家を購入するお施主様は、大金をそのために投資します。
その多くの方々は、住宅ローンを使用することになります。
工務店の業界では、お施主様をエンドユーザー、工務店をサブユーザーと言います。
このエンドユーザー(お施主様)とサブユーザー(工務店)の間には、販売代理店があり、そこに資材を納めるメーカーがあります。
家づくりの代金は、エンドユーザーからサブユーザーに。
そのサブユーザーから販売代理店に。販売代理店からメーカーへと支払いが行われます。
財政的に強くないエンドユーザーは、この時点で一番の権力者であり、サブユーザーに指図が出来ます。次はサブユーザーで、販売代理店に強い姿勢でいられます。
その販売代理店は、メーカーに対して我儘に振る舞う輩もいるようです。
このように順序付けると資金力のあるメーカーが一番弱い立場にも見えて来ます。
住宅産業の歪んだ現状を垣間見えます。発注者は、サブユーザーの選択権があります。
サブユーザーは販売代理店とメーカーを選択する権限を持っています。
販売代理店もメーカーを選択します。
家づくりの計画、施工の段階では大資本力の持つメーカーが選択される側になります。
実際の財力は、メーカー、販売代理店、サブユーザー、エンドユーザーの順なのですが。
家づくりでは、この一時期の順序が大きな勘違いとなる場合が多いようです。
私達は、この順序を並列にすることで家づくりを幸せづくりにする実践を行っています。
今日は、ファース工法専用部材メーカーで構成する協力会(FMA)の三役会を兼ね、現在北斗市で施工中の最新型「ファースの家Q値0.75」視察を。現場は塗壁の仕上げ中です。
左から会長の山本部長(クラボウ)、副会長の安藤副本部長(協立エアテック)、私の右が事務局長の伊藤部長(富士シリシア化学)の三役です。
私達ファース・グループは、常にお施主様、工務店、販売代理店、メーカーが目線を同じすることを理念にそえています。さて、今日も真冬日の北斗市でした。

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