亡父は網戸を嫌った。
だから、家に網戸が無い。
蚊に食われても痒くならない人がいる。
たいへんうらやましい。
今までの調べの結果によると、どうやら
幼少の頃にたっぷり蚊に刺された人がそうなるらしい。
大人になってから刺されてもそうはならないようだ。
幼い子どもを守るのは大事だけれど、
深刻ではないものには曝すことも有用ではあると言えそうに思う。
蚊に食われてもへいちゃらな人になりたい。
草が . . . 本文を読む
春から秋にかけて、飼い犬に薬を与える。
ノミやダニや蚊をよけるための薬だ。
食べられるタイプが与えやすい。
近年のものは特に犬にとって食欲をそそるように作ってあるようで、
薬を開封すると喜んで尻尾を振り足踏みをして待つ。
犬の体重によって、与える薬の量が異なる。
今かかっている獣医さんで扱っている薬の場合、サイズが5種類ある。
※
中型の雑種犬が好きだ。
小型犬はキャンキャン鳴きがちでせわ . . . 本文を読む
[あらあら] 庭仕事をしていて茶毒蛾の毛虫にかぶれたよ。
一夜明けて、冷静になってみると、
そう言えば痒み止めが家に有ることを思い出した。
一年前に特別養護老人ホームに入居した老母は、
夏場には汗のせい、冬場には乾燥のせいで
背中や胸などが痒くなりがちだった。
そのために皮膚科で処方してもらったステロイド剤が
冷蔵庫の中に有るんだった。
自分一人だと薬を使うことは滅多に無い。
家には薬は無い . . . 本文を読む
庭の草取りをした。
一年でも手を抜くと、草はアホのように増える。
昨年は老母の介護と老犬の看護で手一杯で、
庭をほったらかしにしてしまった。
すっかりアホガーデンになっていた。
今の我が庭で特にアホなのは
ヤブラン、ヤブミョウガ、シャガ、セリ、フキ。
なんならヤブシャガ、ヤブゼリ、ヤブフキと呼んでやろうかと思う勢いだ。
セリもフキも食えば良いのだが、
ここ数週間は収穫していなかったので、今回 . . . 本文を読む
吸盤がくっ付かなくなって困ること多いよね。
一時期、諦めていた。
劣化したらもうダメなのさ、と。
しかし、諦めの悪い性質なんである。
なんかの方法が見つかるとか、ちょうどいい吸盤が見つかるとか、
そんな微かな期待を持って、物を捨てずにおいたりする。
しかしすぐに使えなきゃ収納の中でゴミと化す。
それはイヤだ。不快だ。断捨離ってヤツが幅を利かしてくるのはここだ。
※
インターネットは便利だ . . . 本文を読む
[あらすじ] たくさん貰った薪を朽ちさせたくないので、
ちゃんと屋根の下に収めたい。
薪小屋を新たに作るために、木を伐ってスペースを作ったら
今度は家の外壁や破風板が傷んでいるのが顕わになったので、
塗装し直した。
なんだかんだで一向に薪小屋に着手できない。
一ヶ所きれいにすると、隣合わせの部分の汚れが気になる。
そこもきれいにすると、またその隣が。
という連鎖が起きる。
起きている。
ガラス . . . 本文を読む
[あらすじ] たくさん貰った薪を朽ちさせたくないので、
ちゃんと屋根の下に収めたい。
薪小屋を新たに作るために、木を伐ってスペースを作ったら
今度は家の外壁や破風板が傷んでいるのが顕わになったので、
塗装し直した。
なんだかんだで一向に薪小屋に着手できない。
破風板や外壁を塗装し直してきれいになってみると、
今度は木部が気になり始めた。
※
5段脚立が欲しい欲しいと思って何年か経つ。
亡父 . . . 本文を読む
縦樋が詰まってしまって、雨樋のから溢れた雨水が滝のように落ちていることは、
もう何年も前から気になっていながらほったらかしていた。
それでも一度、やらねばと思って部品だけ買ってあった。
掃除するには一旦切って外さねば、と思って、
縦樋と継手と斜めの角だけ買ってあった。
[あらすじ] たくさん貰った薪を朽ちさせたくないので、
ちゃんと屋根の下に収めたい。
薪小屋を新たに作るために、木を伐ってスペ . . . 本文を読む
[あらすじ] たくさん貰った薪を朽ちさせたくないので、ちゃんと屋根の下に収めたい。薪小屋を新たに作るために、木を伐ってスペースを作ったら今度は家の外壁や破風板が傷んでいるのが顕わになったので、塗装し直した。なんだかんだで一向に薪小屋に着手できない。桜や金木犀が大きくなり過ぎて、屋根の上に枝を伸ばしていた。桜の葉が秋に、金木犀の葉が春に落ちて屋根に積もって雨で流れて雨樋に溜まって雨樋が詰まって雨が溜 . . . 本文を読む
写真は国立天文台の電波望遠鏡がとらえたキンモク星雲の姿である。
じゃなくて。
[あらすじ] たくさん貰った薪を朽ちさせたくないので、
ちゃんと屋根の下に収めたい。
薪小屋を新たに作るために、木を伐ってスペースを作ったら
今度は家の外壁や破風板が傷んでいるのが顕わになったので、塗装し直した。
なんだかんだで一向に薪小屋に着手できない。
木を伐ってスペースを作った、なんて書いているが、
地上6 . . . 本文を読む
子どもの頃、大きいのがスコップ、小さいのがシャベルと教わった。
我が家の言葉では、腰上の長さが有って、足で踏んでグイと掘り込むのがスコップ、
手で持って小さく掘ったり植木鉢に土を入れるのに使う
別名移植ごてとも言うのがシャベルであった。
すっかりそれで育ったものだから、
他の人が逆を言うと、
「あれ?これはシャベルじゃないの?」
などといちいち聞いていた。
※
いちいちがいちいち過ぎることに . . . 本文を読む
[あらすじ] コーキング剤を使いかけで保存する時は、
ノズルの先から剤をはみ出させて固まらせると栓になるよ。
ペンキの丸缶の溝にはあらかじめ紙や布を詰めておくと
余計なペンキが溜まりにくいし拭き取りやすいよ。
蓋をした後は缶を一度ひっくり返すと、蓋と缶の境目にペンキが付いて
良い封になるよ。
ペンキを塗った後の道具は、さっさと洗えばまた使える。
すぐに洗わないと、固まってしまったら取れない。
. . . 本文を読む
[あらすじ] 秋田にあるコンクリートブロックの会社がモルタルで手作りしたミニチュアのブロックを出している。かわいい。かわいいだけの物を滅多に買わないが、ミニチュアブロックのセットとスカシを使った筆立てを買った。かわいい。そんな買い物をしていたら、今度はテトラが目に入った。海や川で護岸に使う、波よけのアレだ。テトラとは4の意味だ。正四面体の頂点を無骨に結んだ形をしている。機能から消波ブロック、形状か . . . 本文を読む
ジオラマとかミニチュアとか、たまらない魅力を感じる。
プラモデルが好きでよく作ったのも、そこが理由だろう。
あれでプラスチックではなくて木や紙や金属だったらなおのこと風情が増しそうだ。
成形しやすく工作しやすいプラスチックはミニチュアモデルを簡単なキットにするのに
大いに適した素材だな。
モルタルはどうだ。
実物のブロックはコンクリート製で、目が粗い。
粗い砂利を入れないモルタルで作れば、ミニチ . . . 本文を読む
友人Vの亡父君が未使用のまま遺していったコンクリートブロックを数えたら、
300個も有った。
私が陶芸用の窯を入手するとして、それを置くための小屋を作るために
充分な個数である。
いったいV父は何を作ろうとしていたのだろう。
当初は、コンクリートブロックを腰くらいの高さまで積んで、
その上は木材で作るつもりでいた。
しかし、ブロックがたくさん有るので、壁面は全部ブロックで作れる。
換気口を開け . . . 本文を読む