犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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薪ストーブはじめました

2020年12月13日 | 犬と暮らす
何年ぶりだろう。
薪ストーブを居間の真ん中に据えた。



2015年の1月の自分のブログ記事を読むと、
介護担当者会議の時に薪ストーブを囲んでいた、
福祉用具の担当者が函館近くの出身で、
「ウチもこれでした」と言ったとか書いてある。

2018年からは、介護ベッドを居間に置いたので、
薪ストーブは出していない。
その前の年はどうだったろう。
憶えていない。



お隣は農家だ。
あちこちの所有地で伐った木の枝や幹を、譲ってくれた。
ありがたい。
けれど、ストーブが出せなくなってしまったので、
いたづらに朽ちさせてしまった。
もったいないが、いたしかたない。

その農家のご主人も、3年ほど前に亡くなってしまった。



だるまが寝ころんだ形の物だ。
新品だと銀色にテカっているが、
もう何年も使っているので、焼きと錆びとで落ち着いた色になっている。

ストーブ本体をまず運び込んだ。

10月から新しく飼っている犬ウーゴくん去勢オス4歳半が、
なんでも初めてのものを怖がる。
だから、いきなりガタガタと大きい金属の物を運び込んで
ガチャガチャと組み立てて、パチパチと燃やしたら
パニックに陥りかねない。
やっと家に慣れてきたところなので、
怖い思いはさせたくない。

ストーブ本体を、まずは部屋の隅に置いた。
その状態で、2週間くらい過ごした。

天井近くを横這いする煙突を運び込んだ。
犬は上のほうにはあまり意識が向かない。
だから平気かと思ったが、気付いてしまった。
天井のほうを上目遣いで見ながら、ビクビクしていた。
2日くらいで慣れた。

それから、ストーブを置く台を運び込んで、
部屋の真ん中に置いて、ストーブ本体を載せた。
ストーブ本体にだいぶ慣れているけれど、
部屋の真ん中に陣取られてちょっと迷惑そうだ。
この状態で更に1週間ほど。

そして、ストーブ本体から天井へ向かう縦の煙突を繋いだ。
この作業は、犬ウーゴが目の前にいる状態でおこなった。
ストーブ本体にも慣れているし、部屋の扉は閉めてあったので、
逃げようともしなかった。
意外と怖がらない。
慣らし期間が充分だったと言えそうだ。

薪を箱に入れて、いつでも運び込めるように準備した。

でもまだ我慢した。



生木は燃えにくい。
乾いていない木を火にくべると、
切り口からジュウジュウと泡が出る。
切ってから丸一年以上は経ったものが薪には良い。
しかし、何年も経ってしまうと、虫が食ったり朽ちたりして、
軽くスカスカになってしまい、燃料として弱くなる。

数年前に整えた薪が残っている。
今、家に有る薪は、スカスカでどんどん燃えてしまうだろう。

この冬は、庭木をいくつか伐ろうと考えている。
それが、来年再来年くらいの薪にはなるだろう。
その後はどうするか。



ストーブや煙突を全てセットしてから1週間くらい経っただろうか。
週間予報を見ると、週明けくらいからグッと気温が下がるようだ。
ストーブに問題は無いと思うが、寒くなってから何か問題が発覚するとイヤだ。
遂に、火を入れた。

時々、薪が「パン!」と爆ぜる。
犬ウーゴは、その音に驚きはするけれど、
それであわてたり逃げ出したくなったりはしない様子だ。
良かった。

薪ストーブの暖かさは、やわらかく強い。
部屋全体がすぐに暖まる。

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