犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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恐怖;早起き更新中

2022年04月10日 | 犬と暮らす
飼い犬ウーゴくん、この季節に早起きになっていく。
どんどん早起きになっていく。

ほんの2週間前までは6時前後に散歩に出ていた。

お彼岸まで、深大寺の朝の鐘は6時に撞く。
その後、5時に変わる。
その、6時の鐘を散歩中によく聞いていた。

同時に、犬も早起きになったので、散歩中にやはり鐘を聞く。
朝5時前後というわけだ。



散歩に出て、途中で5時の鐘を聞く。

深大寺の近くまで来て5時の鐘を聞く。

帰り道に5時の鐘を聞く。

鐘の聞こえるタイミングで、次第に出発時刻が早まっているのが分かる。



さらに早起きになる。
3時半から「おはよう、出かけよう」と「フス、フス、」と鼻を鳴らす。
撫でて撫でて時間を稼ぎ、4時くらいに出てやる。

友人Mに
ー今朝なんか3時半起きでさ
と話したら、
「そうか、3時起きか」と言う。
「半」を略すとずいぶん早まってしまう。
こうやって噂話などは大袈裟になっていくのだな、と思い、訂正した。

という話を書いた。
Mの言葉を訂正しながら、
~言葉に事実のほうがついてくるかもしれないな
と、チラッと思った。

すると、翌日は3時起きだった。
あと数分早かったら2時台だ。

「2時台だ」と書くと、これまた「台」が略されて
「2時」というふうに尾ひれが付きそうだ。

と、ここまで昨日のブログに書いた。
書きながらまた、
~こういうことを書くとまた現実になりかねないな
と、チラッと思った。



まんまと今朝、早かった。
ウーゴの「フス、フス、」という鳴き声で目を覚ますと、
外は真っ暗だ。
身体は火照って汗ばんでおり、成長ホルモンが出ているタイミングのようだった。

嘘だろ・・・まだ寝る時間だよ

時計を見ると、2時ちょいであった。
ほら見ろ。

鳴いて出かけたがる時は、下痢なのかもしれない。
そう思って観察してみるが、
どうもさほどの緊急性も無い雰囲気だ。
撫でてやればおとなしく待つ。

しかし、待たせるには撫で続けなければならない。
いづれにしても、私は眠れない。
だったら今、散歩を済ませて、帰って寝直すか。

予想どおりになってしまった。



3時前に家を出る。

隣家はタクシー会社の内勤早番の人なので、既に灯りがともっている。
空気はなんとなく沈んでいる。
いつも4時台にコーヒーの香りのしてくる家も、まだ起きていない様子だ。
植物園に近付くと、水蒸気が濃くなる。
まだ夜明けの空気ですらない。夜気である。

いつも4時台に荷下ろしをしている店舗に、トラックが到着する。
警邏中のパトカーとすれ違う。
鳥たちもまだ鳴いていない。

いつもと違う。



体内時計は25時間だから朝起きる時間が後ろにずれていくのは当たり前、
朝〇〇ルクス以上の光を目に入れてホルモンを出させることによってリセットできる
云々、言われている。

一番最初のところが間違っている。
概日リズムは個人差が有る。

そして、我が犬ウーゴくんはきっと
一日23時間リズムなのだろう・・・

犬の生理をもう少し学ばねば。
サーカディアンリズムが有るのか。
有るなら何で決まってくるのか。

そう言えば去年もウーゴの早起きで困ったのだ。
その時は、時差ボケを治す方法にヒントを得て、
夜の餌やりの時間を後ろに1時間ずらすことで
朝が少し遅くなった。ような気がした。

しかし、昼行性の人間と、
のんべんだらりと寝て過ごす犬とでは、
生理が異なる。

この犬に合わせていたら、私の睡眠リズムが保てず、体を壊してしまう。
なんとかコントロールしたい。
(別室で寝りゃ解決しそうな気もするが、それはつまらない。)
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