犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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落花生を掘る

2022年11月07日 | うつろい
ピーナッツは塩茹でが旨い。

採れたてのを塩茹でするのが格別である。
近所の農家の直売に出ていたら、すぐに買う。

タイミング良く見付けて買えるのは、2回くらいのものだ。
もっと食べたい。旨いから。

だったら作るしか無いじゃないの。



種を買って、蒔いたのはいつだったか。
やけに黄色い花が咲いたのはいつだったか。

後から知ったのだが、掘りどきは開花から何日目かというのが
一つの基準になる。
記録しておきませんとね。

地上の葉が少し黄ばんできたくらいで、試し掘りをする。
商品として見る、いわゆるピーナッツの形をしているものも有るが、
まだ田舎の雛人形みたいな形のものも多い。

網目が出ているものだけ摘んで、あとは埋め直す。

そうやって、試し掘りをしては少しだけ採って、
茹でて食べていた。



今日は5株ほどまとめて掘った。

落花生という名の通り、花が地面に降りて、
土の中に豆ができる。
イモみたいだ。

葉をかき分けて、どこに実が降りているか見極める。
そして、その外側にシャベルを深く入れる。
そうやって、周囲から土を掘り起こす。

土をすっかりやわらかく掘り起こしたら、
全体を引き抜く。
ゾロゾロと豆が出てくる。

たまに、柄が切れて豆が土のほうに残ることも有る。
たまに、ね。



豆科の植物の根っ子には、粒ができる。
中に菌が棲んでいる。
その名も根粒菌。


こいつが、窒素同化してくれる。
だから、掘り起こして抜いた後に、根っこを土に戻して鋤き込む。
土が肥える。



まだ温かいうちが旨い。
殻を噛み割ると、落花生味の汁が出てきて、これが旨い旨い。

未熟な豆は、殻ごと食える。
殻の内側がやわらかく寝床のようになっていて、ここんところが旨いのだろう。



まだ何株か有るので、今度掘った分からは種を取って、
来年また作ろう。
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