犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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刷毛を洗う、ブラシを使い切る

2021年06月04日 | Do it myself
[あらすじ] コーキング剤を使いかけで保存する時は、
ノズルの先から剤をはみ出させて固まらせると栓になるよ。
ペンキの丸缶の溝にはあらかじめ紙や布を詰めておくと
余計なペンキが溜まりにくいし拭き取りやすいよ。
蓋をした後は缶を一度ひっくり返すと、蓋と缶の境目にペンキが付いて
良い封になるよ。

ペンキを塗った後の道具は、さっさと洗えばまた使える。
すぐに洗わないと、固まってしまったら取れない。

もう捨てる、これが最後の仕事、
という刷毛は思う存分使って、思う存分ほったらかす。
使い古して毛の減った刷毛がペンキで固まると
ちょっとした刃物のような感じになる。

丁寧に洗えば刷毛は長もちする。
あまりよく洗えていないと、乾かした時に固まる。

刷毛の毛先を下向きにして乾かすと、
根元に溜まっていたペンキが毛先に出てきて固まる。

だから、刷毛を乾かす時には毛先を上向きに立てて乾かす。
ということになっている。

しかし、よほど洗えていないと、これでは
根元に洗い残しが有るのですぐに固くなってしまう。

そこで私は、毛先を下向きにして刷毛を乾かすようにしている。
毛先を下にして毛で立たせておく。
すると、根元に溜まっているペンキがじわじわと流れ出てくる。
洗ってもなかなか洗い落とせなかった残りが勝手に流れてくれる。

たしかに、このまま乾かすと毛先が固まってしまう。
数時間経ったらまたゆすぐ。
そしてまた立てておくと、また流れ出てくる。
ゆすぐ。立てる。ゆすぐ。立てる。
何度か繰り返す。

しばらく使わない場合、私はこうやってペンキを抜いている。
さっさと乾かしたいものだが、
刷毛の中のペンキはなかなか出尽くさない。

では毛先を下にして干したらどうか。
クリップで柄を挟んで吊って干すと、
根元のペンキが出てきて毛先で乾いて固まってしまう。

固まってしまったら、その部分を切ってしまう
という手も無くはない。
毛足が短くなるが、毛先が揃うという利点も有る。

そもそも、使う時には毛先にやすりを当てると良い。
抜けかけの毛が抜けて、毛先が揃う。



衛生的なことをあまり厳密に考えなくてもいいから、
こんなに水びたしな方法を使える。
短時間でサッと乾かしたほうが衛生面では良い。
食品に使う刷毛だったら、こんな悠長なことはやってられない。

料理に使う刷毛についてのお話は、こちらを読め↓
http://wakaba-k.jugem.jp/
選び方や洗い方、その理由が書いてある。

私がプリンを作った時にご意見をくれたW先生のブログだ。
道具というのは用途によって少しづつ形や材質が違うから
ちゃんと作業しようとするとあれこれ欲しくなる。
お菓子のような繊細な世界ならなおさらなんだろう。

それはまた、専門家ではない人にとっては、
有る物で代用するならどうするか、ということでもある。
私なんぞはホームセンターに行くと、あの工具もこの工具も欲しいけど
我慢々々、落ち着けおちつけ。
でもやっぱり、専用の道具が有ると作業は格段に楽だ。



木の柄の真鍮ブラシを使っている。 
適度に張りと腰が有って適度に柔らかい。
金属の汚れやサビを落としたり、木部の塗装を剥がしたりするのに使っている。

すみっこを掃除する時には、ブラシの先端を使う。
だから、先っちょの毛がだんだんチビてくる。
こうなると使いにくい。

木の柄というところがミソである。
ブラシの先っちょがチビてきたら、ちょん切ってしまえば良いのだ。
これで先端の使い心地が復活する。
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