっていたのだ。

枝垂れ梅なんてものは、毎年伸びた分の枝を切るものなのだろう。
古い枝は花を付けず、垂れ下がっているくせに固くなっている。
垂れた固い枝から、小さな枝が直角にちょこちょこと出る。



大きな枝や幹を伐り落とすと、
低い木が何本か生えたかというくらいの山ができる。
枝を張っている部分なので、非常にかさばる。

これを小さくまとめるためには、
とにかく小枝を鋏で切り落としていく。
枝を持って、又が有るたびにぱちんぱちんと切っていく。

実は私はこの作業が好きではない。
なんの工夫の余地も無く、ただ始末のために枝を棒にしていく。

いやいや、ちゃんと作業すると、たくさんのまっすぐな棒ができて、
かさばっていたものが片付いて、気持ちが良いではないか。
と、いくら考えてみても、好きじゃない気持ちが消えない。

高い所に昇って、安全を確保しながら、
どちら向きに鋸を入れたらうまく大枝を落とせるか考えて、
重たい大枝をなるべく負担無く伐り落とす。
という作業のほうがやりがいを感じるわけだ。

単純作業が嫌いなわけではない。
地面の雑草を取っていると無心になって時の経つのを忘れる。

それがなぜか、枝を落とす作業はそのような境地になれないのだ。
大枝を伐り落とす作業の3~4倍は時間がかかる。
などと時間のことまで気にかかる。



しかも、枝垂れ梅の枝は、古くなると、細いくせに非常に硬い。
時間が経つほどに作業の負担は増える。



梅の剪定は、花の後で良い。
と、思っていた。
あちこちにそう書いてある。

しかしよく調べたら、地植えのものはそうではないという。
花後に剪定するのはあくまで鉢植えだの盆栽だのの話らしい。

植木はやはり、冬の休眠期にするのが良い。
そう分かったのが3月じゃしょうがないわいな。
せっかく三脚脚立も買ったし、
枝垂れた枝はガチガチに古くなっているし、
古枝は木にとって役に立たないから新しい枝がばんばか外へ伸びていて、
非常に形が悪くなっている。

やっちまえ。



写真が、繁り放題に繁った枝垂れ梅。
既に葉も出て青々としている。
これをサッパリと切ろうというのだから、乱暴な話だ。
分かっちゃいるけど、やる。

芽が葉芽と花芽に分化するのだそうだ。
この時期に強い剪定をすると、木は生きのびるために
芽を葉にする。

もう、来年は花を諦めてもいい。
とにかく、ボーボーに繁っているのは解消したい。

つづく
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