何年ぶりだろう。
薪ストーブを居間の真ん中に据えた。
※
2015年の1月の自分のブログ記事を読むと、
介護担当者会議の時に薪ストーブを囲んでいた、
福祉用具の担当者が函館近くの出身で、
「ウチもこれでした」と言ったとか書いてある。
2018年からは、介護ベッドを居間に置いたので、
薪ストーブは出していない。
その前の年はどうだったろう。
憶えていない。
※
お隣は農家だ。
あちこちの所有地で伐った木の枝や幹を、譲ってくれた。
ありがたい。
けれど、ストーブが出せなくなってしまったので、
いたづらに朽ちさせてしまった。
もったいないが、いたしかたない。
その農家のご主人も、3年ほど前に亡くなってしまった。
※
だるまが寝ころんだ形の物だ。
新品だと銀色にテカっているが、
もう何年も使っているので、焼きと錆びとで落ち着いた色になっている。
ストーブ本体をまず運び込んだ。
10月から新しく飼っている犬ウーゴくん去勢オス4歳半が、
なんでも初めてのものを怖がる。
だから、いきなりガタガタと大きい金属の物を運び込んで
ガチャガチャと組み立てて、パチパチと燃やしたら
パニックに陥りかねない。
やっと家に慣れてきたところなので、
怖い思いはさせたくない。
ストーブ本体を、まずは部屋の隅に置いた。
その状態で、2週間くらい過ごした。
天井近くを横這いする煙突を運び込んだ。
犬は上のほうにはあまり意識が向かない。
だから平気かと思ったが、気付いてしまった。
天井のほうを上目遣いで見ながら、ビクビクしていた。
2日くらいで慣れた。
それから、ストーブを置く台を運び込んで、
部屋の真ん中に置いて、ストーブ本体を載せた。
ストーブ本体にだいぶ慣れているけれど、
部屋の真ん中に陣取られてちょっと迷惑そうだ。
この状態で更に1週間ほど。
そして、ストーブ本体から天井へ向かう縦の煙突を繋いだ。
この作業は、犬ウーゴが目の前にいる状態でおこなった。
ストーブ本体にも慣れているし、部屋の扉は閉めてあったので、
逃げようともしなかった。
意外と怖がらない。
慣らし期間が充分だったと言えそうだ。
薪を箱に入れて、いつでも運び込めるように準備した。
でもまだ我慢した。
※
生木は燃えにくい。
乾いていない木を火にくべると、
切り口からジュウジュウと泡が出る。
切ってから丸一年以上は経ったものが薪には良い。
しかし、何年も経ってしまうと、虫が食ったり朽ちたりして、
軽くスカスカになってしまい、燃料として弱くなる。
数年前に整えた薪が残っている。
今、家に有る薪は、スカスカでどんどん燃えてしまうだろう。
この冬は、庭木をいくつか伐ろうと考えている。
それが、来年再来年くらいの薪にはなるだろう。
その後はどうするか。
※
ストーブや煙突を全てセットしてから1週間くらい経っただろうか。
週間予報を見ると、週明けくらいからグッと気温が下がるようだ。
ストーブに問題は無いと思うが、寒くなってから何か問題が発覚するとイヤだ。
遂に、火を入れた。
時々、薪が「パン!」と爆ぜる。
犬ウーゴは、その音に驚きはするけれど、
それであわてたり逃げ出したくなったりはしない様子だ。
良かった。
薪ストーブの暖かさは、やわらかく強い。
部屋全体がすぐに暖まる。
いい。
薪ストーブを居間の真ん中に据えた。
※
2015年の1月の自分のブログ記事を読むと、
介護担当者会議の時に薪ストーブを囲んでいた、
福祉用具の担当者が函館近くの出身で、
「ウチもこれでした」と言ったとか書いてある。
2018年からは、介護ベッドを居間に置いたので、
薪ストーブは出していない。
その前の年はどうだったろう。
憶えていない。
※
お隣は農家だ。
あちこちの所有地で伐った木の枝や幹を、譲ってくれた。
ありがたい。
けれど、ストーブが出せなくなってしまったので、
いたづらに朽ちさせてしまった。
もったいないが、いたしかたない。
その農家のご主人も、3年ほど前に亡くなってしまった。
※
だるまが寝ころんだ形の物だ。
新品だと銀色にテカっているが、
もう何年も使っているので、焼きと錆びとで落ち着いた色になっている。
ストーブ本体をまず運び込んだ。
10月から新しく飼っている犬ウーゴくん去勢オス4歳半が、
なんでも初めてのものを怖がる。
だから、いきなりガタガタと大きい金属の物を運び込んで
ガチャガチャと組み立てて、パチパチと燃やしたら
パニックに陥りかねない。
やっと家に慣れてきたところなので、
怖い思いはさせたくない。
ストーブ本体を、まずは部屋の隅に置いた。
その状態で、2週間くらい過ごした。
天井近くを横這いする煙突を運び込んだ。
犬は上のほうにはあまり意識が向かない。
だから平気かと思ったが、気付いてしまった。
天井のほうを上目遣いで見ながら、ビクビクしていた。
2日くらいで慣れた。
それから、ストーブを置く台を運び込んで、
部屋の真ん中に置いて、ストーブ本体を載せた。
ストーブ本体にだいぶ慣れているけれど、
部屋の真ん中に陣取られてちょっと迷惑そうだ。
この状態で更に1週間ほど。
そして、ストーブ本体から天井へ向かう縦の煙突を繋いだ。
この作業は、犬ウーゴが目の前にいる状態でおこなった。
ストーブ本体にも慣れているし、部屋の扉は閉めてあったので、
逃げようともしなかった。
意外と怖がらない。
慣らし期間が充分だったと言えそうだ。
薪を箱に入れて、いつでも運び込めるように準備した。
でもまだ我慢した。
※
生木は燃えにくい。
乾いていない木を火にくべると、
切り口からジュウジュウと泡が出る。
切ってから丸一年以上は経ったものが薪には良い。
しかし、何年も経ってしまうと、虫が食ったり朽ちたりして、
軽くスカスカになってしまい、燃料として弱くなる。
数年前に整えた薪が残っている。
今、家に有る薪は、スカスカでどんどん燃えてしまうだろう。
この冬は、庭木をいくつか伐ろうと考えている。
それが、来年再来年くらいの薪にはなるだろう。
その後はどうするか。
※
ストーブや煙突を全てセットしてから1週間くらい経っただろうか。
週間予報を見ると、週明けくらいからグッと気温が下がるようだ。
ストーブに問題は無いと思うが、寒くなってから何か問題が発覚するとイヤだ。
遂に、火を入れた。
時々、薪が「パン!」と爆ぜる。
犬ウーゴは、その音に驚きはするけれど、
それであわてたり逃げ出したくなったりはしない様子だ。
良かった。
薪ストーブの暖かさは、やわらかく強い。
部屋全体がすぐに暖まる。
いい。
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