毎日ブログを書いて、それをmixiとfacebookとtwitterにリンクさせている。
SNSは、その作業の時だけ見る程度だ。
2月の初めのこと。
ツイッターで、知人Sさんがつぶやいているのを見付けた。
「どろぶねの店内を、営業自粛中のこの機会に大改造しようと思う。
けど、トンカンしたりdiy好きだったり店改造してみたい人とかおらんかな。」
新宿二丁目に在る、女性専用のバーである。
転んでもただでは起きない。ではない。
沈んでもただでは浮かない、鉄板女酒場どろぶねである。
お呼びでございますか。
という気持ちで早速レスポンスしてみた。
庭仕事をして、昼食にしようと室内に戻って、PCを見ると、
「なんとすーさん!!!強力すぎる助っ人!!!」と返信が付いている。
そうまで持ち上げられちゃあ、やるしかないやね。
そして、他の協力者が1時間後に店に来るのだという。
急いで飛び出たら間に合わないでもないが、
休みたいし、昼食にしたい。
どうやらその他にも協力者がいて、LINEで繋ぐという。
そんならそれがいい。
※
他の協力者は、庭師さんで壁紙の張替えの技術も持っているとか、
リフォーム会社に勤めているとか、
どうやら根っからの素人は私だけのようだ。
でも自己紹介しなければならない。
「す~さん、何ができますか?」
と聞かれても、何かできる気がしない。
えーと、何をしようとしているのかまだ分からないので、
自分に何ができるかちょっとまだ分かりません。とかなんとかモゴモゴ言った。
後から考えると、
壁や家具の塗り替えや、徹底的な掃除や、簡単な棚を作ることなどができます
といった、今まで経験してきたことを言えば良かったのだ、と思う。
Sさんは私のブログを読んでいるのか、「強力な」なんて言ってくれたけれど、
その他の皆さんは初対面なのだから。
とにかく一度も就職せずにここまでやってきたので、
自分の持っている技術をアピールする、ということが得意でない。
ああいかん、音楽業に関しても同じだ、
トロンボーンを吹くということは知られているけれど、
チューバも吹きますとか、それよりホーンセクションのアレンジを得意としていますとか、
コーラス入れます、音域はこれこれです、譜面書けます、
という風に、できることは全部自分で言わなければ。
そういう意味では’鍼灸師’というのは資格として確定されたものなので、
言葉にしやすい。
「音楽家」では伝わらないことがいろいろ有るのと同様に
「鍼灸師」というのも様々なのだから(長くなるのでこの続きはまたの機会に)
※
新型コロナで緊急事態宣言が出て、
お店は閉じている。
そのため、店内は厨房もカウンター上もテーブル上も
とにかく荷物でごった返している。
協力者の一人が言う。
「まずは物を捨てるところからですね。」
しかし、「これでもかなり捨てたんですよ。」とSさんは言う。
これ以上は捨てたくない様子だ。
そういう気質は私も持っているので、分かる。
分かるが、これはなかなか、どこから手を着けたものか。
※
今日の写真は、先日の緊急事態宣言解除によってお店を再開した際に
Sさんがツイッターにあげたものだ。
beforeの写真がこの頃の様子である。
※
Sさんが店内をスマホで映す。
思い付くままに、思い付く方向を映して思い付いた問題点を言っていく。
おお、まとまらない。
どこをどう映しているのか、よく分からない。
分かろうとして一所懸命に画面を見ると、酔いそうになる。
一回だけお店に飲みに行ったことが有る。
その時の記憶と、映像を見ながら、店内の図を書いてみる。
Sさんの言う問題点と、
現場にいる協力者の意見と、カメラ越しの協力者の指摘とで、
課題点が挙がってゆく。
その日の夕方にまたLINEが入ってきた。
現場にいた協力者が、お店の図を書いてくれた。
課題点をピックアップしてリストしてくれた。
Sさんから、仕事の割り振りがきた。
私はカウンターの上の棚をどうにかする、という担当になった。
※
まだよく分からないが、
ビデオ通話に参加していた他の協力者と同じタイミングで、
数日後に現場に行ってみることにした。
それまでは写真と図を見ながら、
自分のできることをよく想像してみることにしよう。
つづく
SNSは、その作業の時だけ見る程度だ。
2月の初めのこと。
ツイッターで、知人Sさんがつぶやいているのを見付けた。
「どろぶねの店内を、営業自粛中のこの機会に大改造しようと思う。
けど、トンカンしたりdiy好きだったり店改造してみたい人とかおらんかな。」
新宿二丁目に在る、女性専用のバーである。
転んでもただでは起きない。ではない。
沈んでもただでは浮かない、鉄板女酒場どろぶねである。
お呼びでございますか。
という気持ちで早速レスポンスしてみた。
庭仕事をして、昼食にしようと室内に戻って、PCを見ると、
「なんとすーさん!!!強力すぎる助っ人!!!」と返信が付いている。
そうまで持ち上げられちゃあ、やるしかないやね。
そして、他の協力者が1時間後に店に来るのだという。
急いで飛び出たら間に合わないでもないが、
休みたいし、昼食にしたい。
どうやらその他にも協力者がいて、LINEで繋ぐという。
そんならそれがいい。
※
他の協力者は、庭師さんで壁紙の張替えの技術も持っているとか、
リフォーム会社に勤めているとか、
どうやら根っからの素人は私だけのようだ。
でも自己紹介しなければならない。
「す~さん、何ができますか?」
と聞かれても、何かできる気がしない。
えーと、何をしようとしているのかまだ分からないので、
自分に何ができるかちょっとまだ分かりません。とかなんとかモゴモゴ言った。
後から考えると、
壁や家具の塗り替えや、徹底的な掃除や、簡単な棚を作ることなどができます
といった、今まで経験してきたことを言えば良かったのだ、と思う。
Sさんは私のブログを読んでいるのか、「強力な」なんて言ってくれたけれど、
その他の皆さんは初対面なのだから。
とにかく一度も就職せずにここまでやってきたので、
自分の持っている技術をアピールする、ということが得意でない。
ああいかん、音楽業に関しても同じだ、
トロンボーンを吹くということは知られているけれど、
チューバも吹きますとか、それよりホーンセクションのアレンジを得意としていますとか、
コーラス入れます、音域はこれこれです、譜面書けます、
という風に、できることは全部自分で言わなければ。
そういう意味では’鍼灸師’というのは資格として確定されたものなので、
言葉にしやすい。
「音楽家」では伝わらないことがいろいろ有るのと同様に
「鍼灸師」というのも様々なのだから(長くなるのでこの続きはまたの機会に)
※
新型コロナで緊急事態宣言が出て、
お店は閉じている。
そのため、店内は厨房もカウンター上もテーブル上も
とにかく荷物でごった返している。
協力者の一人が言う。
「まずは物を捨てるところからですね。」
しかし、「これでもかなり捨てたんですよ。」とSさんは言う。
これ以上は捨てたくない様子だ。
そういう気質は私も持っているので、分かる。
分かるが、これはなかなか、どこから手を着けたものか。
※
今日の写真は、先日の緊急事態宣言解除によってお店を再開した際に
Sさんがツイッターにあげたものだ。
beforeの写真がこの頃の様子である。
※
Sさんが店内をスマホで映す。
思い付くままに、思い付く方向を映して思い付いた問題点を言っていく。
おお、まとまらない。
どこをどう映しているのか、よく分からない。
分かろうとして一所懸命に画面を見ると、酔いそうになる。
一回だけお店に飲みに行ったことが有る。
その時の記憶と、映像を見ながら、店内の図を書いてみる。
Sさんの言う問題点と、
現場にいる協力者の意見と、カメラ越しの協力者の指摘とで、
課題点が挙がってゆく。
その日の夕方にまたLINEが入ってきた。
現場にいた協力者が、お店の図を書いてくれた。
課題点をピックアップしてリストしてくれた。
Sさんから、仕事の割り振りがきた。
私はカウンターの上の棚をどうにかする、という担当になった。
※
まだよく分からないが、
ビデオ通話に参加していた他の協力者と同じタイミングで、
数日後に現場に行ってみることにした。
それまでは写真と図を見ながら、
自分のできることをよく想像してみることにしよう。
つづく
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