星と虫と、どっちが好きか。
って質問されたことがある。
"心理テスト"っていうものが流行った。
その頃だったと思う。
虫は子どもの頃から好きだし、ちょうど望遠鏡も買った頃だったし、
どっちも好きだけど、なんだろうと思ったら。
なんだか、虫の方が好きな人は人との付き合いが好きで、
星の方が好きな人は孤独を愛するような性格だとかなんとか。
「何も無い部屋の壁に扉が2つあります。どちらを開けますか . . . 本文を読む
今年も天ぷらでタラの芽をいただきました。
丁寧に節ごとに切ってふかすのは、もうやめようかな。
あの作業はちとたいへんだし、
来年は木も2本になるし、1本目の木も大きくなってきたから。
夏には適当な日陰を作ってくれて、冬にはあっさり葉を落として日の通りが良くなる。
羽状複葉と言って、枝だと思ってるところも実は葉っぱの軸でしかないので、
葉が落ちると幹しか残らない。
育つのが速い。
芽を取るため . . . 本文を読む
昨日、老母を診てくださっている叔師匠鍼灸師先生と話していて。
チューリップの花びらの開閉の仕組みは温度だという話から、
ヤゴの活動は水温何度くらいからなのかという話になった。
そこでインターネットで調べてみると、
4月の初旬からギンヤンマが羽化した話が出てきた。
ギョギョッ。
我が家のヤゴたちも、気が向いたらいつでも外へ出られるように
準備しておいてやらねば。
水槽から出られないばっかりに羽化に . . . 本文を読む
[あらすじ]
まちなかですれ違う人、店員といった赤の他人に対しても挨拶していきたい。
治安の悪化が言われたり、「絆」という言葉が流行ったり、
公共のマナーが問われたり、ちょっといい話がやっぱりウケたり。
地域性もあるとは思うが、都市化の影響は否めないんじゃないかと思う。
私は20代から14年間、水道のメーター検針の仕事をしていた。
雨の日も嵐の日も積雪の日も猛暑の日も
一軒一軒を回って、地面 . . . 本文を読む
[あらすじ]
他人だからこそ挨拶が必要。
名前を呼ばれたら返事は基本。
ところが、病院でも銀行でも、最近は番号札を渡されてその番号で呼び出す、
というのが増えてきている。
公共の場で名前を呼ばれちゃ都合の悪い人もいるのだろう。うんうん。
病院や銀行じゃ仮名でちょいとごまかすのも難しいし、
名前を知られたくない事情のある人でも医者の世話になることはあるし。うんうん。
うーん。
その割には、店員 . . . 本文を読む
[あらすじ]
知らない人にも挨拶する。
当たり前と思っていることは実は貴重なんだ。
町中での声掛けという話をしているが、
この頃もひとつ気になることがある。
病院や銀行の窓口で名前を呼ばれた時だ。
返事をせずヌーッと立ってスーッと近付く人がいる。
それじゃ呼ばれた人なのか、待ちくたびれて帰る人なのか、
なんとなく割り込んでる人なのか、さっぱり分からんと思う。
自分の名前を呼ばれたら、とりあ . . . 本文を読む
[あらすじ]
知らない人と言葉を交わさない世の中って穏やかじゃないわね。
レジでも「ありがとう」と言うぞ。
残念ながらちょくちょく耳にする考え方に、
お金を払っているのだから、お礼を言う必要は無い
というのが有る。
外食や給食で「ごちそうさま」と言う必要は無いとかいったことだ。
働く側にも、そういった論理があるようだ。
給料をもらって仕事をしているのだから、お礼を言われる必要は無い
というの . . . 本文を読む
何はなくてもとりあえず挨拶。
無言ってのは感じ悪い。
会釈をするのも良いけれど、頭を下げるってんでもない場面も多い。
ちょっとひと声出すだけで、ずいぶん雰囲気が変わると思う。
昨今では、電車の中でひとさまの足を踏んでも謝らないんだそうな。
たしかに、先週も踏まれたけど、謝られなかったな。
でも、ちゃんと謝ってくれる人も中にはいる。
けれど、謝らない人の方が多くなったようには思う。
知らない人と . . . 本文を読む
この時期、しばしば引っ張り出されるのがこの詩だ。
井伏鱒二の名訳で有名だが、元は唐の于武陵(う・ぶりょう)の
『勘酒』(かんしゅ:酒を勧む:酒をすすめる)という五言絶句だ。
勧君金屈巵
満酌不須辞
花發多風雨
人生足別離
読み下せば、
君に勧むきんくっし
満酌辞するをもちいざれ
花ひらいて風雨多く
人生別離足る
となる。
現代語に直訳すれば、
君に黄金の杯を勧める
なみな . . . 本文を読む
[あらすじ]
飼っているヤゴにガマのオタマを与えたらすぐ食った。
いのちをいただいているのですから、感謝して、残さず食べなければいけません。
なんてのは、人間のきれいごとだ。
と思わされることがあった。
いやいや、大事なことだとは思う。
私は食器や鍋にかすが残るのも嫌いだ。
茶碗にご飯粒を残して「ごちそうさま」と言う人なんか、
「ウソをつけ!」とひっぱたきたくなる。
ところがヤゴどもとき . . . 本文を読む
[あらすじ]
ヒキガエルが庭の池に来て産卵するよ。
うまれた。
オタマジャクシが池に泳ぎ始めた。
あんまりオタマが増えた年、池の鯉が死んだ。
そして死んで浮かんだ鯉の骸に、オタマジャクシが群がった。
それ以来、蝦蟇が産卵したら、卵のうちに浚うことにした。
かなり減ったが、それでも毎年来る。
しかし!今年はオタマも増えられないぞ。
なぜなら、私はヤゴを飼っているからだ。
毎週、釣具屋に通っ . . . 本文を読む
自宅のすぐ近くを中央道が通っている。
多摩川の河岸段丘で急に高くなっているところを切り通しているので、
高速道路を橋でわたる。
七本ある橋のうち、四本から富士山がよく見える。
昨日は風雨が強かったが、午後になって雨があがった。
すると、遠くの山並みがちょいと不思議なほどくっきりと見えた。
秩父・武蔵・奥多摩の山々がいつもより近く見える。
そして、丹沢もくっきり。
でもその向こうはやっぱりまだ . . . 本文を読む
犬の散歩で通りかかって、そういえば去年もここで
写真を撮ったことを思い出した。
影の木に花が咲いたように見立てられるのが面白い、と思ったのだ。
今年、落ち着いて見てみると、影を落としている木は
桜ではなかった… . . . 本文を読む
昨日のは恒例の毎月馬鹿で、半分は嘘でした。
正直言って、毎月馬鹿をやっていたおかげで、昨日が本来の四月馬鹿だということは
すっかり忘れておりました。
そんな昨日、ミクシィでの友人から、3月30日に日記がアップされていない、
と言われました。
信じられなかった。
あわてて、ミクシィの日記一覧とfacebookのタイムラインとブログの記事一覧を
チェックした。
確かに、30日はぽっかり空いている。
. . . 本文を読む
いろんな国の歌謡や音楽を知るついでに、その国の言葉をちょっと勉強する、
というのが私のコーショーなシュミのようになっている。
10年くらい前にはロシア語に取り組んだ。
取り組んだが、落伍した。
名詞の格変化だったかが、30以上有った。
ロシア人だって間違うようなものを憶える煩わしさに挫折した。
今なら、そんなもんブッ飛ばしてさらりと全体を学べば良かったんじゃないか、と思うが。
あの美しい響きの . . . 本文を読む