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犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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釣り場

2019年09月18日 | 介護ウチのバヤイ
[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。

母が以前、編著に関わった本の一つを電子化するので
ついてはひとまず些少ながら礼金を振り込む先を教えろよ
という封書が出版社から来た。
私は記入してすぐに返送した。

こういった作業は今の母には難しい。



過去の書類や手紙を、食卓の上に山と積み上げて、
それを整理するのが毎日の日課である。
全体の量はさほどでないのだが、
毎日出して広げて入れ替えて、また出して広げて入れ替えて、
と繰り返している。

書類や手紙を広げた上で食事をしてしまう。
そして必ずこぼしてしまう。
だから書類や手紙がどんどん汚れる。



新しく来た手紙も、その山の上で開ける。
封筒は処分して中の手紙だけを保存するので、
中身がバラバラになる。
山の書類と混ざる。



だから、私信以外のものは私がまず中を確認することにしている。
返信の必要な書類、手続きや金銭関係や期限の有るものは、
私が代行する。

そうしないと、山の中に汚れて埋もれる。



「こういう手紙は開けないで渡して欲しいわ。」
と言われた。
嬉しい知らせだから自分が最初に見たい。というのが理由だ。

気持ちは分かる。
と言ってから、
ただ、重要書類で手続きが必要なものだといけないから、
と私が開ける理由を伝えた。

大丈夫だから。と本人は言うが、
今までにも期限切れになってしまった手続きがいくつか有る。
思い出してもまだゲンナリするような、もったいない失敗が有る。



家に来てくれるヘルパーさんの中の一人が、
郵便受けの中のものを取って母に渡してくれていたが、
1年以上前に、断った。
ありがたいのですが、重要書類が無くなったりするので。と。



先日帰宅したら、そのヘルパーさんが来ているところだった。
「玄関にお荷物が届いていたので、お渡ししました。」
ちょっとイヤな予感がしたが。

母はさっそく荷物を開いているところだった。
「これはご飯に合う」とかなんとか言っている。



翌朝6時、介護ヘルパーさんが来たと同時に、台所へ行った。
いつものことだが、床が汚れている。
食べ物をこぼしてしまうので、しかたない。

とは言え今日はなんだか多めだな。
ご飯を炊いたのね。
そうだ、ご飯に合う何かが届いたんだった。
床に米が散らばっている。
雀でも飼っておるんか

ご飯を炊くと、おにぎりにしようとして
これまた飛び散るので、後片付けがたいへんになる。
しかしこの日はご飯はやわらかめに炊いたようで、
お釜の中にまとまって有った。ほッ。



それと、何か細かいものがやたらに散らばっているが、なんだろう。
掃除しながらよく見ると、
ちりめんじゃこだった。

台所、いちめんじゃこ。
散りめんじゃこ。
じゃこじゃこじゃこ。

釣りでもしたのか。こませでも撒いたのか。


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