近所の桜の木の根方に、大きなキノコが毎年生える。
サルノコシカケ、という総称しか知らない。
※
我が家の門先の桜にも、サルノコシカケが生える。
お隣の家に来ていたシルバー人材センターのおじいが、
「漢方になるんだよ。高く売れるよ。ひゃっひゃっひゃ」と
言っていた。
「ありゃりゃ、じゃあ毎年儲かっちゃう。ひゃっひゃっひゃ」と返事しておいたが、
サルノコシカケなら何でも霊芝(レイシ)になるわけも . . . 本文を読む
[あらすじ] 人体の状態を一定に保つために、自律神経は
自分の意志に関わらず、自動的に働く。
自分では意識しないうちに、体温や血圧などを調整してくれている。
ただし、自分の意志で自律神経を動かす方法が一つだけ有る。
呼吸だ。
私たちが意識しない陰で、自律神経は常に働いてくれている。
そんな自律神経も、緊張が続いたりすると、
調子が悪くなって、反応が鈍くなったり、過剰に働いてしまったりする時が有 . . . 本文を読む
自分の心身を楽にするためには、自分で何かするのが一番効き目が有るよ。誰かに勧められるがままに何かの施術を受けたりするよりも、自分で調べて自分で選んで行くのが一番。だけど、ひとの勧めてくれることはじゃんじゃん試してみるのも良いよ。拒んでしまうよりは、あれこれやってみるほうがチャンスは多い。っていうことにしないと、私がこれからお勧めすることを試してもらえないもんね。※「肩がこってしょうがないんです。ど . . . 本文を読む
10日ほど前に、小さな地震が有った。
我が家の辺りは震度3という報道であったが、
そんなに有ったか?と思うくらい、かすかな揺れだった。
部屋の隅の本棚が、少し軋んだだろうか。
それを、ビビり虫である我が犬ウーゴくんは、気にした。
気にし続けた。
その日から、部屋で落ち着かない。
落ち着かず、玄関に行ってはおすわりしていたりする。
名前を呼ぶと、室内に戻って来る。
けれど、すぐにまた玄関に行って . . . 本文を読む
昨年、髪の毛を切って刈って剃った。
丸々と剃ったのは11月9日だった。
丸一年経ったなあ。
その日の写真を一枚。
初めて剃ってみると、
頭は意外とブツブツだらけで、
剃刀負けだらけになってしまった。
ツルツルに剃ろうと剃れば剃るほど血がにじんだ。
坊さん役を演じるためには、
まず期間をかけて頭皮の手入れをしっかりしないと、
きれいな剃髪姿は撮影できないものだ、と思う。 . . . 本文を読む
[あらすじ] 庭の端に並べて植えてある珊瑚樹が、
年老いている。
上端ばかりに枝葉が付いてひどくアンバランスだ。
半分枯れた様子のものも有る。
倒れる前に伐るべし。
6本くらいの珊瑚樹を、伐り終えた。
5メートルくらいになっていたものを、3メートルに切った。
表面から見て半分枯れているものは、根元から伐った。
断面を見たら、本当に半分枯れていた。
危なかった。
こういう状態だと、切ってい . . . 本文を読む
[あらすじ] 庭の落花生を掘った。塩茹でにした。食った。旨かった。地面の下で育った豆を引き出すために、大きく土を掘り起こす。シャベルをグッと踏み入れて、土を起こす。と、飴色のものがテラッと見える。意外なものが掘れてしまった。蝉の幼虫だ。いつからここにいたのだろう。ここは昨年もずいぶん掘り返して耕した場所だ。まだ何年か土の中で暮らすのだろうか。落花生と質感が違って良かった。でも大きさや形がよく似てい . . . 本文を読む
ピーナッツは塩茹でが旨い。
採れたてのを塩茹でするのが格別である。
近所の農家の直売に出ていたら、すぐに買う。
タイミング良く見付けて買えるのは、2回くらいのものだ。
もっと食べたい。旨いから。
だったら作るしか無いじゃないの。
※
種を買って、蒔いたのはいつだったか。
やけに黄色い花が咲いたのはいつだったか。
後から知ったのだが、掘りどきは開花から何日目かというのが
一つの基準になる . . . 本文を読む
[あらすじ] 庭の南端に並んでいる珊瑚樹を、低く伐り詰める。
引っ越してきてすぐに植えたはずの木なので、だいぶ古い。
引っ越してきて、というのが既に48年前である。
植えた時にはどれくらいの高さ、何歳の木だったのだろう。
私自身がちっぽけな五歳だったので、分からない。
※
よく見たら、幹の下のほうまで、ひび割れが有る。
これは危ない。
隣家との間のブロック塀は、ほんの3段ほどと低い。
木が折 . . . 本文を読む
[あらすじ] 高く伸び過ぎた庭木をどんどん伐っている。
今年、庭で野菜を作り始めた。
すると、庭の日当たりが足りなく感じ始めた。
夏の暑いのがイヤなので、日陰を作っていたのだが、
どうも日陰が多い過ぎる。
あと、南隣の家との間には、目隠しのために
木を高く伸ばしている。
隣家の2階の北端にトイレが有る。
私は子どもの頃、隣家に何度も遊びに行ったので知っているのだが、
南北の廊下の北の突き当り . . . 本文を読む
庭の南端に、珊瑚樹を並べて植えてある。
引っ越してきてすぐに植えたものだ。
防火にも良いとされている。
この辺りの木が混んでいる。
庭は暗くなるし、木は余計に上へ上へと伸びてしまう。
昨冬くらいから、せっせと切っている。
しかし、ちょっと切ったくらいだと一年ですぐに元通りになる。
低くするつもりなら、自分でギョッとするくらい切り込まねばならない。
切った所から更に伸びることを計算に入れて、低く . . . 本文を読む
昨日だったか、
気付いたら、サフランが咲いていた。
まだ咲いていないものは、つぼみも出ていないような様子だ。
タイミングの個体差が大きいな。
庭の日当たりが良くないせいだろうか。
咲いたものは雄しべを採って、染色に使おう。
割り箸で摘まんで引っ張って摘み取るべし。
※
いや、ちょっと待て。
黄色いしべのほうが花粉をたくわえている。
そっちが雄しべだ。
赤いのは雌しべだな。間違っていた . . . 本文を読む
毎月一日には法螺を吹くと称してウソっぱちを書いているよ。
ウチの近所には、交通巡査の形の人形は、無い。
無いと思っている。
もしかすると、有るのだけれど、
ずーっと有るもんだから、すっかり意識しなくなっているのかもしれない。
子どもの頃、あちこちにアノ人形を見かけるようになった時には興奮したものだ。
そのうち人形は人形でなくなった。
人形ほどのリアルさが無くても、運転者が「警官だ」と認識すりゃ . . . 本文を読む
交通取り締まりをブッチ切った。
ウチの近所に、警察官のお人形さんが立っている所が有る。
最近見なくなったよねー、なんて言っていたら、
数年前、新しく立ったのだ。
立った?
自分で立ったみたいな表現になってしまったな。
立てられた、というほうが正確か。
白バイ隊員のような服装である。
白いヘルメットをかぶって、ブーツを履いて、
水色みたいな青のツナギの制服を着て、
反射材のハーネス?を着けてい . . . 本文を読む