写真の左端の話から。
お隣さんが庭の池を潰したから金魚を引き取ってくれ、と言ってきた。
口の広い白い鉢に、睡蓮を入れた。
金魚が睡蓮の植木鉢の中を泳ぐと、土が舞って鉢の中が汚れるので、
青みの川石を並べた。
白い鉢に睡蓮の葉の緑、金魚の赤、睡蓮の花の黄色、川石の青灰色が
映える。
ところが、
ある時期から睡蓮の葉が枯れ始めた。
黄ばんでいるな、と思っていたら、茶色く枯れてきた。
枯れてきた葉は株の負担になるから取ってしまおう、と手に取ると、
葉の茎の根元がほぐれたようにボロボロになっている。
何かが、茎を食ってしまっているのか。
金魚か?
気温が上がって金魚の食欲が旺盛になって、
睡蓮の茎を食ってしまっているのではないだろうか。
あっという間に全ての葉が枯れてしまい、
そうなると、出かかっていた芽も蕾も育たない。
殺風景なことになってしまった。
何か水草を入れてやらないと、金魚にもよろしくない。
というよりなにより、睡蓮はこのまま株ごと枯死してしまうのだろうか。
※※※
[あらまし] 同居母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々。
母が、自分のシルバーカーを「ベンツ」と呼んでいたので、
私は紙とアルミ粘着テープでエンブレムまがいを作った。
そして、友人Bのご父君の愛車からエンブレムを狩り盗った、という法螺を書いた。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/af4c02ecb20464a2a18efbff1adf56da
紙製のエンブレムは一年経つ頃にはヨレヨレになった。
新しく作り直そうか、それとも別のメーカーにしようか迷っていた頃、
本物のベンツのエンブレムが手に入った。
狩り盗ったのではない。念のため。
※
デイサービスでもショートステイでも、「ベンツ」とすぐに憶えてもらえて、いい。
今度入居する特別養護老人ホームのスタッフも、すぐに気付いてくれた。
誰も「シルバーカー」とは呼ばず、「ベンツ」と呼んでくれる。
※
他のメーカーのエンブレムを作ろうかと考えてみたけれど、
レグザスだのアウディだの言っても、とっしょりには分からない。
どの世代の人が見ても、一目で「ベンツ」と言える、
それにシンプルなデザイン。
ベンツが車の中の王者かどうかは私には分からないが、
エンブレムの王者とは言えるような気がする。
※
ベンツが高級車である、という認識は、
どの世代にも有るように思う。
母が言う。
「人々はベンツをありがたがるわね。
特に、年上の男性が。」
自分が87歳という自覚はどれくらい有るのだろう。
まあ、デイサービスやショートステイには行っているので、
年上の男性に会う機会も有るとは思うけれど。
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