![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/0f/c9955168f35ad253af6810504b2af769.jpg)
我が家のビワの木が実を付けるようになって何年か経つ。
桃栗三年柿八年 枇杷は九年にして生らず
とかなんとか言うんだっけ。
躑躅の植え込みの中から枇杷が頭を出して伸びてきた頃には、
3年目くらいになっていたのではないかと思う。
最初の年の実は素晴らしく甘かった。
実は小さいが、味は濃く、感動が有った。
その後、実が小さい上に味が薄く、
水分を取るにも物足りないし、種は大きい
という、なんともならないものが生った。
枇杷の南側に、アホのように成長するニワトコが有り、
その南側にはアホのように伸びきって黒々と、椿と金木犀とシロダモが繁っているのだ。
そりゃあこんなに日当たりが悪くっちゃあ、良い実の付くわけが無い。
毎年ニワトコをばっさばっさ切っているし、
去年からはシロダモも椿も金木犀も切っている。
来年のビワは旨いものが食べたい。
※
間引きをする。
ビワの花は、上向きの三角形の房になる。
小さな白い花がこんもりと集まって咲く。
これをそのまんまにしておくと、好きなだけ実になる。
しかし、小さい。
調べてみると、蕾のうちと、花が終わって実になる頃の2回、
間引きをすると、大きく味の良い実になるようだ。ふむ。
枇杷の木の枝はやわらかい。
細い枝には乗れない。
そのかわり、遠くに伸びている枝も、
たわめて手元に引っ張ってくることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e3/4fda8478584589f22f1c48015f0f9608.jpg)
三角の花房の、上と下の部分を摘み取る。
いろいろやってみて分かったが、
花房を上からすっぽりと掴んで握れば、
下のほうがモゲて、その手を離す前に上をつまめば上部がモゲる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/72/4c2959fc8854927ec727c29028731b81.jpg)
木に登ってみると、今年は去年よりも花が多いように思った。
木の上で蕾を摘む作業を、何十分もやっていただろうか。
こりゃたいへん。
蕾は薄茶色の粉にまみれているので、私も粉まみれになる。
中にはもう開花している房も有る。
甘い香りがする。いい。
花房の時点で、軸の太いものが、将来、大きな実になるんじゃないだろうか。
と、思いつつ、無造作にどんどん摘んでゆく。
※
雨あがりの夜、犬の散歩に出た。
暗い中、突然、甘く澄んだ匂いに包まれた。
ヒイラギの花だ。
暗い道に、大きい柊の木があり、なお暗い。
年老いた柊の木全体に、花が付いて、咲いて、香っている。
※
秋が終わり、冬が来る。
桃栗三年柿八年 枇杷は九年にして生らず
とかなんとか言うんだっけ。
躑躅の植え込みの中から枇杷が頭を出して伸びてきた頃には、
3年目くらいになっていたのではないかと思う。
最初の年の実は素晴らしく甘かった。
実は小さいが、味は濃く、感動が有った。
その後、実が小さい上に味が薄く、
水分を取るにも物足りないし、種は大きい
という、なんともならないものが生った。
枇杷の南側に、アホのように成長するニワトコが有り、
その南側にはアホのように伸びきって黒々と、椿と金木犀とシロダモが繁っているのだ。
そりゃあこんなに日当たりが悪くっちゃあ、良い実の付くわけが無い。
毎年ニワトコをばっさばっさ切っているし、
去年からはシロダモも椿も金木犀も切っている。
来年のビワは旨いものが食べたい。
※
間引きをする。
ビワの花は、上向きの三角形の房になる。
小さな白い花がこんもりと集まって咲く。
これをそのまんまにしておくと、好きなだけ実になる。
しかし、小さい。
調べてみると、蕾のうちと、花が終わって実になる頃の2回、
間引きをすると、大きく味の良い実になるようだ。ふむ。
枇杷の木の枝はやわらかい。
細い枝には乗れない。
そのかわり、遠くに伸びている枝も、
たわめて手元に引っ張ってくることができる。
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三角の花房の、上と下の部分を摘み取る。
いろいろやってみて分かったが、
花房を上からすっぽりと掴んで握れば、
下のほうがモゲて、その手を離す前に上をつまめば上部がモゲる。
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木に登ってみると、今年は去年よりも花が多いように思った。
木の上で蕾を摘む作業を、何十分もやっていただろうか。
こりゃたいへん。
蕾は薄茶色の粉にまみれているので、私も粉まみれになる。
中にはもう開花している房も有る。
甘い香りがする。いい。
花房の時点で、軸の太いものが、将来、大きな実になるんじゃないだろうか。
と、思いつつ、無造作にどんどん摘んでゆく。
※
雨あがりの夜、犬の散歩に出た。
暗い中、突然、甘く澄んだ匂いに包まれた。
ヒイラギの花だ。
暗い道に、大きい柊の木があり、なお暗い。
年老いた柊の木全体に、花が付いて、咲いて、香っている。
※
秋が終わり、冬が来る。
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