[あらすじ] 知人の紹介で、地元の農家さんから伐った木をたくさん貰うことができた。
家の玄関前は「水の無いビーバーの巣」のようになっている。
梅雨前に、屋根の下に置きたい。
今は、地面の上に置いている。
土に触れ、水も加わったら、木はどんどん朽ちてしまう。
薪の棚は有るけれど、十年余り前に作ったんだったか、
傾いてしまって、積んだ薪が一部分崩れている。
新たな薪の量も入りきらない。
新しく、薪小屋を作りたい。
頑丈に作って、波板で屋根と壁を付け、
きちんと雨をしのぎたい。
※
家の西側の外壁に沿って、薪の棚が在る。
その前にキョウチクトウが繁っていたが、これは伐った。
根も掘った。
周囲に水仙が繁っていたが、全て掘り出した。
外壁に沿ったところにタラの木が生えてきてしまっている。
南側から地下茎を伸ばして広がってきているのだ。
薪棚の裏側に伸びてきている。
掘り出さねば。
※
薪棚を壊す。
うまく釘を打って組んである。
釘を抜こうとするが、なかなか固くて抜きにくい。
材がしっかりしていて釘が抜けないなら良いのだが、
これは釘が錆びているから抜けないだけだ。
材は傷んできている。
やはり、新しく作る小屋には新しい材を使い、
ちゃんと塗装しよう。
※
薪小屋を作る予定の場所の上に、桜の太枝が伸びている。
15年だか20年だか前に、北側の枝を切り払って不格好な木になってしまった。
父の考え休むに似たり。
残された枝は光を求めて南へグイグイ伸びた。
反面、幹の北側は傷み、テッポウムシが付き、朽ちかけている。
つまり、あと何年かしたら南側へ傾いてしまいそうだ。
南に伸びる太枝を、短く切ろう。
桜切る馬鹿。
薬を塗ったところで、切り口から朽ちてしまうかもしれない。
木が老いているので、それでも仕方ない。
※
薪棚を撤去してみると、家の外壁が気になった。
塗装するなら、薪小屋を作る前にやったほうが断然やりやすい。
破風板も塗ったほうがいい。
壁に触れんばかりに桜の枝が伸びているので、
桜を切るほうが先だ。
※
タラの木の根を掘り起こしていたら、塩ビ管が見えてきた。
5㎝くらいの径のものだ。
庭の立ち上げへ向かう水道管は、その更に下の13㎜の塩ビ管だ。
すると、この太い管は何だろう。
辿ってみると、家の西南の角で、雨樋からのパイプに繋がっていた。
その管は池に繋がっている。
亡父が、家に降った雨水が池に集まるように、
家中の雨樋を繋いだ管だ。
これが、あちこちで老朽化して妙なことになっている。
ここもだ。
繋ぎ目よりも上流の地中の管のほうが、低い。
これでは水は池まで流れない。
意味無い。
この際、撤去するか。
そもそも、この管の中は無事なのだろうか。
この管の上流の雨樋は、詰まりがちだ。
桜の枝が屋根の上に張り出しているので、
雨樋に落ち葉が溜まって朽ちて土と化して管を詰まらせている。
亡父の作った雨樋システムはもう機能していないのではないか。
※
梅雨が来る前に薪小屋に薪を入れたいのだが。
その前に対処せねばならないことが多い。
一つ片付けると、その下から更なる課題が発掘される。
家。
家の玄関前は「水の無いビーバーの巣」のようになっている。
梅雨前に、屋根の下に置きたい。
今は、地面の上に置いている。
土に触れ、水も加わったら、木はどんどん朽ちてしまう。
薪の棚は有るけれど、十年余り前に作ったんだったか、
傾いてしまって、積んだ薪が一部分崩れている。
新たな薪の量も入りきらない。
新しく、薪小屋を作りたい。
頑丈に作って、波板で屋根と壁を付け、
きちんと雨をしのぎたい。
※
家の西側の外壁に沿って、薪の棚が在る。
その前にキョウチクトウが繁っていたが、これは伐った。
根も掘った。
周囲に水仙が繁っていたが、全て掘り出した。
外壁に沿ったところにタラの木が生えてきてしまっている。
南側から地下茎を伸ばして広がってきているのだ。
薪棚の裏側に伸びてきている。
掘り出さねば。
※
薪棚を壊す。
うまく釘を打って組んである。
釘を抜こうとするが、なかなか固くて抜きにくい。
材がしっかりしていて釘が抜けないなら良いのだが、
これは釘が錆びているから抜けないだけだ。
材は傷んできている。
やはり、新しく作る小屋には新しい材を使い、
ちゃんと塗装しよう。
※
薪小屋を作る予定の場所の上に、桜の太枝が伸びている。
15年だか20年だか前に、北側の枝を切り払って不格好な木になってしまった。
父の考え休むに似たり。
残された枝は光を求めて南へグイグイ伸びた。
反面、幹の北側は傷み、テッポウムシが付き、朽ちかけている。
つまり、あと何年かしたら南側へ傾いてしまいそうだ。
南に伸びる太枝を、短く切ろう。
桜切る馬鹿。
薬を塗ったところで、切り口から朽ちてしまうかもしれない。
木が老いているので、それでも仕方ない。
※
薪棚を撤去してみると、家の外壁が気になった。
塗装するなら、薪小屋を作る前にやったほうが断然やりやすい。
破風板も塗ったほうがいい。
壁に触れんばかりに桜の枝が伸びているので、
桜を切るほうが先だ。
※
タラの木の根を掘り起こしていたら、塩ビ管が見えてきた。
5㎝くらいの径のものだ。
庭の立ち上げへ向かう水道管は、その更に下の13㎜の塩ビ管だ。
すると、この太い管は何だろう。
辿ってみると、家の西南の角で、雨樋からのパイプに繋がっていた。
その管は池に繋がっている。
亡父が、家に降った雨水が池に集まるように、
家中の雨樋を繋いだ管だ。
これが、あちこちで老朽化して妙なことになっている。
ここもだ。
繋ぎ目よりも上流の地中の管のほうが、低い。
これでは水は池まで流れない。
意味無い。
この際、撤去するか。
そもそも、この管の中は無事なのだろうか。
この管の上流の雨樋は、詰まりがちだ。
桜の枝が屋根の上に張り出しているので、
雨樋に落ち葉が溜まって朽ちて土と化して管を詰まらせている。
亡父の作った雨樋システムはもう機能していないのではないか。
※
梅雨が来る前に薪小屋に薪を入れたいのだが。
その前に対処せねばならないことが多い。
一つ片付けると、その下から更なる課題が発掘される。
家。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます