犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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錦糸町で河内音頭(今日まで)

2018年08月30日 | 踊る阿呆
今年も、錦糸町の河内音頭に行ってきた。

先月くらいだったかに、テレビ番組の「マツコの知らない世界」で
盆踊りを扱った。
きっとその影響で客が増えるだろうと思ったら、
それでギュウギュウになるかと言えば、もともとギュウギュウだったよね
という混雑ぶりだった。
つまりいつもすごく混む。

5時半開演に飛び込む。
しょっぱなは空いている。
のびのびと好きなように踊るなら、最初がいい。

初心者でグチャグチャに混乱するかと思ったが、そうでもなかった。前半は。
おかげで、私も初めてのことに挑戦できた。
10年近く通っているが、やっと流し踊りをおぼえた。

会場の中心は、おとなしめの手踊りが反時計回りに一列で回る。
周りはまめかちマンボが賑々しく時計回りに二列で回る。
その間のスペースを、流し踊りが反時計回りに駆け抜けて行く。
同じ曲で同じ場所で、三種類の踊りが混在しているのが特徴の一つだ。

あら空いてる。なんて手踊りやマンボの列を増やすと、
流し踊りの一群が飛んで来てあぶない。
流し踊りは振りも大きく一歩も大きく歩数も多く、
なんたって動きが大きい。

ずっと、見ておぼえようとしていたのだが、
なんせ、見ていてもすぐに通り過ぎて行ってしまうので、
手本にしている人を見失ってしまう。

そこをなんとか。
止まる歩数、進む歩数、戻る歩数をざっと憶えて、
とにかく後を着いて行ってみた。
足をおぼえれば、後は早い。

しっかし、楽しいけれど、歩幅の広さに着いて行けない。
だが、同じ歩幅で行かないと、危ない。
後がつかえてしまって、ぶつかることになる。



ここが大事。
初めての方には、足をまずおぼえてから列に入ることを強く強くお勧めする。
周囲と違う動きをすると、ぶつかってしまう。
足を踏んだり踏まれたり、手や肘や団扇が当たってしまったりする。



江州(ごうしゅう)音頭は、踊りは一種類だ。
なんだか、輪によって拍がずれてしまったところも有ったが、
踊りは同じなので、全体がまとまった感じになる。

左に向いたり右に向いたりする。
特に、シャンと一発手拍子を入れるところは、輪の内側を向く。
だから、江州音頭は一番内側の輪で踊るのが、私は好きだ。
向かい合わせになってシャン!とやるのが楽しい。
あんまり楽しくてついついニヤけていると、笑顔を返してくれる人もいる。



江州音頭の後、河内音頭に戻った時に会場がカオスになった。
輪がきれいに列になっていないわ、中央で立ち止まっている人がいるわ、
手踊りが二列になるわ、そこを流し踊りが追い抜くわ。

江州音頭で中央にいたので、手踊りを踊っていたが、
なんだか踊りにくいので外側の輪に移ってマンボを踊っていた。
しかしここにもまるで初心の人がいて、ぶつかりまくるので、
私はもう輪の外へ出てしまった。



外から見ていても、面白い。

輪によって進み方が違うので、周囲の人の踊りを見るのも楽しみだが、
やはり、自分が踊る時は自分の踊りをどう踊るかということが中心になる。

輪から出てただ眺めるのも、悪くない。
ひとの踊りをじっくり見て楽しめる。
まったく、踊りは十人十色で、それぞれに工夫をしている。
進む歩数、止まる歩数、戻る歩数などが基本の振りに合っていれば、
手振りや足はアレンジできる。
数人のチームが揃いの衣装で独特の踊りをしていたり、
一人だけだがとても目を引く踊りを披露する人もいる。



見るだけでも面白い。これが見る阿呆。
だけど、どうせ見るなら踊らにゃ損ソン!

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