犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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セミ研

2019年08月01日 | 毎月馬鹿
数年前、山口県だかどこだかの高校生が、セミの研究をして、
その新発見が話題になった。
彼は夏休み中ずっと、セミを捕まえてはマーキングして、放した。
その数は千匹に上ったという。

この高校生に2度捕まるアホなセミも何匹もいた。
35日後に捕まったセミもいた。
俗説で、「セミの寿命は一週間」と言うが、
丹念な調査によって、これがテキトーな言い方だという裏付けが取れたのだ。

詳しくはニュースなどを検索して欲しい。



この高校生が、中国地方にある、生物学を専門にした大学に進んだのは
不思議ではない。
なぜその大学を選んだかというと、
そこには、土の中のセミの幼虫の調査研究をしている准教授がいたからなのだ。

その准教授のもとで彼は仲間を得て、
セミの幼虫に関する規模の大きい調査を行ったそうだ。

調査場所を決めて、一定の面積の土を掘っくり返し、
中にいるセミの幼虫をマーキングする。
土の中で動き回っても落ちてしまわないで何年も付いている塗料を選ぶところから難しかったようだ。
行動範囲は面積だけでなく深さについても調べる必要が有る。
ざっと掘って「あ!いた!」ではいけないのである。



そんな困難な調査を丁寧にやり遂げ、
また発見が有ったそうだ。

昆虫は、固い皮で身を守っている。
皮が固いので、成長が妨げられる。
だから、時々脱皮して、その度に大きくなっていく。

ところが、セミの幼虫は脱皮が要らないのだという。
土の中という環境を活かしてなのか、
丸ごとすっぽり脱ぐという方法以外で、皮のサイズアップを図っている。
その方法はまだ全て明らかになったわけではないので、
そこについて、今また新たな研究をしているそうだ。

そして、「セミの種類によって地中で過ごす年数は異なる。
地上に出る年が重なってセミ大発生となってお互いの生活が逼迫しないように、
地中にいる年数は素数になっている。」という定説をまた覆した。

地中にいる年数はなんと、
「テキトー」だそうだ。

その場所ごとにはほぼ年数は種によって等しくなるそうだが、
場所によっては違ったりする。
年数の違いが何によって起こるか、というより、
地上に出る時の体の大きさが、出るタイミングの基準になっている、
ということのようだ。









今日は八月一日。
一日は法螺の日。
蝉知識は、法螺です。
一部ほんとかもしれない。
でも研究したら、新事実が発見されるかもしれない。
法螺から出た真、ということもあり得るかもしれない。
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2 コメント

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おいおい・・ (後藤72)
2019-08-01 08:39:04
また 釣られたぞ
返信する
釣果 (す~さん)
2019-08-03 08:10:02
書きながら、どこまでが法螺なのか、
自分でも分からなくなりました。
私たちが「事実」だと「信じている」ものの多くは
定説に過ぎないとなると。
返信する

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